現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 「ルーフテント」に注目! 実際に使用しているオーナーたちから「メリット」と「デメリット」を聞いてきました

ここから本文です

「ルーフテント」に注目! 実際に使用しているオーナーたちから「メリット」と「デメリット」を聞いてきました

掲載 13
「ルーフテント」に注目! 実際に使用しているオーナーたちから「メリット」と「デメリット」を聞いてきました

アウトドア&カスタムカーのイベント「Let’s Chill Out!」が相模原で開催

 アウトドア&カスタムカーを軸に、カーショーとオートキャンプが融合した新しいスタイルのイベントが「Let’s Chill Out!(レッツチルアウト)」だ。2022年は6月に朝霧フードパークで開催し、さらに今回、秋の部として11月5日(土)~6日(日)の2日間、神奈川県相模原市のシティプロモーションイベント「潤水都市さがみはらフェスタ」との共催で、相模総合補給廠一部返還地にて開催された。

スズキ「ジムニー」にボディと一体化する「ルーフテント」誕生! 「ムーンクラフト」設計だからエアロ効果も間違いなし

会場に咲き乱れたルーフテントの花

 キャンプをしながら楽しめる「Let’s Chill Out!」の会場のなかで、さまざまなカスタムとともに目についたのが、クルマのルーフの上で開いたテントの花。会場中に咲き乱れていたその花を収集すべくカメラを手に回ってみると、ひと言にルーフテントといっても、さまざまなスタイルがあるようだ。

 ルーフの上にテント状のものがあるスタイルといえば、旧い年代ではフォルクスワーゲン「タイプ2」(ワーゲンバス)のキャンパーの「ポップアップルーフ」を思い浮かべる人も少なくないだろう。国産車でもマツダ「ボンゴフレンディ」のオートフリートップ仕様などが設定され、一時注目を集めていたことを覚えている人もいるはずだ。これらのクルマはボディ自体に加工が施されているため、基本的には取り外すことはできなくなっている。また現在では価格が高騰していたり、程度の良いクルマを探すのも難しくなっているようだ。

スペースの有効活用が最大の魅力

 今回、「Let’s Chill Out!」の会場で大半を占めていたのは、前記のようなタイプではなく、ルーフキャリアの上にテントを固定するタイプだ。

 大きく分けると3タイプあり、【1】片側を開くだけで展開できるタイプ、【2】上部のシェル全体を持ち上げて展開するタイプ、【3】通常のテントのように展開するタイプ。会場では1と3のタイプが多かったようだ。

 それぞれのタイプでメリット・デメリットがあるが、全体的なメリットとしては室内のラゲッジスペースがテントの分だけ軽減できる、ペグなどを打つ必要がないものが多くテントの設置がラク、テントが前後左右に展開せずルーフ内に収まるタイプでは駐車スペースのみでテントを使用できるのでどこでも展開できる(ルールとマナーを守ることを前提)、などが挙げられるだろう。

今どきは風切り音も気にならない?

 デメリットとしては、クルマの重心が高くなると同時に全高も高くなる、走行中の風切り音が気になるなどだが、風切り音に関してはトップにFRPなどが使用されるシェルタイプを使用しているオーナーに関しては、それほど気にならないとの声も聞くことができた。また、常時積みっぱなしというオーナーが多いため全高が高くなるのは気になるところだが、テント分の車内の荷物が減るためワンボックスやSUVなどではなく、あえて車高の低いワゴンタイプのクルマを選択し、立体駐車場などにも対応しているオーナーもいた。

* * *

 さまざまな展開スタイルに加え、手動タイプや電動開閉タイプなど開閉方式も色々と用意されているルーフテント。オーナーのライフスタイルとクルマに合わせて、多彩な選択肢が広がっているので、あれこれ思案してみるのも楽しいだろう。

