新型車比較・ライバル車対決 [2022.09.09 UP]
新型マツダCX-60 ライバル&マツダSUVと先取り比較!
クラス唯一のFR駆動モデルとなるCX-60。これだけでもライバルモデルと戦うことはできるが、さらにコスパに優れるという武器も見逃せない。サイズや価格帯が近いライバルモデルと比べてみると、その凄さが実感できるはずだ。
マツダ新型CX-60 内装/外装/価格 販売開始前に総チェック!
●文:川島茂夫/月刊自家用車編集部
MAZDA CX-60
●価格:299万2000~626万4500円
ライバルモデルはズバリこの5モデル!
MAZDA CX-5
●価格:267万8500~407万5500円
MAZDA CX-8
●価格:299万4200~499万9500円
LEXUS NX
●価格:299万2000~626万4500円
TOYOTA ハリアー
●価格:299万~504万円
MITSUBISHI アウトランダー
●価格:462万1000~532万700円
質感も走りも優等生
コスパの高さも見逃せない
既存モデルを上回るグレードアップを図ることで、プレミアム性を向上させる。これがCX-60の特徴になるが、この視点でライバルを探すとレクサスNXの存在が気になってくる。
両モデルともグレードによって内装意匠や質感は異なってくるが、同じ価格帯のNXとの比較ならば十分に戦える印象を受ける。NXは2.5ℓガソリン車の最廉価モデルでも450万円を超えるが、CX-60はこの価格で主力の直6ディーゼルターボ車で最上級のエクスクルーシブモードを狙うことができる。CX-60は内装質感も優れており、動力性能にも秀でている。クルマとしての格はNXの方が上だが、CX-60のコスパの良さは圧倒的ともいえる。
PHEVをキーワードに考えるならば、アウトランダーも有力候補に躍り出る。アウトランダーの最上級グレードの価格は約532万円。CX-60PHEVのSパッケージより7万円程安く、装備面のコスパではアウトランダーが勝る。しかもアウトランダーは3列シートもあるためCX-60の勝ち目は薄い。ただし、ドライブの楽しさを重視するユーザーにとっては、CX-60の走りは気になるはずだ。CX-60PHEVのスペックは公開されていないが、ドライビング性能にこだわるマツダだけに、PHEVモデルの走り次第では評価が逆転する可能性は十分にある。
プレミアム性でNXに及ばないまでも、価格面で優れるハリアーも中々のライバルとなる。現行ハリアーは悪路対応力や走りの質感、燃費などを改善し、SUVとしての総合的な実力を高めているが、一番の売りは内外装の高級感。レクサスと比較すれば素材や細部の造り込みで格の違いがあるが、分かりやすい高級感やスペシャリティの演出は巧みだ。
CX-60に限らずマツダSUVが狙うプレミアムは、抑えの利いたシンプルな演出が持ち味。志向的にハリアーとは少し異なるが、コスパに優れるプレミアムという視点では、十分ライバルになりそうだ。ガソリン車同士で比べると、主力グレードはほぼ同等価格の設定。排気量はCX-60にプラス500ccのアドバンテージがあり、しかも新開発の8速ATを搭載する。ガソリン車に関してはCX-60に分がありそうだ。
マツダSUV選びの
中心になるのは確実
そして忘れてはいけないのが、マツダSUVとの同門比較。FFのCX-5やCX-8とは異なる、FRプラットフォームによる走りの付加価値や車格感の向上、実用性のバランス、コスパをどう捉えるかで選択が異なってくる。
実用性と車体サイズを軸にした車格感ではCX-8が魅力的。ただし、ガソリンターボ車をラインナップするとはいえ走りはCX-5の延長線にある。ロングキャビン/ロングホイールベースが穏やかさを生み出すが、ファントゥドライブの楽しさは少し減少してしまう。
CX-5との比較は走りの方向性の違いが中心になるが、2・5ℓガソリン車同士で価格を比べると、その差は約20万円にしかならない。新開発のプラットフォームで見た目にも上級感があり、それでいて価格差は1グレード上のモデルを選ぶくらいの範囲。「魂動デザイン」も「人馬一体」もCX-60の方が高濃度と予想できるので、そのままCX-5と代替となってもおかしくはないだろう。
【ライバルその1】MAZDA CX-5
CX-60と真っ向からぶつかる存在
価格レンジはCX-60ほど広くないが、主力モデルが被る価格構成。走りや車体サイズ、上級パワートレーンの車格感ではCX-60に及ばないが、昨年末のマイナーチェンジでアウトドア色を強めたフィールドジャーニーが投入されるなど、多彩なキャラが選べることは魅力。
年次改良を頻繁に実施するマツダ車の中でも、CX-5は特に積極的。主力のディーゼルターボ車も年を追うごとにパワーアップが図られている。
マツダ車らしい前席優先のキャビンパッケージ。インパネまわりのデザインや加飾は最新設計のCX-60と比べると少しシンプルな仕立てだ。
【ライバルその2】MAZDA CX-8
キャビン性能重視ならばチャンスあり
ロングキャビンの悠々とした外観とサードシートの設定で、キャビン実用性はCX-60より1クラス上。レジャーワゴンとしての適性はかなり高い。ただ、走りの質感とファントゥドライブではCX-60に及ばない可能性が高く、実用と走りで棲み分けることになりそうだ。
走りの方向性はCX-5と同系統だが、車両重量が嵩む分だけ安定性重視の味付けが強まる。動力性能に秀でたディーゼル車がオススメ。
ロングキャビン/3列シートがもたらす居住性能の高さに加えて、プレミアムな内装も魅力の一つ。セカンドキャプテンシート車も選択可能だ。
【ライバルその3】LEXUS NX
同等価格で比べると走りに弱みあり
プレミアムと走りに加えて多彩なパワートレーン設定を武器とするのはCX-60と同様だが、レクサス流の贅沢な造りもあって、こちらの方が格上の存在だ。ただし同等価格同士のグレードと比べるとその差はかなり小さく、走りに関していえばCX-60の後塵を拝してしまうケースもありそうだ。
【ライバルその4】TOYOTAハリアー
ガソリン車同士がガチンコのライバル
CX-60とは嗜好が異なるが、伝統的な高級感やスペシャリティな趣を武器とするプレミアムSUV。特にCX-60のガソリン車とハリアーのガソリン車はガチンコの関係になる。ハリアーのガソリン車は2ℓ級では優等生だが、CX-60の2.5ℓ車とスペックを比較すると格下の印象は拭えない。
【ライバルその5】MITSUBISHIアウトランダー
PHEV狙いなら外すことができない
CX-60PHEVのスペックが未公表のため、走りの優劣は判断しかねるが、アウトランダーはオンロードでも良質な走りを披露してくれるため、走りの面でも勝る可能性は十分。また、キャビンスペースの実用性は3列シート車も備えるアウトランダーの方が上。ここに魅力を感じるユーザーも多いだろう。
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みんなのコメント
ネット記事だから推敲しないのかね。こういうのを「やっつけ仕事」と言います。
数字が空想世界だと、記事の内容も嘘っぽく見えるね。