雨宮スタイルを象徴するワイドボディキットに迫る
20mmワイドのAD-GTと30mmワイドのAD-GTII
「1000セット近い販売数を誇るRE雨宮のワイドボディキットに迫る」“AD-GTキット”大ヒットの裏側
1999年の東京オートサロンで発表されたRE雨宮のワイドボディキット「AD-GTキット」。当時のGT300マシン譲りのアグレッシブで美しいデザインは、FD3Sオーナーたちのハートを鷲掴みにしたことは言うまでもない。
このAD-GTキットは、もともと現実的な範囲で、FD3Sに前後GT-Rサイズ(255サイズ)のタイヤ&ホイールを押し込むために開発された高機能パーツだ。ワイド幅は前後とも片側20mm。
同社の伝説的タイムアタック号“RE雨宮スーパーG 2000”がこのAD-GTキットをまとい、筑波サーキットで56秒8をマーク。その他、富士スピードウェイや鈴鹿サーキットなど全国の主要サーキットで軒並みコースレコードを塗り替えるなど、その強さは圧倒的だった。
タイムアタック号が各地で活躍すればするほどAD-GTキットの人気も高まり、販売開始からわずか5年で300セットの販売数を記録。その後も人気は衰えることなく、2019年現在までで1000セット近いAD-GTキットが世に送り出されているという。圧倒的な装着率の高さから、今や「FD3Sの定番スタイル」とまで言われるほどだ。
なお、RE雨宮での推奨ホイールオフセットはF9.0J+22/R9.5J+22だ。タイムアタック号はフロントに9.5J×17+18(スペーサー5mm)、リヤに10.5J×17+22(スペーサー5mm)を履いていたそうだ。タイヤは前後255/40-17をセット。
そして2006年、フロントのデザインはそのままにリヤフェンダーをリニューアル(30mmワイドへと拡大)したAD-GTキットIIが登場。約10mmワイド化された分、さらに太いタイヤが履けるようになり、トラクション性能向上等に貢献。従来のGTキットからリヤだけの変更も可能だ。主な装着デモカーはスーパーグレッディ1&2、D1GP参代目となっている。
こちらの推奨ホイールオフセットはF9.0J+22/R9.5J+22と、AD-GTキットと同一。 デモカーのスーパーグレッディIIはフロントに9.0J×17+40(スペーサー20mm)&235/40-17、リヤに9.5J×17+38(スペーサー20mm)&255/40-17をセットしていた。
どちらのキットもストリートユースを前提に、機能性とスタイリングを追求。さらにオプションパーツとして用意された空力付加物を組み合わせて使うことで、より個性的なルックスとワンランク上の空力性能が手に入る。こうしたフレキシブルな発展性も、このエアロパーツがヒットし続ける要因のひとつと言えるだろう。
●取材協力:RE雨宮 千葉県富里市七栄439-10 TEL:0476-90-0007
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