現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > アウディが「急速充電」の定義を変えた!!オーストリア初の「Audi charging hub(アウディ・チャージング・ハブ)」がオープン!

ここから本文です

アウディが「急速充電」の定義を変えた!!オーストリア初の「Audi charging hub(アウディ・チャージング・ハブ)」がオープン!

掲載 8
アウディが「急速充電」の定義を変えた!!オーストリア初の「Audi charging hub(アウディ・チャージング・ハブ)」がオープン!

最大出力は320kW! 予約可能な4つの充電ポイント

アウディは、オーストリア・ザルツブルクに初のAudi charging hub(アウディ・チャージング・ハブ)をオープンした。これは、ニュルンベルク、ベルリン、チューリッヒに続く世界で4番目のプレミアム急速充電ステーションとなる。またこの隣には、アウディの電気自動車e-tronやニューモデルを見たり、体験したりすることができる、MOONCITYが併設されている。

脱炭素で地域振興、貢献を目指す! アウディ、屋久島と持続可能な未来の実現に向けた基本合意書を締結

【画像9枚】先進的なチャージング・ハブの様子を見る!

このチャージング・ハブについて、アウディAG最高経営責任者(CEO)マルクス・ドゥスマン氏は次のように述べている。「ヨーロッパおよび世界中で充電インフラを迅速に拡大することは、eモビリティの成功にとって極めて重要です。私たちは、政治と産業界が共同でこの課題に対処すべきであると考えています。アウディ・チャージング・ハブは、公共充電ステーションを補完するものです」。
パフォーマンスを低下させずに高い充電出力を実現
アウディ・チャージング・ハブは、中電圧送電網への接続を必要としないのが独特な点。追加のインフラ整備を必要せず、従来の急速充電ステーションと一線を画しているという。このチャージング・ハブは、アウディのe-tron開発車両から取り外した、使用済み再生リチウムイオンバッテリー(セカンドライフ バッテリー)を収めたモジュール式コンテナ「チャージングキューブ」をベースに構築されている。この設計により、地域の送電網に対する負荷が軽減され、複雑で高価なインフラ整備が必要なくなるとのこと。ザルツブルクのアウディ・チャージング・ハブには、蓄電装置を備えた4つの充電ポイントがあり、最大出力320kWで車両を充電することができるという。充電ステーションがフル稼働し、4つの充電ポイントすべてを同時に使用した場合でも、各充電ポイントは常に320kWの出力を供給可能だとしている。
バリアフリーなど様々な点にも考慮
アウディ・チャージング・ハブはバリアフリーの実現を最も重視。敷地は広々としており、車椅子ユーザーの移動にも充分なスペースが確保されている。決済用端末は、ボタンひとつで車椅子に適した高さに移動可能。また、車両がプラグ&チャージ機能に対応している場合、車両および充電ポイントの間で支払い情報が直接通信されるため、現金による支払いや確認作業が不要になるという。充電ケーブルは革新的な回転アームに取り付けられているため、充電プラグを任意の位置に簡単に移動で、どの電気自動車でもユーザーは充電ポートに簡単にアクセスできるとのことだ。

この新しい充電コンセプトは、アウディでなくても、メーカーを問わずCCS(コンバインド充電システム)充電ポートを備えた電気自動車であれば充電可能。アウディの場合は、事前にスロットが予約可能で、myAudiアプリを使用した予約により待ち時間なしに充電できるという。
アウディ・チャージング・ハブのプロジェクト・マネージャー、ラルフ・ホルミグ氏は、次のようにコメント。

「2021年12月に初めてチャージング・ハブを設置したとき(注:ニュルンベルクのこと)、これほどの成功を収めると予測した人はほとんどいませんでした。2023年初頭までに、すでに1万人が訪れました。チューリッヒでも、同様に高い需要が見られます。これらの数字は、自宅での充電ではなく、都市部で充電するというアウディのコンセプトが正しいものであることを裏付けており、ここザルツブルクでも、成功を収めることができると確信しています」。

