8月11~13日にインディアナポリス(IMS)のロードコースで争われるNASCARカップシリーズ第24戦『ベライゾン200・アット・ザ・ブリックヤード』にて、自身カップ2戦目を迎える“SVG”ことシェーン-ヴァン・ギズバーゲンが、同週末の11日金曜にインディアナポリス・レースウェイパーク(IRP)で開催されるNASCARクラフツマン・トラック・シリーズの第17戦『Tスポーツ200』への同時参戦を表明。ニース・モータースポーツの41号車シボレー・シルバラードRSTで、念願のオーバルデビューを果たすことが決まった。
インディアナ州ブラウンズバーグにある0.686マイル(約1.104km)のショートトラックでの1戦に向け、新たに『ワールドワイド・エクスプレス・シボレー』をドライブすることが決定したSVGだが、これが自身にとって「初のオーバル競技」となり、同じ週末にカップシリーズに復帰するRSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップ3冠の王者にとって、多忙な週末の始まりとなる。
コステッキ&SVGの“北米挑戦組”が週末を制覇。王者は2024年の「NASCAR転向」も示唆/RSC第7戦
まだ記憶にも新しい7月初旬開催のシカゴ・ストリート戦では、誰もが初体験となった未知の市街地トラックにて、トラックハウス・レーシングの国際ゲスト招聘枠『PROJECT91』の91号車シボレー・カマロZL1をドライブし、初日プラクティス最速から予選3番手を記録。
ストリートコース、ウエット、日没75周の短縮決戦と、カップでは初モノ尽くしとなった決勝でも、一時は18番手にまで後退しながらチェイス・エリオットやカイル・ラーソン(ヘンドリック・モータースポーツ/シボレー・カマロ)らレギュラー陣をオーバーテイクし、世界に衝撃を与えるデビューウインを飾った。
そのSVGにとってもふたたびの初挑戦となるオーバル戦は、直近に地元RSCで第3戦パース以来の今季4勝目を飾り、まだ契約が残る状況も来季2024年のNASCARフル参戦を「真剣に検討している」と明かした直後のアナウンスとなった。
■「トラックに乗る機会を得て興奮している」とRSC“3冠王者”
「週末は間違いなく挑戦になるだろうね。テレビでトラックのレースを見たことはあるし、このカテゴリーにも非常に競争力があるドライバーがたくさんいる。IRPのショートトラックでは学ぶべきことがたくさんあることは理解しているよ」と続けた豪州RSCチャンピオン。
「スーパーカーでのダブルヘッダーには慣れているが、今回のケースはそれとも少し違う。それでもニース・モータースポーツに加入できて光栄だし、トラックに乗る機会を得て興奮しているよ」
チームに所属する20歳のカーソン・ホセヴァーは、7月29日にリッチモンドで開催されたレギュラーシーズン最終戦『ワールドワイド・エクスプレス250』で優勝を飾っており、今季3勝目を挙げた最初のドライバーになると同時に、チームに通算7勝目をもたらした。
そのニース・モータースポーツでゼネラルマネージャーを務めるコディ・エフォーは「シェーンにIRPでドライブしてもらえることにとても興奮しており、心から光栄だ」と歓迎の意を示した。
「彼はオーストラリアとニュージーランドではすでにレジェンドだが、シカゴでの活躍はアメリカ中の誰もが、彼の才能について話題にするキッカケになった。我々は彼がオーバルレースを経験できるようサポートしていくつもりだし、チームとしても彼から多くのことを学べると期待している」
ニュージーランド出身34歳の“Kiwi”は、インディアナポリスで過ごす週末の3日間すべてでセッションに参加し、金曜日にはトラックでのプラクティス、予選、決勝レースに出場。明けた土曜はIMSに移動し、カップカーの公式練習と予選を走行し、日曜にロードコースでの1戦に臨む予定だ。
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