8月の車名別国内新車販売(登録車と軽自動車の合計)は、ホンダ「N―BOX(エヌボックス)」が首位だった。2位以下に3千台超の差をつけ、3カ月連続で8月も首位を守った。ただ、上位10車種中、6車種が前年実績を下回った。認証不正に伴う一部メーカーの生産停止や8月下旬の台風10号による販売店の臨時休業などが響いた。
日本自動車販売協会連合会(加藤敏彦会長)と全国軽自動車協会連合会(赤間俊一会長)が5日、車名別新車販売をそれぞれ発表した。エヌボックスは先代モデルの駆け込み需要による反動減があったものの、2位のスズキ「スペーシア」に約3300台の差をつけて首位となった。トヨタ自動車の「カローラ」は、認証不正により「カローラフィールダー/アクシオ」の出荷が止まったが、SUVタイプが台数を伸ばし3位に入った。
生産再開に伴うダイハツ車の復調も一服したもようだ。軽乗用車「タント」をはじめ大半の車種が前年実績を下回った。前月比でも台数を落とした車種が多かった。
登録車ランキングではカローラが3カ月連続の首位だった。トヨタの小型車「ヤリス」はSUV「ヤリスクロス」の出荷停止が響いて約4割減となり、2年6カ月ぶりに3位に後退した。一方、ホンダ「フリード」は新型車効果によって前年同月比で約5割増となり、5位に入った。
軽ランキングの上位3車種はエヌボックス、スペーシア、タントと、スーパーハイト系ワゴンが独占した。
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みんなのコメント
実家の和室に引きこもったのかな(笑)