現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > ランボルギーニ・ウルス 2024年からハイブリッド専用車へ V8ベースのPHEV登場

ここから本文です

ランボルギーニ・ウルス 2024年からハイブリッド専用車へ V8ベースのPHEV登場

掲載 7
ランボルギーニ・ウルス 2024年からハイブリッド専用車へ V8ベースのPHEV登場

ウルスPHEV 来年デビューへ

ランボルギーニ・ウルスは、2024年からハイブリッド専用車となる。2029年にはEVとなった2代目が発売される予定だ。

【画像】ランボルギーニのベストセラーSUVも電動化【最新型のランボルギーニ・ウルスを写真で見る】 全36枚

来年登場するウルスは、4.0L V8ツインターボをベースとするプラグインハイブリッド・システムを搭載し、レヴエルトに続く同社2番目のPHEVとなる。ランボルギーニのステファン・ヴィンケルマンCEOがAUTOCARに明かした。

2024年末に純ガソリン車のV8ウルスに代わってラインナップに加わり、2020年代末まで販売される予定だという。その後、2029年にバッテリーEVとなる2代目にバトンタッチする。

このウルスEVに先駆けて、ランボルギーニ初のEVが2028年に発売予定で、新しい第4のモデルラインを形成する。このクルマは、「地上高を高めた」2+2のグランドツアラーであり、「GTの革新的なアプローチ」とされる。

「持続可能性を追求し、より良い視界を確保し、非常にセクシーなデザインでありながら、ランボルギーニであることが一目でわかる」とヴィンケルマン氏は語る。「他の誰も持っていない高性能バッテリーを搭載し、市場でもユニークなものになるでしょう」

同氏によれば、このグランドツアラーの開発はまだデザイン段階にとどまっており、ランボルギーニは「夢と実際にできることの境界線」に取り組んでいるという。

その一方で、ウルスPHEVは従来のエンジンを発展させたハイブリッド・パワートレインを搭載し、来年登場するとのこと。しかし、将来の法規制によって、エンジン車を販売し続けることは「ほとんど不可能」になると考えているようだ。たとえ、技術的には可能であっても。

「2035年以降、ICE(エンジン)に対する法規制は非常に厳しくなり、わたし達のような大排気量のICEを適合させることはほとんど不可能になると、強く確信しています。非常にコストがかかり、実現は不可能になりつつあります。ICEの開発には信じられないほどのコストがかかるのです」

EVスーパーカーの計画は「今のところない」

ランボルギーニは、米カリフォルニア州の大気浄化法のような、排出ガスに関する最も厳しい規制に適合するモデルを開発している。2035年以降はEV以外のクルマの販売が禁止されるため、同社もこの道を歩むことになるだろうとヴィンケルマン氏は推測している。「最も難しい法律、それは米国のカリフォルニア州です。他の州ではカリフォルニアの規則を採用していますが、典型的なのはわたし達がクルマを販売している大都市です」

「(法律が)EVを禁止するものでなくても、税制が大きな打撃になるでしょう。巨大都市では、2035年までにEV以外のクルマを廃止すると言っています」

最近の合成燃料の開発は、将来のモデルを合成燃料に適合させることよりも、現在の自動車産業を存続させることを目的にしていると、ヴィンケルマン氏は言う。

しかし、ランボルギーニは、スーパーカーのEV化を急いではいない。新しい世代が登場するのは「8年か9年後で、あと3年半から4年は決断する必要がない」ためだ。「電動スーパーカーの成功の可否はそのときにはっきりするでしょう。ハイブリッド(スーパーカー)に関しては問題ではありません。これほど早く受け入れられるとは誰も予想していませんでした」

EVのスーパーカーについて、ヴィンケルマン氏は「完全電動スーパーカーがICEと同じくらいエモーショナルであることを証明するのはわたし達次第。わたし達の責任です」と言う。現在のところ、EVの「音に対する答えはない」としている。

新型のランボルギーニでは、「前の世代よりも性能が高く、持続可能性が高いこと」が優先される。動力源が何であれ、今後のモデルは「期待を超えるドリームカーを作る」という会社のマントラに沿って作られるとのことだ。

