現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ホンダ ZR-V【3分で読める国産車解説/2023年現行モデル】

ここから本文です

ホンダ ZR-V【3分で読める国産車解説/2023年現行モデル】

掲載 4
ホンダ ZR-V【3分で読める国産車解説/2023年現行モデル】

ホンダ ZR-V(HONDA ZR-V)
現行モデル発表日:2022年11月17日
車両価格:293万2600円~410万3000円

オススメは軽快な走りを見せるe:HEVのFWDモデル
国内では、ヴェゼルよりも上のクラスになるのがホンダ ZR-Vである。ベースとなったシビックはとても完成度が高く、いいクルマなので、ZR-Vにも大きく期待していたのだが、結論から先に言えば、それが裏切られることはなかった。

ホンダが新型SUVの「ZR-V」を2023年4月に発売と発表。開発コンセプトは「異彩解放」

試乗したのは、ホンダ独自のハイブリッドシステムを搭載したZR-V e:HEV ZのFFモデル。搭載するのが2L直4 直噴エンジンということもあり、キビキビとしたホンダらしい走りが味わえ、このあたりにも開発者の強いこだわりが感じられた。走り出しからスマートかつスムーズな所作で速度を乗せていくところも好印象だ。

ドライブモードは、NORMAL/SPORT/ECON/SNOWの4つが用意される。ワインディングロードを積極的に走るためにSPORTを選んだ。ただそんな時はエンジンサウンドはもう少し刺激的でもいいかもと感じられた。

モーターとエンジンはそれぞれ得意分野があり、たとえば街中などの低速域はモーター、そして高速道路はエンジンで走る方が効率がいい。そこで、これらふたつの動力源を上手に協調させたのがホンダのe:HEVなのである。

このシステムは、バッテリーからの電気でモーターを駆動する「EV」、エンジンの力で発電した電力でモーターを駆動する「ハイブリッド」、エンジンとタイヤを直結する「エンジン」の各モードがあり、それらが違和感なくとてもスムーズに切り替わる。

東京近郊を2時間ほど走ったが、もう少しモーターの出番、つまりEV走行できる領域が多くてもいいと感じた。そのあたりを開発者に訊くと、「それで大きなバッテリーを積んで運動性能がスポイルされてはホンダらしい走りができない」ということである。つまり、これが最適解ということだ。

ハイブリッドは、このクラスではとても贅沢な発電用と駆動用を搭載する2モーター ハイブリッドシステムである。また減速の度合いの強さはメタル製減速セレクターと呼ばれるパドルで4段階から選べる。

このZR-Vには、FFと4WDが用意されている。降雪地域であればぜひ4WDを選びたいが、それ以外の地域では軽快なFFがお勧めである。

ホンダ ZR-V e:HEV Z 主要諸元


●エンジン:2L 直4 DOHC+モーター
●総排気量:1993cc
●エンジン最高出力:104kW(141ps)/6000rpm
●エンジン最大トルク:182Nm(18.6kgm)/4500rpm
●モーター最高出力:135kW(184ps)/5000-6000rpm
●モーター最大トルク:315Nm(32.1kgm)/0-2000rpm
●駆動方式:横置きFF
●サスペンション形式:前ストラット、後マルチリンク
●タイヤサイズ:225/45R18
●車両価格:388万3000円

[ アルバム : ホンダ ZR-V はオリジナルサイトでご覧ください ]

