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新型BMW7シリーズが日本上陸。ラグジュアリーセダン初となるピュア電気自動車のi7をラインアップ

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新型BMW7シリーズが日本上陸。ラグジュアリーセダン初となるピュア電気自動車のi7をラインアップ

BMWが新型7シリーズを日本で発売。車種展開はマイルドハイブリッドの3リットル直6ディーゼルエンジンを搭載する740dと3リットル直6ガソリンエンジンを搭載する740i、そして前後にモーターを配するBEVのi7で構成

 BMWジャパンは2022年7月1日、最高峰ラグジュアリーセダンの新型7シリーズ(G70)を日本で発売した。ユーザーへの納車は本年第4四半期を予定している。

BMW2シリーズにクロスオーバーモデルの新型アクティブツアラーを設定

車種展開は以下の通り。
740d xDrive エクセレンス:1460万円
740d xDrive Mスポーツ:1460万円
740iエクセレンス:1490万円
740i Mスポーツ:1490万円
i7 xDrive60エクセレンス:1670万円
i7 xDrive60 Mスポーツ:1670万円

 第7世代となる新型7シリーズは、BMW自ら「7シリーズの誕生から45年目を迎える最も先進的でマイルストーンとなる1台」「BMWの強さを象徴する革新的なモデル」と主張する、電動化時代に向けた新世代のラグジュアリーサルーンに位置。新たなラグジュアリーにおいては“人”を中心とし、人の意識や欲求、感情を重視し、存在感や優美さ、そして特別な上質さを示すプレミアムな品質だけでなく、イノベーション、広範なコネクティビティ、サスティナビリティを特徴とした先進性を提供するモデルに仕立てている。

 エクステリアについては、全身から沸き立つピュアなエレガンスや3215mmのロングホイールベースなどによって、圧倒的な存在感を放つセダンフォルムを構築する。各部のアレンジにもこだわり、フロントマスクは大型化したキドニーグリルにスワロフスキーのクリスタルをあしらったLEDヘッドライト、夜間においてはキドニーグリルの縁を照明で浮かび上がらせるアイコニックグローなどを配して、印象的かつオリジナリティあふれるマスクを創出。また、サイドビューは流れるようなルーフラインに上質な面構成、クロームまたはハイグロスブラック仕上げのホフマイスターキンク、ドアパネルに内蔵したドアハンドルなどによって、優美で美しいアピアランスを具現化する。そしてリアセクションは、BMW伝統の水平基調とL字型LEDリアコンビネーションランプによってワイドなスタンスを強調し、また内燃機関モデルはテールパイプをリアバンパー内に収めることで、すっきりと、かつ洗練された後ろ姿を演出した。一方、ボディカラーに関してはBMW量産モデルにおいて初となる2トーンペイント(ボディベースカラー+ブラックサファイアまたはオキサイドグレー)をオプションで用意。車両の上部色と下部色を分けることで優雅で伸びやかなラインが強調され、繊細なコーチラインがラグジュアリー感をいっそう高めている。

 内包するインテリアには、12.3インチのマルチディスプレイメーターパネルと14.9インチのワイドコントロールディスプレイを一体化させ、ドライバーに向けて湾曲させることで視認性を高めたカーブドディスプレイを配するBMWライブコックピットを装備。コックピットまわりにおいては最低限のスイッチ類のみとし、合わせてクリスタルを多用することで、すっきりとした高級感を創出する。また、従来モデル比で約40%ガラス面積を増やしたパノラマガラスサンルーフを標準装備し、太陽光を車室内に多く取り込むことで心地良いキャビン空間を演出。さらに、リアの左右ドアパネルにはインフォテインメントシステムやエアコンなどが操作できる5.5インチタッチスクリーンを配備した。
 ラグジュアリーなムードをいっそう高めるオプション群を豊富に設定したことも特徴。具体的には、下肢部クッションが座面と一体となったエグゼクティブラウンジシート、リアコンフォートパッケージ(リアベンチレーションシート/リアマルチファンクションシート/エグゼクティブラウンジリアコンソール/ヒートコンフォートパッケージ/リアマッサージシート)、セレクトパッケージ(スカイラウンジパノラマガラスサンルーフ/インテリアカメラ[スナップショット、リモートサービス]/Bowers&Wilkinsダイヤモンドサラウンドサウンドシステム[1965W、40スピーカー、32チャンネルサラウンド])、そして31.3インチBMWシアタースクリーンとHDMIインターフェイスを含むリアシートエンターテインメントエクスペリエンスなどを設定している。

 肝心のパワートレインは、740dに2993cc直列6気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルツインパワーターボエンジン(最高出力286ps/4400rpm、最大トルク650Nm/1750~3000rpm)+電気モーター(最高出力13kW/最大トルク200Nm)+電子制御8速ATで構成した48Vマイルドハイブリッドシステムを、740iに2998cc直列6気筒DOHC直噴ガソリンツインパワーターボエンジン(最高出力380ps/5200~6250rpm、最大トルク520Nm/1850~5000rpm)+電気モーター(最高出力13kW/最大トルク200Nm)+電子制御8速ATで構成した48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載。駆動方式は740dがインテリジェント4WDのxDrive、740iが後輪駆動を採用した。
 そしてi7は、最高出力190kW/最大トルク365Nmを発生するフロントモーターと最高出力230kW/最大トルク380Nmを発生するリアモーター(総出力400kW/745Nm)、総電力量101.7kWhのリチウムイオンバッテリーでシステムを構成。一充電での走行可能距離はヨーロッパ仕様値で約600kmを実現する。充電に関しては、普通充電と急速充電(CHAdeMO)に対応。普通充電では6.4kWのBMWウォールボックス(200V/32A)の利用により、約17時間で0%から100%までの充電が可能。急速充電(CHAdeMO)では、現在主流となっている90kW充電器の利用により、約60分で0%から約80%までの充電が完了し、また10分の急速充電で最大80km程度、航続距離を伸ばすことができる。

 シャシー面に関しては、全車にオートマチックセルフレベリングコントロール付きアダプティブ2アクスルエアサスペンションと電子制御ダンパー付きアダプティブサスペンションを標準で装備。また、先進の電動パワーステアリングのインテグレイテッドアクティブステアリング(前後輪統合制御ステアリングシステム)や、アンチロールスタビライザーを最適化してハンドリング精度を向上させるエグゼクティブドライブ・プロ、直進走行時の快適性向上に寄与するアクティブロールスタビライザーなどを設定する。さらに、路面の片側の起伏によるボディロールを軽減するだけでなく、同時に該当する側の車高をアクティブに適合させるアクティブロールコンフォート機能をBMW車として初採用した。

 先進安全運転支援システムも充実している。高性能カメラ&レーダーおよび高性能プロセッサーによる高い解析能力によって、より精度と正確性が向上したドライビングアシスト・プロフェッショナルや、完全自動駐車が可能となるパーキングサポート・プロフェショナル、高速道路での渋滞時においてドライバーの運転負荷を軽減して安全に寄与するハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能などを標準で採用。また、先進機能装備としてBMWコネクテッドドライブやBMWインテリジェントパーソナルアシスタントなども設定している。

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