現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 【長期レポート】ジープ コンパスの気になるコンディションと、搭載エンジン「タイガーシャーク」の安心感

ここから本文です

【長期レポート】ジープ コンパスの気になるコンディションと、搭載エンジン「タイガーシャーク」の安心感

掲載
【長期レポート】ジープ コンパスの気になるコンディションと、搭載エンジン「タイガーシャーク」の安心感

クルマは長く乗れば乗るほど見えてくるものがある。これまでMotor Magazine誌で掲載した長期レポート車ジープ コンパスを紹介していこう。MMコンパス号は変わらず、快調をキープしている。ただ流石に、そろそろスタッドレスタイヤは交換していいと思う。(Motor Magazine 2022年6月号より)

車載用掃除機で室内もきれいに
花粉が舞い散る季節になり、MMコンパス号のブライトホワイトC/C(クリアコート)のボディにも、ちょっと油断しているとすぐに汚れが目立つようになってきた。ただ、担当者の性分として可能な限りいつもきれいな状態で活躍してもらいたいと考えている。それゆえ、給油を行う際にはできるだけ洗車もセットで行うことが多い。そのおかげもあり、自画自賛となるがMMコンパス号の状態はなかなかのグッドコンディションにある。

ジープの新型SUV「コマンダー」が日本デビュー。グランドチェロキーは2列シートの標準ボディを設定

また内装については、気がついた時にすぐ掃除ができるようラゲッジルームに車載用掃除機を積載。12Vの電源ソケットにアダプターを差し込んで使用するタイプだが、ちょっと時間ができるとフロアマットの下やコンソールまわりの細かな汚れに掃除機をかけて汚れがひどくならないようにしている。

さらに、イグニションスイッチをオフにした時、目に入って気になるのがセンターディスプレイの表面についた指紋の跡だ。タッチ式なので仕方がないが、日常的に手袋をする習慣のない当方が何らかの操作をすれば、必ず指紋が付く。走行中は電源が入っているのでわからないが、システムをオフにするとなかなかに目立つ。それに気付いた場合は、もちろん車内に常備しているマイクロファイバークロスなどで表面をサッとなでて、痕跡を拭い去るのみだ。

今月は、取材で複数のBEVモデルのハンドルを握ることができた。どれもスムーズで静か、そして力強く、独特の転がり感がある。時代が変わるとは、こういうことを言うのか。新鮮な感覚で、そして何より快適だよなと、改めてBEVが備える魅力に気付かされたわけだ。しかし! だからといって、エンジン車に魅力がなくなってしまった、とも思わない。

BEVから降りて、MMコンパス号に乗り換える。エンジンスタートボタンを押すと、元気良く自然吸気2.4L直列4気筒の「タイガーシャーク」エンジンが目覚める。その瞬間、自分がホッとするというか、信頼できる安心感に包まれる気分になる。やっぱり「エンジンがあるっていいなぁ」と思ってしまう。時代錯誤? いや、そんな単純なことではない。

■第9回/2022年3月26日~4月21日(9カ月目)のデータ
・オドメーター:1万5928km
・走行距離:1608km
・給油量:151.2L
・実燃費:10.7km/L

ジープ コンパス リミテッド 主要諸元
●全長×全幅×全高:4420×1810×1640mm
●ホイールベース:2635mm
●車両重量:1600kg
●エンジン:直4 SOHCマルチエア
●総排気量:2359cc
●最高出力:129kW(175ps)/6400rpm
●最大トルク:229Nm/1700-3900rpm
●トランスミッション:9速AT
●駆動方式:4WD
●燃料・タンク容量:レギュラー・60L
●WLTCモード燃費:11.5km/L
●タイヤサイズ:225/55R18
●車両価格(税込):509万円(当時)

[ アルバム : ジープ コンパス リミテッド はオリジナルサイトでご覧ください ]