こんな記事も読まれています

はたらくクルマ図鑑「ヤマグチのレッカー車たち」4
はたらくクルマ図鑑「ヤマグチのレッカー車たち」4
グーネット
【追記あり】上位勢が続々転倒の荒れたスプリントをマルティンが制す。ペドロサが3位に昇格/第4戦スペインGP
【追記あり】上位勢が続々転倒の荒れたスプリントをマルティンが制す。ペドロサが3位に昇格/第4戦スペインGP
AUTOSPORT web
最近のホンダ勢いヤバくね? 新型投入で勝負に出る! 新型WR-Vに人気のヴェゼルまで注目車4選
最近のホンダ勢いヤバくね? 新型投入で勝負に出る! 新型WR-Vに人気のヴェゼルまで注目車4選
ベストカーWeb
はたらくクルマ図鑑「ヤマグチのレッカー車たち」3
はたらくクルマ図鑑「ヤマグチのレッカー車たち」3
グーネット
初代からコスパめっちゃよかったのよ!!  「最強のオールマイティカー」電撃見参!!! 三菱初代アウトランダーPHEVの魅力
初代からコスパめっちゃよかったのよ!! 「最強のオールマイティカー」電撃見参!!! 三菱初代アウトランダーPHEVの魅力
ベストカーWeb
迷彩カラーは4タイプ! 12台限定のランボルギーニ「ウラカン ステラート」が登場。「オールテレイン アド・ペルソナム」の気になるカラーは?
迷彩カラーは4タイプ! 12台限定のランボルギーニ「ウラカン ステラート」が登場。「オールテレイン アド・ペルソナム」の気になるカラーは?
Auto Messe Web
F1アカデミー、アメリカン・エキスプレスをオフィシャルパートナーに迎える
F1アカデミー、アメリカン・エキスプレスをオフィシャルパートナーに迎える
AUTOSPORT web
ミニ・カントリーマン 詳細データテスト ミニらしく活発 SUVらしからぬタイトな挙動 車体は大柄
ミニ・カントリーマン 詳細データテスト ミニらしく活発 SUVらしからぬタイトな挙動 車体は大柄
AUTOCAR JAPAN
[ヤリスクロス]より爆安!! [初代アウトランダー]みたいなクルマを今こそ!!  230万円台で3列シートって!!  しかも三菱渾身の4WD技術でバカ安だった
[ヤリスクロス]より爆安!! [初代アウトランダー]みたいなクルマを今こそ!!  230万円台で3列シートって!!  しかも三菱渾身の4WD技術でバカ安だった
ベストカーWeb
「レンジローバー スポーツSV」はBMW M製V8ツインターボを搭載! エンジン屋「X5M/X6M」「M5」の強心臓とのマッチングはいかに
「レンジローバー スポーツSV」はBMW M製V8ツインターボを搭載! エンジン屋「X5M/X6M」「M5」の強心臓とのマッチングはいかに
Auto Messe Web
9年目の大アプデで一層楽しい! マツダ・ロードスターへ英国試乗 新LSDとトラック・モード獲得
9年目の大アプデで一層楽しい! マツダ・ロードスターへ英国試乗 新LSDとトラック・モード獲得
AUTOCAR JAPAN
幻の「ケンメリGT-Rレーシング」を「スカイライン」で再現! メインステージは「もちろん富士スピードウェイです」
幻の「ケンメリGT-Rレーシング」を「スカイライン」で再現! メインステージは「もちろん富士スピードウェイです」
Auto Messe Web
バニャイヤ、王者同士の激戦制し今季2勝目! マルケスがドゥカティ陣営移籍後初の表彰台獲得|MotoGPスペインGP決勝
バニャイヤ、王者同士の激戦制し今季2勝目! マルケスがドゥカティ陣営移籍後初の表彰台獲得|MotoGPスペインGP決勝
motorsport.com 日本版
はたらくクルマ図鑑「ヤマグチのレッカー車たち」2
はたらくクルマ図鑑「ヤマグチのレッカー車たち」2
グーネット
【動画】マツダが開くレーシングドライバーへの道! 「MAZDA SPIRIT RACING」筑波サーキットのドライバー選考会に潜入した
【動画】マツダが開くレーシングドライバーへの道! 「MAZDA SPIRIT RACING」筑波サーキットのドライバー選考会に潜入した
WEB CARTOP
平川亮が驚いたF1マシンの速さとブレーキ。マクラーレンでのテストにはWECやSFの経験が活きる部分も
平川亮が驚いたF1マシンの速さとブレーキ。マクラーレンでのテストにはWECやSFの経験が活きる部分も
AUTOSPORT web
2024年版 「速い+快適」な高級スーパースポーツカー 10選 日常使いもできる高性能モデル
2024年版 「速い+快適」な高級スーパースポーツカー 10選 日常使いもできる高性能モデル
AUTOCAR JAPAN
美しすぎるホイール「アンテラ」が復活!「ミラノデザインウィーク2024」でロベルト・バッジョ氏がブランド・アンバサダーに就任
美しすぎるホイール「アンテラ」が復活!「ミラノデザインウィーク2024」でロベルト・バッジョ氏がブランド・アンバサダーに就任
Auto Messe Web

みんなのコメント

13件
  • 寒さや暑さなどはどうなのかな?
    日本みたいな気候だと対策しないといけない問題が多そう
  • 展開が早い。燃費が悪い。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

199.8352.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

35.8178.0万円

中古車を検索
ボンゴフレンディの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

199.8352.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

35.8178.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村