こんな記事も読まれています

【2024年版】レクサス RX VS トヨタ RAV4を徹底比較
【2024年版】レクサス RX VS トヨタ RAV4を徹底比較
グーネット
スズキ 新型グローバルSUV「フロンクス」 2024年秋、日本上陸へ!先行情報HPで公開
スズキ 新型グローバルSUV「フロンクス」 2024年秋、日本上陸へ!先行情報HPで公開
グーネット
トヨタ「クラウン」vs ホンダ「アコード」日本のフラッグシップセダンはどこを目指すのか?
トヨタ「クラウン」vs ホンダ「アコード」日本のフラッグシップセダンはどこを目指すのか?
@DIME
[カーオーディオ 逸品探究]実力スピーカーブランド「モレル」の革新機『ヴィルタス ナノ カーボン』の魅力を解析!
[カーオーディオ 逸品探究]実力スピーカーブランド「モレル」の革新機『ヴィルタス ナノ カーボン』の魅力を解析!
レスポンス
竹岡圭さん率いる圭rallyproject、XCRスプリントカップ北海道に参戦!三菱自動車やトーヨータイヤ等がサポート
竹岡圭さん率いる圭rallyproject、XCRスプリントカップ北海道に参戦!三菱自動車やトーヨータイヤ等がサポート
LE VOLANT CARSMEET WEB
【F1分析】角田裕毅の”第1スティント引っ張る作戦”は失敗だった? タイヤ交換のタイミング遅らせたメリットを活かせず
【F1分析】角田裕毅の”第1スティント引っ張る作戦”は失敗だった? タイヤ交換のタイミング遅らせたメリットを活かせず
motorsport.com 日本版
内紛とライバルの追い上げに揺れるレッドブルF1。ヘルムート・マルコが「レースへの完全集中」を求める
内紛とライバルの追い上げに揺れるレッドブルF1。ヘルムート・マルコが「レースへの完全集中」を求める
AUTOSPORT web
三菱「新型“SUV”ミニバン」公開! 4.5m級ボディにMT設定あり! 約350万円の「エクスパンダー “エリート”LE」に反響 尼で登場
三菱「新型“SUV”ミニバン」公開! 4.5m級ボディにMT設定あり! 約350万円の「エクスパンダー “エリート”LE」に反響 尼で登場
くるまのニュース
フォルクスワーゲンCEOが語る「愛されるブランド」へ回帰するための戦略とは? 看板モデル「ゴルフ」の未来にも言及
フォルクスワーゲンCEOが語る「愛されるブランド」へ回帰するための戦略とは? 看板モデル「ゴルフ」の未来にも言及
VAGUE
【38台限定】アストンマーティン「ヴァリアント」登場! フェルナンド・アロンソの依頼で実現した「Q by Aston Martin」手掛ける限定モデルとは
【38台限定】アストンマーティン「ヴァリアント」登場! フェルナンド・アロンソの依頼で実現した「Q by Aston Martin」手掛ける限定モデルとは
Auto Messe Web
WRC第7戦、オジェに代わって急遽参戦のロバンペラが圧巻の走りで優勝【ラリー・ポーランド】
WRC第7戦、オジェに代わって急遽参戦のロバンペラが圧巻の走りで優勝【ラリー・ポーランド】
Webモーターマガジン
ロバンペラ、ラリー・ポーランド”代打”優勝で疲労困憊「すごいことをした実感はまだないんだ」
ロバンペラ、ラリー・ポーランド”代打”優勝で疲労困憊「すごいことをした実感はまだないんだ」
motorsport.com 日本版
BMW『M2』改良新型、「M」の名に恥じない強烈な内外装
BMW『M2』改良新型、「M」の名に恥じない強烈な内外装
レスポンス
GT500は国産車だけど左ハンドル! 全日本ラリーに出る新井敏弘のWRX S4も左に変更! モータースポーツ車両のハンドル位置の謎
GT500は国産車だけど左ハンドル! 全日本ラリーに出る新井敏弘のWRX S4も左に変更! モータースポーツ車両のハンドル位置の謎
WEB CARTOP
ペレス、予選Q3に中古タイヤで出走し8番手「新品セットを温存する余裕がなかった」/F1第11戦
ペレス、予選Q3に中古タイヤで出走し8番手「新品セットを温存する余裕がなかった」/F1第11戦
AUTOSPORT web
横転クラッシュでも乗員を守るモータースポーツ車両の「ロールケージ」! 安全をアップする装備なら市販車に採用しないのか?
横転クラッシュでも乗員を守るモータースポーツ車両の「ロールケージ」! 安全をアップする装備なら市販車に採用しないのか?
WEB CARTOP
アルピーヌF1、チーム内“交戦規定”は効果ナシ? オーストリアでまたも対峙。ガスリー「チームは気に入らないはず」
アルピーヌF1、チーム内“交戦規定”は効果ナシ? オーストリアでまたも対峙。ガスリー「チームは気に入らないはず」
motorsport.com 日本版
「エスカレード」誕生25周年を記念した日本限定モデル 「キャデラック エスカレード スポーツ 25th Anniversary Edition」発売
「エスカレード」誕生25周年を記念した日本限定モデル 「キャデラック エスカレード スポーツ 25th Anniversary Edition」発売
月刊自家用車WEB

みんなのコメント

8件
  • EVを語るには、もはやその『前提』を日々アップデートしなければならない。進化の一途を辿るEV環境、EVシステム!
  • テスラの最大250kwを超えますね。
    応用性も高いみたいなので、日本のチャデモからは
    こちらを主要としたらもらいたいな。
    VWグループであればトヨタディーラーもこちらになるのかな?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村