『GQ JAPAN』の編集者・イナガキ(29歳)が、ひょんなことから中古のフェラーリを購入した! 勢いで買ってしまったフェラーリのある生活とは? 今回は、春なのにドライブへ1度も行けなかったお話。
再撮影に備える
2桁ナンバー物語 Vol.11 横浜33の日産シーマと女優・伊藤かずえさん (後編)
「今年の春はどこへツーリングに行きましたか?」と、よく聞かれるけれど、実はわが愛車を1度も運転する機会はなかった。
【前話:Vol.95 事故の決算書】
というのも、以前に書いたとおりフェラーリ・クラシケの認証を申請中で、そのためわが360を「フェラーリ横浜サービス・センター」に預けているからだ。フェラーリ・クラシケとは、フェラーリ社の公式鑑定プログラムで、車齢20年以上のモデルが対象。必要な申請作業は正規ディーラーが代行する。
この申請には、各所の細かい写真が必要になる。わが360モデナもエンジンやインテリアの細部を撮影した。が、箇所によってフェラーリ本社がより正確さを期すため、再度撮影を要求すれば、再撮写真を送付する必要が生じる。この“再撮”が結構な頻度であり、そのため、ディーラーに預けたままにしているのだ。
もちろん、その都度持ち込むこともできないわけではないけれど、撮影といっても数分で終わるような簡単なものは少なく、箇所によっては部品の脱着作業も必要になって数時間かかることもある。
工場の作業上の都合もあるし、時間の調整もなかなかたいへんなので預けたままにしているわけだ。
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再撮影が何度あるかはわからない。1回で済む可能性だってある。が、ボクの場合、数度にわたって、リクエストが本社からあったようだ。預けていたことで、少しは申請作業がスムーズになったかもしれない。
去年の春も乗れませんでした(涙)
振り返れば、去年の春は緊急事態宣言のため、不要不急の外出を控え、愛車にまったく乗らなかった。今年も、新型コロナウィルスの感染状況に鑑みれば、各所をドライブするのは少々難しいかもしれない。緊急事態宣言が解除されたとはいえ、その後、各地で感染が拡大しているからだ。
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はたして、わが360モデナで春のドライブを楽しめる日はいつくるのだろうか……と、思う。
もっとも、乗らずとも、運転しなくても、フェラーリを所有しているという“満足感”はしっかりあるから、ちっとも手放したいとは思わない。
「走らせないのなら、なんのために所有しているの?」「下取り価格を考えて距離を伸ばさないんでしょ?」と、言う人もいる。
たしかに、下取り価格は、もちろん意識している。これについてはボクに限らず気にしている人は多いはず。理想は、下取り価格など気にせずおもいっきり乗りたいけれど、“サラリーマンのフェラーリ乗り”はそうもいかない。ボクのまわりのフェラーリ乗りでも気にしている人はいる。もし下取り価格が大幅に下がったら、自動車ローンの残債との差額が大きくなって、暮らしがたちゆかなくなってしまう。もちろん、そのリスクは覚悟しての購入ではあったのだけれど。
考えてみれば、この1年間は、フェラーリ・クラシケの申請作業や引っ越し、そして新型コロナウィルス事態の長期化によって乗る機会が大幅に減ってしまった。気兼ねなく遠くへドライブに行ける日はいつやってくるのだろうか……。
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さて、泣き言はともかく、フェラーリ・クラシケの申請作業は順調に進んでいて、先日、フェラーリ横浜サービス・センターの高橋忠久工場長から「申請書類はひと通り本社にてチェックされたようで、今は“審査会”に諮られているようです」との報告を受けた。
複数の専門家がそれぞれ申請書類をチェックしたのち、審査会に諮られ、そこで認められれば晴れて鑑定書が発行されるようだ。申請書類が無事に整ったのはよかった。今後は写真の再撮影も、おそらく発生しないだろうとのことである。
果たして審査会を無事に通過出来るのか? 乞うご期待!
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みんなのコメント
クラシケだのローマだの言う前に、記事をどうにかしろ、これだとただの日記やんけ