■ド迫力ボディの新型「ヴァリアント」発表
2024年6月26日にアストンマーティンは、新型スポーツカー「Valiant(ヴァリアント)」を世界初公開しました。
【画像】超カッコいい! これが「“顔面全部グリル”のスーパーカー」です(27枚)
アストンマーティンは、1913年に創立された英国のスポーツカーメーカーで、ハンドメードのクラフトマンシップを特徴としています。
そのなかで究極のビスポーク・パーソナライゼーションを追求し、スペシャルな限定車やワンオフモデルを提供するQ by Aston Martinプログラムが手掛けた新たなモデルとして、ヴァリアントが発表されました。
同車はアストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チームのドライバー、フェルナンド・アロンソの「軽量で過激さを増し、レーシングカーの要素を取り入れたヴァラーが欲しい」という個人的な依頼がきっかけで誕生。
2023年7月にアストンマーティン創立110周年を記念したモデルとして発表された「ヴァラー」をベースに、サーキットを重視したレーシーな要素が色濃く盛り込まれています。
ボディは全て軽量なカーボン製で仕上げられたほか、剛性を維持しつつ軽量化を図るために3Dプリンター製リアサブフレームやマグネシウム製トルクチューブを採用。
またモータースポーツ仕様のリチウムイオンバッテリーを装備するなど、軽量化を追求しています。
そして足回りにはマルチマティック社製アダプティブ・スプール・バルブ(ASV)ダンパーを採用。
これによりモータースポーツ級のダンピング制御およびオペレーション制御が可能となり、乗り心地とハンドリング特性をほぼ無限大に調整できるといいます。
エクステリアはヴァラーのデザインを踏襲しつつも、よりアグレッシブに進化しており、特に大型のフロントスプリッターと、サイドシル上のリアホイール前に配された上向きのボーテックスジェネレーター は、空力に大きく貢献するとのことです。
そしてリアにはヴァラー譲りの大胆なデッキリッドに、70年代を彷彿とさせる大きな固定式ウイングを装備。
足元には1980年に登場したルマンカーRHAM/1「マンチャー」のホイールカバーにインスピレーションを得た21インチの軽量マグネシウムホイールを採用するなど、伝統をオマージュしつつも機能的に仕上げられています。
車内は2シーター設計となっており、広範囲にわたる剥き出しのサテン仕上げのカーボンファイバーとクラフトマンシップ溢れる軽量素材のインテリアが、スポーツラグジュアリーの世界を演出。
ステアリングホイールは完全円形のものを用い、ドライバーが運転に集中するために細めのリム、そしてスイッチ類が排除されています。
またマニュアルギアボックスは内部が一部見えるようにデザインされており、ドライバーへ高揚感を与える工夫がなされています。
パワートレインは5.2リッターV12ツインターボエンジンを搭載し、最高745ps・最大トルク753Nmを発揮。
これに6速MTが組み合わされており、ピュアなドライビング体験を提供します。
そんなヴァリアントの価格は200万ポンド(約4億500万円)で、限定38台生産になるといいます。
なお、実車は2024年7月に英国で開催されるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで初公開され、2024年第4四半期にデリバリーが開始される予定です。
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みんなのコメント
もしそうなら嬉しい限りだけど。
フェラーリもランボルギーニもMTが無くなって久しいしね。