電動から大排気量V8、芝刈り機と幅広いジャンルで受賞
世界的に権威のあるデザイン賞の一つ「レッド・ドット・デザイン賞」プロダクトデザイン部門において、電動二輪車「EM1e:(イーエムワン イー)」、電動スクーター「Motocompacto(モトコンパクト)」、大型船外機「BF350(ビーエフサンビャクゴジュウ)」、ロボット芝刈機「Miimo(ミーモ)」の4製品が「レッド・ドット賞」を受賞しました。
【画像】ホンダの「レッド・ドット・デザイン賞」プロダクトデザイン部門受賞製品を画像で見る(20枚)
ドイツ、エッセンのノルトライン=ヴェストファーレンデザインセンターが主催する「レッド・ドット・デザイン賞」は、1995年に創設されたデザイン賞で、ホンダが受賞したプロダクトデザインは、レッド・ドットが設けている3つのジャンル(プロダクトデザイン/コミュニケーションデザイン/デザインコンセプト)の中でも最も歴史あるジャンルです。
日本においては原付一種に区分されるEM1e:は、「ちょうどe:(いい)Scooter」を開発コンセプトに、ユーザーの日々の生活スタイルにマッチする、パーソナルコミューターを目指して開発された電動モデルで、動力用電源には交換式バッテリーの「Honda Mobile Power Pack e:」を1個使用しクリーンで静かな走行を可能にしています。
日本未導入ながらジャパンモビリティショー2023で日本初公開されたモトコンパクトは、乗用車「シティ」搭載用トランクバイクとして1981年に発売された「モトコンポ」をモチーフに、現代版にアレンジした電動スクーターで、EVとともに使用することを想定したファースト/ラストワンマイルモビリティとして、折りたたむことで手軽に持ち運ぶことができるほか、EVへの積み込み、狭い場所への収納を可能にしています。
なお、BF350は新たに専用設計で開発したV型8気筒エンジンを搭載し、排気量4952cc、最大出力350馬力の力強い推進力を発揮するホンダ製船外機のフラッグシップモデル、Miimoは電動で自走しながら自動で作業範囲内の芝を刈り取るロボット芝刈機となっています。
今回の受賞に際し株式会社本田技術研究所 常務取締役 デザインセンター担当 南 俊叙氏は次のようにコメントしています。
「世界的なデザインアワードであるレッド・ドット・デザイン賞のプロダクトデザイン部門を受賞できたことを大変光栄に思います。EM1 e:、Motocompacto 、BF350、Miimoのデザインには、“人を動かし、心を動かし、世界中に夢を拡げていく”というHondaの想いが込められています。今年もレッド・ドット・デザイン賞を受賞することができたのは、このような想いに皆様が共感していただけた結果だと考えています。今後もHondaは、自らが夢見るモビリティを通じ、世の中に“驚きと感動”を提供し続け、“夢の力”を原動力に、人と社会を前進させる企業となることを目指します」。
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