■レースで勝つために生まれたE30 M3は、走らせてこそ楽しめる!
ファースト・エムスリーことBMW「E30 M3」は、現在「スポーツエボリューション(通称スポエボ)」にいたっては1000万円以上の値をつけることもあり、状態の善し悪しに関わらず、多くの個体が海外に流出してしまった。
車を買ったらまずすべし! クルマを長持ちさせるおすすめメンテナンス5選
通常の2.3リッターモデルでさえ、500万円オーバーは当たり前となっている。
これからE30 M3を手に入れる場合は、個人売買や専門ショップを頼りにするしかないだろうが、購入後には必ずエンジンルームや下回りをチェックしておきたいものだ。
現在E30 M3を所有している方でも、新車当時の乗り味を堪能するためにも、車検の際などにしっかりチェックしておくことをおすすめしたい。
●購入後のメンテナンスポイント
E30 M3をどのように楽しむかはそれぞれのオーナーの判断によるが、いずれにしてもレースで勝つことを前提に開発されたE30 M3であるので、本来のポテンシャルを発揮できるような状態にしておきたいものだ。
しかしE30 M3の年式とハードに使われてきた個体が多いという性格を考えると、その作業は単なるメンテナンスの域を越えて、すでにレストアの領域に近づいていると考えられる。
まず足まわりではすべてのゴム系ブッシュ、場合によってはボールジョイントや各ベアリング類の交換も必要だ。
そしてエンジン関係でもあらゆる消耗部品を交換するくらいの覚悟をしておいたほうがいいだろう。
幸いエンジン本体ではそれほど深刻なトラブルが発生することは少ないが、各補器類のマイナートラブルというのが頻繁に発生しやすいのが特徴だ。そのため、E30 M3と長く付き合っていくためには壊れる前に直す、というのを基本的な心構えとして考えておきたい。
また、E30 M3と長く付き合う上で大切なのは、よき主治医(メカニック)を見つけることにある。私の場合、山梨県甲府市にあるアクティブカーズで購入後から一貫してメンテナンスをしてもらっていることが、E30 M3を維持し続けているモチベーションに繋がっている。
アクティブカーズは、E30 3シリーズだけでなく1980年代のBMWに特に造詣の深いショップである。しかも、代表とメカニックのふたりともE30 M30オーナーということもあって、オーナー目線で私のE30 M3にも愛情を持って接してくれるので、本当に安心してクルマを預けることができるというわけだ。
また、こうしたプロショップには、同じE30 M3オーナーが集うことにもなるので、オーナー同士横のつながりが持てることも嬉しい。一緒にサーキットを走ったりツーリングするのも、また楽しいのである。
自分の愛車は、自らが運転しているときは、当然のことながらその姿を拝むことはできない。しかし、同一車種で出かけるツーリングならば、E30 M3を運転しながら、E30 M3の姿をフロントウインドウやバックミラー越しに拝むことが出来るという至福の時間を味わえるのだ。
少し話が逸れてしまったが、購入後のメンテナンスは自分で確認するよりも、こうしたプロショップにお任せするのが、実は正解だったりもする。
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