家族持ちが選んでもギリギリOKな走り系モデル!
クルマ好き、走り好きな男性がいちばん恐れているのは、結婚して子供ができたら、自分の意思でクルマ選びができなくなってしまう、ということではないでしょうか。家族に押し切られてミニバンになってしまうとか、都心部に住んでいたら最悪はもう、マイカーは手放してカーシェアにしてくれなんて言われる可能性もあるわけです。クルマ好きにとっては、それは何としても阻止したい状況ですよね。
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それなら、スポーツ系や走り系のクルマでも、家族にもちゃんとメリットがあって、納得してもらえるようなクルマを選べばいいのです。さすがに2シーターのスポーツカーというのは現実的じゃないですが、探せばあるものです。今回はそんな、家族持ちが選んでもギリギリOKかな、という走り系モデルたちをご紹介したいと思います。
1)トヨタGRヤリス
まずは、ヴィッツから名前が変わり、同時にボディをギュッと凝縮してかなり走りにこだわったクルマ作りをしてきた新型ヤリスのなかでも、さらにモータースポーツ寄りの技術が詰め込まれた、トヨタGRヤリスです。1.5リッター直3エンジン+CVTと、1.6リッター直3インタークーラーターボ+6速MTがあり、後者にはスポーツ4WDシステム「GT-FOUR」を搭載。これはまさに、トヨタが世界最高峰のラリー競技、WRC参戦を目指して作り込んだ走りの持ち主。
外観もちょっとヤンチャな印象にはなり、後席も決して広くはないですが、一応4人乗り。ラゲッジは4人乗車時で141リットルの容量なので、買い物や1~2泊の旅行くらいなら荷物も積めるでしょう。いざとなれば後席は6:4分割で倒せるので、大きな荷物も大丈夫です。
2)スバルWRX S4
次は、ラリーといえばWRCで大活躍していたモデルの後継となるスバルWRX S4。伝統のEJ20型エンジンは残念ながら生産終了してしまいましたが、現時点でスバル最強となる2リッター直噴ターボエンジン搭載のSTIスポーツでも、十分にパワフルで走りが楽しめます。セダンなのでしっかり5人乗りだし、ラゲッジも広大。CVTだから奥様や子供とシェアして運転も可能だし、先進の安全運転支援技術「アイサイト」も付いているので、安心感も高い走り系モデルです。
3)スズキ・スイフトスポーツ
続いて、ヤリスが登場するまでは、コンパクトカーの走り系モデルの代名詞的存在といえば、スズキ・スイフトスポーツでした。ヘタに複雑な制御で運転が上手くなったように感じさせるクルマも増えているなか、スイフトスポーツはピュアな操作感、軽量高剛性ボディゆえのキビキビとした挙動が大きな魅力。欧州で鍛えただけあって、ガッシリとした安定感も抜群です。後席もヤリスよりはやや余裕があり、ラゲッジも実用的。201万円~というお手頃価格なので、コスパの点でも家族の了承を得やすいかもしれないですね。
ジャジャ馬な走りが魅力のモデルも!
4)アバルト595 コンペティツィオーネ スティーレ
さらに輸入車からチョイスすると、キュートな見た目とは裏腹に、かなりのジャジャ馬な走りが挑戦的な、アバルト595 コンペティツィオーネ スティーレ。フィアットと組んでモータースポーツでの数々の栄光を勝ち取ってきた名チューナー、アバルトがフィアット500をベースにチューンしたモデルです。
ベーシックな595、595ツーリズモ、595コンペティツィオーネ スティーレとそれぞれ最高出力が異なり、もっともパワフルな180馬力のコンペティツィオーネ スティーレは、レコードモンツァのマフラーから勇ましい排気音が響き、テンションまでアップしてしまう楽しさ。5速MTだけでなくセミATもあるので、AT限定免許の人もドライブできます。
5)ルノー・メガーヌ R.Sトロフィー
そして最後にもう1台、世界一過酷なサーキットと呼び声高い、ドイツのニュルブルクリンクサーキットで、量産FFモデル最速タイムを叩き出したメガーヌのなかでも、走り屋垂涎のモデルがルノー・メガーヌ R.Sトロフィーです。
1.8リッターターボで300馬力を誇り、メガーヌR.Sより10kg軽量化されたボディは、もはやレーシングカーのような一体感です。しかも、R.Sの開発ドライバーは日本にまでやってきて、ワインディングを走りこんで研究したとのこと。ロールを最小限に抑えながら最上級のコーナリングを体感させる足の良さには、同乗者の不快感を取り除くことも考慮されているので、きっと家族からの評価も上々のはず。これで5人乗りだなんて、信じられないパフォーマンスです。
6)ホンダ・シビックタイプR
さらにおまけとしてもう1台、このメガーヌと常に抜きつ抜かれつ、ニュルブルクリンクの量産FF最速の座を競いあってきたホンダ・シビックタイプRが、いよいよ10月に登場することになりそうです。まだ実車を確認していないので、正式なご紹介は避けましたが、すでにトップグレードの「Limited Edition」が鈴鹿サーキットでのFFモデル最速タイム(2020年7月現在)をマークしたとのこと。これは、かなり期待が膨らみますね。もちろんシビックタイプRも、家族持ちがギリギリ選べる走り系モデル。早く乗ってみたいものです。
昔に比べると、4~5人乗りでハードな走りも楽しめるモデルというのは、かなり減ってしまいました。でも、だからこそ今あるクルマたちは、どれを選んでも後悔しない楽しさと実用性が手に入ると思います。あとは、あなたの家族へのプレゼンテーション次第。勇気を持って乗り越え、手に入れててくださいね。
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