■BMW 1シリーズは、「駆けぬける歓び」のさらなる高みに挑戦している。
BMWの日本法人は2024年10月30日、新型「1シリーズ」を発表し、同年11月1日から販売を開始します。
1シリーズは、コンパクトながらもBMWらしい上質な走りとデザインが特長のモデルですが、一体どのように変わったのでしょうか。
【画像】超カッコイイ!これが新型「BMW 1シリーズ」です! 画像を見る(49枚)
1シリーズは、BMWのエントリークラスを担うハッチバックとして2004年に初代モデルが誕生しました。
初代(E87)では、後輪駆動レイアウトと前後の理想的な重量配分、高性能なターボエンジンなどの組み合わせにより、動力性能と環境性能を両立。ブランドの新たなエントリーモデルとしての地位を確立しました。
2011年に登場した2代目(F20)では、性能を維持しつつデザインや装備が改良され、「日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。日本ではディーゼルモデルを設定し、多彩なグレードを展開します。
2019年の3代目(F40)では、従来のFRレイアウトを廃したFFを初めて採用。モダンなデザインに加え、運転支援機能も強化され、コンパクトながらもBMWらしい走行の楽しさを提供しています。
そして、今回5年ぶりのフルモデルチェンジを迎え、4代目(F70)へと進化しました。ドイツでは6月にすでに発表されています。
新型1シリーズでは、デザインの一新に加え、シリーズ初のハイブリッドモデルの設定や先進運転支援システムの強化などが図られました。
ラインナップはベースの「120」、スポーティな「120 Mスポーツ」、そしてBMW M社が開発したハイパフォーマンスモデル「M135 xDrive」が用意されます。
エクステリアは、流線形のフォルムとエアロダイナミクスを意識したシルエットにより、スポーティさと洗練さを兼ね備えた外観が特徴です。
フロントフェイスでは鋭いアダプティブLEDヘッドライトと特徴的なキドニー・グリルを強調。120および120 M Sportには、BMWのアイコンである「キドニー・グリル」に同社初の“斜めデザイン”が取り入れられています。
インテリアは、高品質な素材と最新のテクノロジーが融合した快適な空間を演出。1シリーズとしては初採用のインフォテイメント一体型ディスプレイ「BMWカーブドディスプレイ」を新たに搭載。
また、センターコンソールに搭載されたQi対応充電やセンターアームレストに操作系を全て納めることでモダンな印象を高めています。ラゲッジスペースは十分な室内空間を確保しており可倒シートを採用。使い勝手も良好です。
ボディサイズは、全長4370mm×全幅1800mm×全高1450-1465mm、ホイールベースは2670mmです。
パワーユニットは、120/120 Mスポーツが1.5リッター直列3気筒ターボガソリンエンジン+48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載し、システムトータル最高出力125kW・最大トルク280Nmを実発揮。これに7速DCTを組み合わせています。
M135 xDriveは、最高出力221kW・最大トルク400Nmを発揮する2リッター直列4気筒ツターボ×7速DCTを搭載。駆動方式は「xDrive」による四輪駆動です。
なお、DCTは左のパドルシフトを1秒間引くことで、すべてのパワートレインを最もスポーティな設定に切り替えられる「Mスポーツ・ブースト機能」を設定しています。
先進運転支援システムでは、「BMWコネクテッドドライブ」やアクティブクルーズコントロール、車線維持支援、衝突回避支援など、多彩な先進安全機能を標準装備。リアビューカメラやパーキングアシストにより、駐車時の安心感も向上し、安全性が高められています。
ボディカラーは、「ブラック・サファイヤ」や「アルピン・ホワイト」、モダンな「タンザナイト・ブルー」や「スカイクレイパー・グレー」など11色と多彩なバリエーションが用意されています。(一部グレード専用色)
新型1シリーズの価格(税込み)は478万円から698万円で、全車右ハンドルのみとなっています。
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みんなのコメント
FFだろうが、3気筒だろうが、BMWらしい走りは健在です。
乗ってから評価してほしい。
何度もBMWを乗り継いでる人からしたら、うん、、、。