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

アキュラIMSA車両ドライブしたフェルスタッペン、デイトナ24時間は出ないの?「出るには十分な準備をしたいけど、今は不可能だ」
アキュラIMSA車両ドライブしたフェルスタッペン、デイトナ24時間は出ないの?「出るには十分な準備をしたいけど、今は不可能だ」
motorsport.com 日本版
約183万円! 三菱「新型“5ドア”軽SUV」発表に反響多数! 「走りがいい」「好き」の声!半丸目もカッコイイ「ミニ」が話題に
約183万円! 三菱「新型“5ドア”軽SUV」発表に反響多数! 「走りがいい」「好き」の声!半丸目もカッコイイ「ミニ」が話題に
くるまのニュース
新車99万円! ダイハツ「“最安”ワゴン」どんな人が買う? イチバン安い「国産乗用車」は装備が十分! 超お手頃な「ミライース」支持するユーザー層とは
新車99万円! ダイハツ「“最安”ワゴン」どんな人が買う? イチバン安い「国産乗用車」は装備が十分! 超お手頃な「ミライース」支持するユーザー層とは
くるまのニュース
2025年は赤・黄・黒の3色 スズキ「V-STROM 250SX」2025年モデル発売
2025年は赤・黄・黒の3色 スズキ「V-STROM 250SX」2025年モデル発売
バイクのニュース
「高いのはしゃーない」光岡の55周年記念車『M55』、800万円超の価格もファン納得の理由
「高いのはしゃーない」光岡の55周年記念車『M55』、800万円超の価格もファン納得の理由
レスポンス
KTM1390スーパーデュークGT発表!カテゴリーで最も過激なスポーツツアラーを標榜するGTが1390系エンジンでバージョンアップ
KTM1390スーパーデュークGT発表!カテゴリーで最も過激なスポーツツアラーを標榜するGTが1390系エンジンでバージョンアップ
モーサイ
新しい2.2Lディーゼルエンジンと8速ATを搭載したいすゞ「D-MAX」および「MU-X」がタイでデビュー
新しい2.2Lディーゼルエンジンと8速ATを搭載したいすゞ「D-MAX」および「MU-X」がタイでデビュー
カー・アンド・ドライバー
新型「メルセデスCLA」のプロトタイプに試乗!次世代のメルセデス製電気自動車の実力やいかに?
新型「メルセデスCLA」のプロトタイプに試乗!次世代のメルセデス製電気自動車の実力やいかに?
AutoBild Japan
紀伊半島の「最南端」に大変化!? 無料の高速「串本太地道路」工事進行中! 関西エリアの交通を一変する「巨大ネットワーク計画」とは
紀伊半島の「最南端」に大変化!? 無料の高速「串本太地道路」工事進行中! 関西エリアの交通を一変する「巨大ネットワーク計画」とは
くるまのニュース
ホンダ、栃木県とスポーツ振興協定を締結…ラグビーとソフトボールで地域活性化へ
ホンダ、栃木県とスポーツ振興協定を締結…ラグビーとソフトボールで地域活性化へ
レスポンス
軍用車マニアはたまらない!? 大戦中の1942年に製造された“フォード製ジープ”をオークションで発見 フォード「GPW」ってどんなクルマ?
軍用車マニアはたまらない!? 大戦中の1942年に製造された“フォード製ジープ”をオークションで発見 フォード「GPW」ってどんなクルマ?
VAGUE
ズボラ派にもバス&タクシーにもうってつけ! 洗車後の拭き取りをサボれる純水洗車にメリットしかなかった
ズボラ派にもバス&タクシーにもうってつけ! 洗車後の拭き取りをサボれる純水洗車にメリットしかなかった
WEB CARTOP
スズキが新型「ソリオ」1月発表!? “迫力顔&先進機能”採用!? 既に予約した人も!? 何が変わった? 販売店に寄せられた声とは
スズキが新型「ソリオ」1月発表!? “迫力顔&先進機能”採用!? 既に予約した人も!? 何が変わった? 販売店に寄せられた声とは
くるまのニュース
カワサキ「Z2」エンジン お気楽過ぎる「丸塗り」では後々後悔 可能な限り緻密なマスキングを目指す!! ~日本の至宝「空冷4発」を未来へ継承~Vol.23
カワサキ「Z2」エンジン お気楽過ぎる「丸塗り」では後々後悔 可能な限り緻密なマスキングを目指す!! ~日本の至宝「空冷4発」を未来へ継承~Vol.23
バイクのニュース
[DSP大全]「位相」を合わせられれば、“一体感のあるサウンド”を獲得可能!
[DSP大全]「位相」を合わせられれば、“一体感のあるサウンド”を獲得可能!
レスポンス
ノリス、ラスベガス初日は上位タイムも低グリップに手を焼く「市販車の方が速い気がする……」燃料多載での走行にはまだ課題も?
ノリス、ラスベガス初日は上位タイムも低グリップに手を焼く「市販車の方が速い気がする……」燃料多載での走行にはまだ課題も?
motorsport.com 日本版
アドベンチャーツアラー「V-STROM 250SX」が色変更!新設定「ソノマレッドメタリック」の鮮やかな赤が眩しい!   
アドベンチャーツアラー「V-STROM 250SX」が色変更!新設定「ソノマレッドメタリック」の鮮やかな赤が眩しい!   
モーサイ
初代日産リーフは「普通に乗れる」電気自動車だった【10年ひと昔の新車】
初代日産リーフは「普通に乗れる」電気自動車だった【10年ひと昔の新車】
Webモーターマガジン

みんなのコメント

4件
  • 本来CRVの価格帯なのに格下感があるせいで割高に感じちゃうよ
    この価格だとRAV4、ハリアー、エクストレイル、フォレスター
    個性の強い面々が何でも買えちゃうからねぇ
    ヴェゼルが強気な価格だから、この価格にしないとあかんのだろうけど・・・
  • ホンダにこんな車があったんだ!
    っと思わせるほど街なかで見ることがない。
    売れてるのか?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村