こんな記事も読まれています

「FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES」のアジアクロスカントリーラリー2024参戦マシンがテスト走行を実施! 総監督の哀川翔氏とドライバー川畑真人氏の意気込みとは?
「FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES」のアジアクロスカントリーラリー2024参戦マシンがテスト走行を実施! 総監督の哀川翔氏とドライバー川畑真人氏の意気込みとは?
くるまのニュース
日本らしさを全面に押し出したグラフィック! オージーケーカブトが自転車用ヘルメット「FLEX-AIR」に新色を追加
日本らしさを全面に押し出したグラフィック! オージーケーカブトが自転車用ヘルメット「FLEX-AIR」に新色を追加
バイクのニュース
先代[N-BOX]の中古車相場が約10万円アップ!? 新型登場も旧型が高騰するワケ
先代[N-BOX]の中古車相場が約10万円アップ!? 新型登場も旧型が高騰するワケ
ベストカーWeb
発売前は「AE86の再来」と期待されたトヨタ「アルテッツァ」は残念な1台でした…というのは昔の話。現在では中古価格が上昇中です
発売前は「AE86の再来」と期待されたトヨタ「アルテッツァ」は残念な1台でした…というのは昔の話。現在では中古価格が上昇中です
Auto Messe Web
伊藤かずえの愛車は「もう1台」ある!? “30年以上”乗り続ける「シーマ」以外のクルマに「驚きの声」! 6か月点検の様子に反響集まる
伊藤かずえの愛車は「もう1台」ある!? “30年以上”乗り続ける「シーマ」以外のクルマに「驚きの声」! 6か月点検の様子に反響集まる
くるまのニュース
中国吉利の主力セダン『エムグランド』、世界販売386万台…現行型はEVやPHEVも設定
中国吉利の主力セダン『エムグランド』、世界販売386万台…現行型はEVやPHEVも設定
レスポンス
え、そんな大変なことになるの….. エンジンに重大なダメージを与えかねえない[ノッキング]の恐怖!!
え、そんな大変なことになるの….. エンジンに重大なダメージを与えかねえない[ノッキング]の恐怖!!
ベストカーWeb
【MotoGP】ヤマハ、オランダGPで新型エンジンを投入。クアルタラロとリンス改善実感もTTアッセンでは効果控えめ?
【MotoGP】ヤマハ、オランダGPで新型エンジンを投入。クアルタラロとリンス改善実感もTTアッセンでは効果控えめ?
motorsport.com 日本版
えっ、雨の日は死傷事故が4倍!? よく聞く「ハイドロプレーニング現象」って何? スリップして事故らないために気をつけるべきポイントとは
えっ、雨の日は死傷事故が4倍!? よく聞く「ハイドロプレーニング現象」って何? スリップして事故らないために気をつけるべきポイントとは
VAGUE
ウイリアムズF1が新体制を発表。アルピーヌの元幹部など、ライバルチームから多数の人材を採用
ウイリアムズF1が新体制を発表。アルピーヌの元幹部など、ライバルチームから多数の人材を採用
AUTOSPORT web
セドリック・グロリア、この2台体制が贅沢過ぎてたまらん!! てかセドグロってやっぱY32が一番じゃん!?!?
セドリック・グロリア、この2台体制が贅沢過ぎてたまらん!! てかセドグロってやっぱY32が一番じゃん!?!?
ベストカーWeb
クロカンSUVがもつもうひとつのシフトレバー! 副変速機って何? トランスファーと何が違う?
クロカンSUVがもつもうひとつのシフトレバー! 副変速機って何? トランスファーと何が違う?
WEB CARTOP
ステランティス 国内ラストとなるシトロエンC3を発売
ステランティス 国内ラストとなるシトロエンC3を発売
Auto Prove
「バス専用マス」に停めないで… 高速バス「休憩」の死活問題 空いてるエリアに行け?難しいんです
「バス専用マス」に停めないで… 高速バス「休憩」の死活問題 空いてるエリアに行け?難しいんです
乗りものニュース
外環道や圏央道……[シールドトンネル工事]で重大事故が多発しているのはなぜなのか?【清水草一の道路ニュース】
外環道や圏央道……[シールドトンネル工事]で重大事故が多発しているのはなぜなのか?【清水草一の道路ニュース】
ベストカーWeb
日産 インフィニティ フラッグシップSUV 「QX80」を発表
日産 インフィニティ フラッグシップSUV 「QX80」を発表
Auto Prove
マツダ新型「スポーティ“セダン”」初公開!? 迫力エアロの「BP-07」!  精悍リアスポも超カッコイイ「マツダ3」登場へ
マツダ新型「スポーティ“セダン”」初公開!? 迫力エアロの「BP-07」! 精悍リアスポも超カッコイイ「マツダ3」登場へ
くるまのニュース
何度乗っても良いバイク! BMW Motorradの『G310R』に試乗するよ!~高梨はづきのきおくきろく。~
何度乗っても良いバイク! BMW Motorradの『G310R』に試乗するよ!~高梨はづきのきおくきろく。~
バイクのニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

419.0545.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

53.7510.8万円

中古車を検索
コンパスの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

419.0545.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

53.7510.8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村