右は点灯、左は点滅
通常、信号機は左から「青・黄・赤」の順で3つの灯火が並んでいます。しかし兵庫県神戸市のとある交差点で、「赤・赤」の2灯しかない信号機を発見しました。初見では一体いつ進めばいいのかわからなくなりそうなこの信号機は、どのようなルールとなっているのでしょうか。
なんという場所に…「日本一低い」信号機を見てきた 低さもだけどスゴイのは「迫力」?
この「赤・赤」信号機は、ほとんどすべての時間で右側の赤灯火が点灯し続けており、ごくまれに右側の赤灯火が消え、左側のものが点滅します。そしてまた右側が点灯し続けるというサイクルです。
信号の意味をそれぞれ紐解くと、赤信号は「停止位置を越えて進んではいけない」、赤の点滅信号は「一時停止し、安全が確認できれば進んでも良い」です。つまり、この意味をもつふたつの灯火を組み合わせたもの。左の赤灯火が点滅したら、一時停止のうえ進むことができるというわけです。
この「赤・赤」灯火の信号機が設置されているのは、それぞれ上下線が分離された2本の大きな通りを中心に、有料道路の出口も接続している極めて複雑な交差点です。しかし、「赤・赤」信号は1基だけで、他はすべて通常の3灯式のものが使用されていました。
ちなみに国内には、先述の赤点灯と赤点滅を1つの灯火で表す「一灯式信号」も存在しますが、年を追うごとに設置数が減りつつあります。
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みんなのコメント
それより、一灯式と実質変わらないのに、なぜ、点灯と点滅を別々の二灯にしたのか、その理由を調べて記事にしろよ。