フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1サンパウロGPを5位で終えた。ルクレールは「今日はペースがなかった」と語るが、スタート位置よりもひとつ順位を上げてのフィニッシュ。フェラーリの大逆転タイトル獲得に向け、貴重な結果を持ち帰った。
アメリカ、メキシコと2戦連続で勝利を手にしたフェラーリ勢は、レッドブル勢を抜いて一気にコンストラクターズランキング2番手に浮上。マクラーレンとも僅差であり、大逆転でのタイトル獲得も十分に可能なポジションにつけた。
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そんな期待を抱いて臨んだサンパウロGPのスプリントでは、ルクレールが3位、カルロス・サインツJr.が5位とまずまずの位置でフィニッシュしたものの、マクラーレン勢には敵わなかった。そしてその後予選と決勝は雨。荒れた展開にサインツJr.は巻き込まれて無得点に終わったが、ルクレールは不利な状況に何度も遭いつつも、最終的5位でフィニッシュした。しかし、優勝を争うことはできなかった。
「僕にも責任の一端はあると思う。だって僕は、チームと一緒にセットアップを決めるんだからね」
そうルクレールは語った。
「間違った選択をしてしまった。そして、ペースがなかったんだ。予選でもそうだ」
「予選はまだ悪くない方だったかもしれない。燃料搭載量が少なくて、新品タイヤを履いていれば、マシンからパフォーマンスを引き出せた。でもレースではどこにもいけなかった。ドライブするのがとても難しかったし、ミスを犯さないようにするのも大変だった」
しかしながらコンストラクターズランキングを争うマクラーレンの2台は6位と8位。その前でフィニッシュできたのは、大きいかもしれない。週末を通しても、マクラーレンが27ポイントを獲得したのに対してマクラーレンは20ポイント。その差は36ポイントであり、まだまだ残り3戦で十分逆転可能な位置に踏みとどまった。
「少し満足できるのは、マクラーレンのふたりよりも前でフィニッシュできたことだ。彼らがとても強そうに見えた週末に、ダメージを最小限にすることができた。残り3レースに向けて、全てをまとめあげる必要がある」
なおルクレールは24周目に全車中最も早くピットインし、インターミディエイトからインターミディエイトへとタイヤを履き替えた。ただコースに復帰した時にはオリバー・ベアマン(ハース)とルイス・ハミルトン(メルセデス)の後ろになってしまい、ペースを上げるチャンスを失った。この選択は間違いだったと、ルクレールは言う。
「あれはミスだった。でもこういうレースでは、戦略面でミスをしないのは実に難しい。やらなければいけないことがたくさんあるからね」
そうルクレールは説明した。
「今回のレースでミスをしなかったのは、トップ3台だけだったと思う。僕らはその逆だった」
「僕はフリーエアで走りたかったから、チームにはその隙間を見つけるように頼んだんだ。そしてチームは、その周で僕をピットに呼び戻した。でも残念ながら、ウエットコンディションではピットに入り、ピットから出ていく時に予想していたよりもずっと多くの時間がかかってしまった。そして僕は、オリー(ベアマン)とルイスのトラフィックに捕まってしまった」
「その後でセーフティカーが出動したことで、僕らは3~4つポジションを失うことになった」
「理想的な状況ではなかったよ」
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