2020年10月12日、日産自動車(以下、日産)はLクラス ミニバンのエルグランドをマイナーチェンジして発売したと発表した。
カスタムカーの「AUTECH」も新たに設定
エルグランドは、日産のLクラス ミニバンだ。現行型は2010年に発売された3代目だから、最近のクルマとしてはかなりのロングセラーだ。日産では2010年9月からマイナーチェンジに先駆けて特設Webサイトをオープンしていたが、今回、マイナーチェンジが発表された。
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まずエクステリアでは、繊細な作り込みで力強さに磨きをかけたという大型化されたフロントグリルが目をひく。グリルのカラーは、漆黒の「ブラッククローム」と高級感のあるエレガントな「サテンクローム」を設定。ボディカラーは、新色のピュアホワイトパール、ミッドナイトブラック、ディープクリムゾンなど、2トーンを含む全5色をラインアップしている。
インテリアでは、インパネからドアトリムにかけて水平基調のデザインとしてワイドな広がり感を演出している。インパネ中央上部にはピアノブラックでまとめた10インチの大型ディスプレイを配し、先進感とプレミアム感のあるものとしている。
シート地も連続したキルティングパターンに変更され、高級かつモダンな印象に仕上げられている。2列目には中折れ機能を備えたキャプテンシートを採用し、角度調整可能なアームレストや折りたたみ式シートサイドテーブル、大型オットマンなども装備して、リビングにいるような快適な室内空間を実現している。
先進安全技術では、前方を走行する2台前の車両を検知して、急な減速などで自車の回避操作が必要と判断した場合には、警報によってドライバーに注意を促す「インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)」をはじめとした、以下のような「360度セーフティアシスト」を全車に標準装備している。
■360度セーフティアシストの装備
●インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)
●ハイビームアシスト
●インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)/LDW(車線逸脱警報)
●標識検知機能
●踏み間違い衝突防止アシスト
●インテリジェント エマージェンシーブレーキ
●インテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)/BSW(後側方車両検知警報)
●RCTA(後退時車両検知警報)
パワーユニットは、2.5L 直4と3.5L V6の2種のガソリンエンジンで、組み合わされるトランスミッションは、いずれもエクストロニックCVTーM6。駆動方式は、2WD(FF)と4WDが設定される。乗車定員はグレードにもよるが、7人乗りと8人乗りが設定されている。パワートレーンなどのスペックは、マイナーチェンジ前と変更はない。
主な車両価格(税込)は、2.5L 直4が250ハイウェイスターS(2WD)の369万4900円~250ハイウェイスター プレミアム アーバンクロム(4WD)の495万5500円。3.5LV6が350ハイウェイスター(2WD)の447万8100円~350ハイウェイスター プレミアム アーバンクロム(4WD)の556万500円となっている。
また、日産の関連会社であるオーテックジャパンは、エルグランドのマイナーチェンジにあわせて、カスタムカーの「AUTECH(オーテック)」を新たに設定するとともに、福祉車両「ライフケアビークル」シリーズとエグゼクティブ向けの特別仕様車「VIP」をマイナーチェンジし、「AUTECH」は11月9日より、また、「ライフケアビークル」シリーズ、と「VIP」は10月12日より発売する。
エルグランド「AUTECH」は、350ハイウェイスターもしくは250ハイウェイスターSをベースに、エクステリアではダーククロームのフロントグリルや、メタル調フィニッシュの専用パーツを採用。インテリアでは、上質な本革と厚みのあるキルティングで仕立てたシートをはじめ、ステアリング、ドアトリム、シフトノブにブルーステッチを施すなど、スポーティでありながら高級感の漂うスタイリングが特徴だ。
主な車両価格(税込)は、オーテックが2.5L/2WDの478万600円~3.5L/4WDの571万7800円。VIPは、3列仕様車(3.5L/2WD/定員7名)の596万5300円~2列仕様車(3.5L/4WD/定員4名)の789万300円となっている。
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みんなのコメント
魅力を感じない。
前がセレナオーテック風になっただけで後ろは変わった?のか?
何がどのくらいどう変わったのか?
値段が安い訳でもないし燃費がいい訳でもないし、性能も大して変わっていなそうだし…オデッセイもそうだけど本気でつくっているようには思えないんだよなあ。
オラオラアルベルには
勝てない