ハイパーカーについては、ヴィンケルマン氏は、ブランドとしてはやりたいことだが、現時点では予算とラインナップのスペースが制限要因になっていると述べた。

こんな記事も読まれています

ホンダN-VAN e:は大先輩の三菱ミニキャブEVに対してどこが勝ってる? 2車をガチンコ比較した!
ホンダN-VAN e:は大先輩の三菱ミニキャブEVに対してどこが勝ってる? 2車をガチンコ比較した!
WEB CARTOP
スポーツカーのブレーキにはウチのクルマにはない謎の溝が見えるけど何? 意外と知らない「溝」がもつ2つの効果と1つのデメリット
スポーツカーのブレーキにはウチのクルマにはない謎の溝が見えるけど何? 意外と知らない「溝」がもつ2つの効果と1つのデメリット
WEB CARTOP
スケジュール変更続くMotoGP。ミラーはうんざり「混乱が終わることを祈っている」
スケジュール変更続くMotoGP。ミラーはうんざり「混乱が終わることを祈っている」
motorsport.com 日本版
やっぱりFJ40…トヨタ ランドクルーザーのTシャツ新発売
やっぱりFJ40…トヨタ ランドクルーザーのTシャツ新発売
レスポンス
トヨタ、ランクルシリーズを6/21まで稼働停止 部品欠品の影響で
トヨタ、ランクルシリーズを6/21まで稼働停止 部品欠品の影響で
日刊自動車新聞
DSオートモビル、DS9の特別仕様車「エスプリ・ド・ボヤージュE-テンス」発売
DSオートモビル、DS9の特別仕様車「エスプリ・ド・ボヤージュE-テンス」発売
日刊自動車新聞
ダイハツ「新型2人乗りスポーツカー」登場なるか!? 「走りのMT」に“テンサン”エンジン搭載でめちゃ楽しそう! FR駆動の「デカいコペン」に期待
ダイハツ「新型2人乗りスポーツカー」登場なるか!? 「走りのMT」に“テンサン”エンジン搭載でめちゃ楽しそう! FR駆動の「デカいコペン」に期待
くるまのニュース
名車トヨタ「ランクル70」に乗れるチャンス! Vintage Club by KINTOとランクルBASEがコラボしレンタル開始。
名車トヨタ「ランクル70」に乗れるチャンス! Vintage Club by KINTOとランクルBASEがコラボしレンタル開始。
くるくら
プラッツとイタレリのコラボで1/12プラモ「フィアット500F」がさらに魅力的に登場!【CARSMEET モデルカー倶楽部】
プラッツとイタレリのコラボで1/12プラモ「フィアット500F」がさらに魅力的に登場!【CARSMEET モデルカー倶楽部】
LE VOLANT CARSMEET WEB
ダイナミックマッププラットフォームが自治体・公共Week 2024に初出展へ
ダイナミックマッププラットフォームが自治体・公共Week 2024に初出展へ
レスポンス
華やぐF1、新規参入の基準が上がるのはあたりまえ? マクラーレン、アンドレッティ拒否に納得。一方”反米姿勢”の存在は否定
華やぐF1、新規参入の基準が上がるのはあたりまえ? マクラーレン、アンドレッティ拒否に納得。一方”反米姿勢”の存在は否定
motorsport.com 日本版
ホンダCB500フォア[名車バイクレビュー] ホンダが初めてジェントルライダーをアピールした4気筒スーパースポーツ
ホンダCB500フォア[名車バイクレビュー] ホンダが初めてジェントルライダーをアピールした4気筒スーパースポーツ
WEBヤングマシン
キャンプにかける予算は? タナベスポーツがキャンプに関するアンケート調査結果を公開!
キャンプにかける予算は? タナベスポーツがキャンプに関するアンケート調査結果を公開!
バイクブロス
トヨタ「プリウス」 スポーツカー顔負けの「最強HV」がスゴい!
トヨタ「プリウス」 スポーツカー顔負けの「最強HV」がスゴい!
くるまのニュース
レイアウト変更なしでこんなに便利! ここまで快適! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
レイアウト変更なしでこんなに便利! ここまで快適! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
化石堀体験や大物釣り!? レア体験満載の「終末ツーリング」第6巻の発売が決定
化石堀体験や大物釣り!? レア体験満載の「終末ツーリング」第6巻の発売が決定
バイクのニュース
FRポルシェにラングラーショート、アルピナ高騰確実!? 今ならまだ買える!! むしろ今買っとかなきゃなクルマたちイッキ見
FRポルシェにラングラーショート、アルピナ高騰確実!? 今ならまだ買える!! むしろ今買っとかなきゃなクルマたちイッキ見
ベストカーWeb
【2024マン島TTレース】最強ライダー決定戦「シニアTT」は28歳トッド選手(BMW M1000R)が初勝利、平均速度は213.7km/h!
【2024マン島TTレース】最強ライダー決定戦「シニアTT」は28歳トッド選手(BMW M1000R)が初勝利、平均速度は213.7km/h!
モーサイ

みんなのコメント

7件
  • 今のうちに
    V8ツインターボの
    ウルスを手に入れておいた方がいいよ。
    俺は2年前に買った。
  • こういうメーカーのハイブリッド技術って出力高くしてるだけでしょ?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2868.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

2874.95980.0万円

中古車を検索
ウルスの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2868.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

2874.95980.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村