ホンダ ZR-V(HONDA ZR-V)
現行モデル発表日:2022年11月17日
車両価格:293万2600円~410万3000円
オススメは軽快な走りを見せるe:HEVのFWDモデル
国内では、ヴェゼルよりも上のクラスになるのがホンダ ZR-Vである。ベースとなったシビックはとても完成度が高く、いいクルマなので、ZR-Vにも大きく期待していたのだが、結論から先に言えば、それが裏切られることはなかった。
ホンダが新型SUVの「ZR-V」を2023年4月に発売と発表。開発コンセプトは「異彩解放」
試乗したのは、ホンダ独自のハイブリッドシステムを搭載したZR-V e:HEV ZのFFモデル。搭載するのが2L直4 直噴エンジンということもあり、キビキビとしたホンダらしい走りが味わえ、このあたりにも開発者の強いこだわりが感じられた。走り出しからスマートかつスムーズな所作で速度を乗せていくところも好印象だ。
ドライブモードは、NORMAL/SPORT/ECON/SNOWの4つが用意される。ワインディングロードを積極的に走るためにSPORTを選んだ。ただそんな時はエンジンサウンドはもう少し刺激的でもいいかもと感じられた。
モーターとエンジンはそれぞれ得意分野があり、たとえば街中などの低速域はモーター、そして高速道路はエンジンで走る方が効率がいい。そこで、これらふたつの動力源を上手に協調させたのがホンダのe:HEVなのである。
このシステムは、バッテリーからの電気でモーターを駆動する「EV」、エンジンの力で発電した電力でモーターを駆動する「ハイブリッド」、エンジンとタイヤを直結する「エンジン」の各モードがあり、それらが違和感なくとてもスムーズに切り替わる。
東京近郊を2時間ほど走ったが、もう少しモーターの出番、つまりEV走行できる領域が多くてもいいと感じた。そのあたりを開発者に訊くと、「それで大きなバッテリーを積んで運動性能がスポイルされてはホンダらしい走りができない」ということである。つまり、これが最適解ということだ。
ハイブリッドは、このクラスではとても贅沢な発電用と駆動用を搭載する2モーター ハイブリッドシステムである。また減速の度合いの強さはメタル製減速セレクターと呼ばれるパドルで4段階から選べる。
このZR-Vには、FFと4WDが用意されている。降雪地域であればぜひ4WDを選びたいが、それ以外の地域では軽快なFFがお勧めである。
ホンダ ZR-V e:HEV Z 主要諸元
●エンジン:2L 直4 DOHC+モーター
●総排気量:1993cc
●エンジン最高出力:104kW(141ps)/6000rpm
●エンジン最大トルク:182Nm(18.6kgm)/4500rpm
●モーター最高出力:135kW(184ps)/5000-6000rpm
●モーター最大トルク:315Nm(32.1kgm)/0-2000rpm
●駆動方式:横置きFF
●サスペンション形式:前ストラット、後マルチリンク
●タイヤサイズ:225/45R18
●車両価格:388万3000円
[ アルバム : ホンダ ZR-V はオリジナルサイトでご覧ください ]
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
日産の「和製スーパーカー」!? 斬新「3人乗り」仕様&目がバグる「幅狭」仕様! “後輪駆動”でめちゃ楽しそうな「ブレードグライダー」とは
[N-BOX]が[スペーシア]に負けるなんて…絶対王者 N-BOXに何が起こったのか!?!?!?
日産「“ミニ”ケンメリGT-R」実車展示に大反響! “全長3m級”ボディの「斬新スポーツカー」がスゴい! 幻の「ちびメリ」とは?
5速MT搭載! 三菱が新型「軽トラック」を発表! ワイルドな「角張りボディ」採用した商用モデル「新型ミニキャブ」に反響続々!
異形の新型「“完全フルオープン“スポーツカー」初公開に反響多数!?「もはやF1マシン」「美しすぎる」 爆速2シーター「ピュアスポーツ」”地中海の宝石”に登場
みんなのコメント
この価格だとRAV4、ハリアー、エクストレイル、フォレスター
個性の強い面々が何でも買えちゃうからねぇ
ヴェゼルが強気な価格だから、この価格にしないとあかんのだろうけど・・・
っと思わせるほど街なかで見ることがない。
売れてるのか?