■ほぼLFAなLC? カスタムパーツデザイナーが考えるLCカスタム
2016年におこなわれたデトロイトモーターショーで世界初公開されたレクサス「LC」。日本では2017年より販売を開始、2021年9月には一部改良もおこなわれました。
そんなLCにカーデザイナーのSiim Parn氏は、「LFA」をモチーフにしたカスタム仕様のレンダリングをSNSに投稿して、話題となっています。
【画像】もうほぼLFA? レクサス最上級クーペ「LC」のLFAカスタムレンダリングの画像を見る(51枚)
Siim Parn氏は、日産新型「フェアレディZ」のNISMO仕様やマツダ次期型「RX-7」など現実にはまだ存在しないような、あらゆる「もしかしたら」なクルマのレンダリングを作成し自身のSNSに投稿する一方で、自身がデザインしたマセラティ「MC20」のボディキット「ARIA」を販売しています。
LCは、2017年の発売以降、独創的なデザインや優れた走行性能を実現し、LEXUS全モデルラインアップの乗り味を方向づけているフラッグシップクーペです。
一方でLFAは、世界で500台の限定販売(うち国内には165台が販売)がおこなわれたスーパースポーツカー。
2011年4月当時、市販車として国内最強を誇った560馬力を発揮するヤマハ発動機とトヨタが共同開発した4.8リッターV型10気筒エンジン(LR-GUE)を搭載しています。
日本での販売価格は3750万円でしたが、2022年現在ではオークションなどで1億円を超える金額で取引されている事例も散見されるプレミアカーとなっています。
LCもLFAも低重心かつ低い全高とワイドな全幅でスーパースポーツカーの雰囲気をただよわせていますが、今回Siim Parn氏はLCをLFA風にカスタマイズし、レンダリングを公開しています。
砂時計のような形状になっている特徴的なスピンドルグリルを含むフロントバンパーは、グリル内の模様はそのままに、LFAのような控え目な開口部を持つバンパーに変更されています。
合わせてヘッドライトの形状もLFAのような三角形のものに変わっており、第一印象はほぼLFAです。
サイドから見ると、ドア下のインテークが通常のLCと比較してかなり深堀りされた形状になっており、ドア形状ごと変わっています。
リアには、LFAで特徴的だった3本だしのマフラーを始め、LFAにかなり近い形状のバンパーに換装しています。
このクルマについてSNSでは「LFAよりもいい」「もしこれがV10エンジンを搭載して実現したらいいなぁ」といった声が集まっています(編集部訳)。
Siim Parn氏の製作したレンダリングは、もちろんメーカー非公認の妄想デザインですが、細部までしっかりと描かれており、その本気度が伝わってきます。
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