デザイン改め、最新装備を採用
text:Lawrence Allan(ローレンス・アラン)
【画像】ベントレー・ベンテイガ、ロールス・ロイス・カリナン【ライバル比較】 全80枚
新型ベントレー・ベンテイガのリーク写真が、インスタグラムに投稿された。写真はパンフレットから得られたものと思われる。
写真からはスタイリングのリフレッシュと、内装の仕立てに手が加えられていることが確認できる。
印象的なフロントグリルはそのままに、2016年に登場した新型コンチネンタルおよびフライングスパーに合わせてヘッドライトのデザインを変更。
バンパーのエアインテークも、グリルと同じメッシュデザインのものとした。
リアエンドのデザインはリークされていないが、以前に目撃されたテスト車では、ブレーキランプの形状が変更され大きくなっていた。
内装にも小変更が加えられているようだ。画像では、センターコンソールのデザインが一新され、インストゥルメントクラスターの形状が変更されている。
さらに重要なのは、インフォテインメントディスプレイの側面にあった物理ボタンが取り除かれていることだ。
現行モデルのインフォテインメントシステムは、アウディやポルシェといったベントレーより安価なモデルより時代遅れの感があると指摘されることが多い。
そのため、コンチネンタルGTやフライングスパーの最新システムが導入されているようだ。同時に安全技術も進化していると思われる。
パワートレインの改良は?
フラッグシップのW12エンジンは、効率を高めるためのアップグレードを受けると予想されている。
だが、他のパワートレインでは劇的な変化は望めないだろう。
V8は比較的新しいモデルで、6気筒のプラグインハイブリッドモデルは発売が遅れている。
また、2018年にベントレーのラインナップから除外されたディーゼルエンジンには疑問が残る。
当時は燃料に対する姿勢の変化が原因で廃止されたが、兄弟ブランドのアウディは、それ以降も「S」バッジを付けたディーゼルモデルを相次いで投入しているのだ。
ディーゼルエンジンの復活を望んでいるユーザーも少なくないだろう。
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