■「MTのようなAT」搭載!?
世界各国で行われているモーターショーは、まもなく発売予定の市販車はもちろんのこと、各メーカーの新しい取り組みなどをアピールするコンセプトモデルなども展示されます。
【画像】超カッコイイ! トヨタ「“2人乗り”スポーツカー」を画像で見る(22枚)
2017年開催の第45回東京モーターショーでトヨタブースに展示されていた「GR HVスポーツコンセプト」は、未来のクルマの楽しさへのアプローチを感じさせるものとなっていました。
同車については今でもSNSなどで様々な反響が集まっています。
マットブラックに塗られた2ドアクーペボディのGR HVスポーツコンセプトは、その全体のフォルムから「86」(ZN6型)がベースとなっていることをうかがわせるものとなっていましたが、トヨタが参戦する世界耐久選手権(WEC)で戦う「TS050 HYBRID」をも思わせる意匠を持っており、個性的な縦型LEDヘッドライトや大型リアディフューザー、同じテイストを持ったホイールなどに共通点を感じます。
またルーフ部分は往年の名車、トヨタ「スポーツ800」や、「スープラ」に設定されていたエアロトップのようにタルガトップ形状となっており、オープンエアモータリングも楽しめるようになっていました。
そして車名に“HV”とつくように、このモデルにはハイブリッドシステムが搭載されており、こちらにもTS050 HYBRIDがサーキット走行で磨き上げた「THS-R(Toyota Hybrid System Racing)」を搭載。
さらに重量物であるバッテリーを車両中央に搭載することで、スポーツカーらしい走りの性能を向上させたとアナウンスされていました(その代わりリアシートのない2人乗り仕様)。
また基本は2ペダルのオートマチック車となりますが、ボタンひとつでマニュアルモードへの切り替えが可能となっており、AT用のシフトボタンはインパネ中央に移設され、シフトノブの部分にはMT車のようなHパターンシフトが用意されて、MT車のようなシフトチェンジが楽しめるようになっているのもポイントです。
2017年当時は「ハイブリッド車=低燃費だけど、走りは退屈なもの」というイメージがまだ強かった時代でしたが、トヨタ側は電動化が進む未来でも楽しい走りを味わうことができる、ということをアピールする狙いがあったと言えるでしょう。
実際、トヨタは2013年にハイブリッド車どころか、電気自動車でありながらMT車のような操作を楽しむことができる車両を公開しており、こちらはHパターンのシフトだけでなく、クラッチペダルも疑似的に再現していました。
シフトショックはおろか、操作をミスするとエンストまでも再現するこだわりぶりをみせています。
当然、電気自動車にトランスミッションは不要であるため、性能向上という意味では全く意味のない開発ではありますが、疑似的にエンジンを搭載したMT車のような動きも再現できるようになっているということで、決して退屈なクルマばかりではないということを証明する結果となり、2017年に発表されたコンセプトが現在まで脈々と受け継がれていることを感じることができたのです。
このGR HV Sについて、「なんだか日産のフェアレディZに似てるなー!」、「マットブラック、黒豹みたいでかっこいい」、「ATなのにMTってAT限定免許の人も運転できるの?」、「トヨタさん、斬新と奇抜を間違えてる」「欲しい!」など、様々な反響がみられました。
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