スバルは2024年12月12日、WRX S4/レヴォーグ/同レイバックに一部改良を実施した。価格はWRX S4が447万7000~502万7000円、レヴォーグが363万~509万3000円、レイバックが399万3000円。
■WRX S4
WRX S4はSTIスポーツR EXのホイールデザインを切削光輝からブラック塗装へと変更。また、ボルドー/ブラック本革シートの配色を見直すことで、スポーティさを感じさせるとともに、一体感のあるインテリアデザインとした。ボディカラーはソーラーオレンジパールを廃止して、新たにギャラクシーパープルパールを導入した。
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■レヴォーグ
レヴォーグは一部グレードのインテリアデザインを変更。スマートエディションEXには、GT-H EXのインテリアを採用して質感をアップ。ブラックインテリアセレクションはブラックルーフ&ピラートリムを採用することで、より大人の落ち着きを感じさせる内装に。STIスポーツEXとSTIスポーツR EXではWRX S4と同様にボルドー/ブラック本革シートの配色を変更した。
■WRX S4/レヴォーグ 特別仕様車
WRX S4/レヴォーグの両車に、STIスポーツR EXグレードをベースとした特別仕様車「STIスポーツR ブラックリミテッド(WRX S4:530万2000円/レヴォーグ:536万8000円)」を設定。インパネミッドトリム、ドアトリムをスエード調にするとともに、ブラックのレカロフロントシートを採用。外観はドアミラーやルーフアンテナなどをブラックにすることでスポーティさを際立たせている。
■レヴォーグ レイバック 特別仕様車
リミテッドEXをベースとした特別仕様車「ブラックセレクション(424万6000円)」をリリース。インテリアは本革シートやブラックルーフ&ピラートリム、ドアアームレストなどをブラックで統一。外観ではブラック塗装の18インチアルミホイールやドアミラー、ラスターブラック塗装を施したLAYBACK/シンメトリカルAWDリヤオーナメントなどを採用することで上質感を訴求している。
■WRX S4/レヴォーグ/同レイバックに共通する改良点
3車に共通する改良点としては、運転支援に関連した装備としてドライバーモニタリングシステムとドライバー異常時対応システムの連携を強化。長時間のステアリング無操作だけではなく、ドライバーの脇見や居眠りでもドライバー異常時対応システムが作動するようになった。また、断続的なブレーキでドライバーに注意を促すパルスブレーキとコーストダウン(惰性走行)を追加するとともに、ドライバー異常時対応システム作動によるハザードランプ点滅のタイミングを減速制御開始と同時に変更した。
さらにアイサイトの車両中央維持制御と先行車追従操舵制御を改良。直線路の車線中央付近を走行中は介入操舵がしやすいように軽めの操舵感とし、急なカーブや白線付近を走行している場合は安全性を考慮して重めの操舵感にすることで、より安心感のある快適なロングドライブを提供する。
一部改良でブラッシュアップしたWRX S4/レヴォーグ/レイバック。各車に投入された特別仕様車にも注目である。
〈文=ドライバーWeb編集部〉
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