■「ステップワゴン スパーダ ハイブリッド」の燃費から中古車情報まで
ホンダ「ステップワゴン」は、1996年に初代モデル(RF1型)がデビュー。その後2代目(RF3型)、3代目(RG1型)、4代目(RK1型)、そして現行モデルの5代目(RP1型)が2015年に発売されました。
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ライバル車は日産「セレナ」です。「ステップワゴン」の販売台数は、「セレナ」のおおむね半分ほどと苦戦を強いられていますが、正統派のミニバンとしてまだまだ人気を保っています。
現行モデルは、当初1.5リッターのVTECターボエンジンのみで、いわゆる「ダウンサイジングターボ」と呼ばれる技術です。その後2017年に新型「ステップワゴン スパーダ ハイブリッド」が追加されました。
このハイブリッドは「SPORT HYBRID i-MMD(スポーツハイブリッド i-MMD)」というホンダ独創のシステムで、モーターのみでのEV走行、モーターとエンジンのパワーを組み合わせたハイブリッド走行、エンジンのみの走行とさまざまなシーンで走行モードが切り替わります。
ボディサイズは「ステップワゴン スパーダ ハイブリッド」全グレード共通で、全長4760mm×全幅1695mm×全高1840mmとなっています。また、タイヤサイズも全グレード共通で、標準では205/60R16です。
なかでも売れ筋グレードは、もっとも安価な「ステップワゴン スパーダ ハイブリッドB・ホンダセンシング」です。カタログ燃費(WLTCモード)は、20.0km/Lで、市街地モード(18.8km/L)、郊外モード(21.7km/L)、高速道路モード(19.6km/L)。燃費計測がWLTCモードになったので、より実燃費に近づいた値になっています。
パワートレインは、2リッター145馬力のエンジンに184馬力のモーターを組み合わせ、両方を合わせたシステム出力は最高で215馬力に。なお「ステップワゴン スパーダ ハイブリッド」では2WDのみとなっています。
多彩なシートアレンジができる「ステップワゴン」は、ハイブリッドモデルでは7人乗り(ガソリン車は最大8人乗り)が可能です。2列目と3列目のシートをフラットにすれば、2名分のベッドのようになり、仮眠や車中泊もできます。
また、「ステップワゴン」全モデルで最大の特徴となっているのが、リアゲートを上に開けられるだけでなく、横方向にも開くことができる「わくわくゲート」です。クルマの後ろにスペースがなくても、荷物の出し入れができ、3列目シートへもリアゲートから直接アクセスできます。
また、内装ではさまざまな場所にポケットや収納スペース、テーブルなどが設置されていて、ミニバンとして多人数が乗ることを優先的に考えられた設計になっており、まさにミニバンとしての王道車です。
多人数が乗るということは、安全性能も強化されています。「ステップワゴン スパーダ ハイブリッド」のみならず、全グレードでホンダの先進安全装備「ホンダセンシング」が標準装備。システムは、単眼カメラとミリ波レーダーを組みあせた自動ブレーキを軸に、対歩行者にも対応しています。
また、車線をはみ出さない機能や、前車追従型クルーズコントロールも装備され、高速道路での移動でもドライバーが疲労軽減できるようにサポートしています。
※ ※ ※
ホンダ「ステップワゴン スパーダ ハイブリッド」の新車価格(消費税込)は、「B・ホンダセンシング:330万480円」から「G・ホンダセンシング:335万160円」、「G・EX ホンダセンシング:355万9680円」です。中古車価格は約260万円から約420万円ですが、最多価格帯は約300万円から約350万円となっています。
ほかにも、カスタマイズされた純正コンプリートカー「モデューロX」や、ホンダ車を知り尽くした「無限」から多数のアクセサリーが発売されていて、個性的かつ自分好みの「ステップワゴン」に仕立てることもできます。
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