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メルセデスAMG 新型「C63 S Eパフォーマンス」発表

掲載 11
メルセデスAMG 新型「C63 S Eパフォーマンス」発表

車種別・最新情報 [2022.09.27 UP]


メルセデスAMG 新型「C63 S Eパフォーマンス」発表

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メルセデスAMG C63 S Eパフォーマンス セダン

メルセデスAMG C63 S Eパフォーマンス エステート

※両モデルとも欧州仕様車
 メルセデス・ベンツは現地時間の9月21日、新型「C63 S Eパフォーマンス」のワールドプレミアを行い、セダンおよびエステート(ステーションワゴン)の2タイプを発表した。


F1の最先端技術を導入 AMGの歴史で“ゲームチェンジャー”と呼べるモデルに
 新型C63 S Eパフォーマンスは、フォーミュラ1(F1)のノウハウを活かし、モータースポーツの最先端技術を公道走行用に導入したというモデル。リアアクスルに配された2速電気モーターが、フロントに縦置きされた直列4気筒2.0L ターボエンジンをサポートする。排気ガスターボチャージャーを電気でサポートすることで内燃エンジンのターボラグを解消し、同時に電気駆動によって停止状態からの力強い加速を可能としている。この電気パワートレインと400Vの高性能バッテリーはAMGによる独自開発で、システム出力は500kW(680PS)、システム最大トルクは1020Nmを発生する。0-100km/h加速は、セダン/エステート共に3.4秒。AMGドライバーズパッケージ装着時での最高速はセダンが280km/h、エステートは270km/hとしている。なお、電気のみでの航続距離は最大13km。また、全輪駆動システム「4MATIC+」を採用し、走りを楽しめるドリフトモードを搭載した。

 今回採用された高性能バッテリーは、F1ハイブリッドレーシングカーの技術を応用したもの。長い距離を走るためではなく、高速で電力を供給してパワーを引き出すことに重きが置かれているという。容量6.1kWh、連続出力70kW、10秒間のピーク出力150kWを実現しつつ、重量は89kgに抑えられた。その基盤には新開発の直接冷却システムが採用されている。このバッテリーの充電は3.7kWのオンボードAC充電器を使用し、充電ステーションやウォールボックス、家庭用コンセントなどで行う。

 今回の新型車について、メルセデスAMG取締役会長のフィリップ・シーマ―氏は「C63 S Eパフォーマンスで私たちは、ブランドの歴史に新たな章を開くことになります。F1のノウハウをふんだんに取り入れたこのモデルは、まさにゲームチェンジャーと呼べる存在で、性能重視だったこのセグメントに全く新しいアプローチをもたらします」と述べている。


よりワイドになったエクステリア
 ボディサイズは従来のCクラスをベースに、フロントエンドを50mm延長。全長はセダン、エステート共に83mm延長された。また、フロントアクスルのトレッド幅を拡大したことで全幅も76mm拡大、ホイールベースも10mm長くなっている。

 フロントでは縦型ストラットを備えたAMG専用フロントグリルや、ジェットウィングデザインのAMGフロントバンパーを採用。これらの内部には電子制御式のエアパネルを備え、必要に応じて空気の流れを調整できる。また、ボンネットにはスリーポインテッドスターに代わり、月桂冠をあしらったブラックのAMGエンブレムを装着する。

 サイドからリアにかけては、サイドスカート、大型ディフューザーを備えたリアバンパー、左右2本ずつ配されたテールパイプが全体のデザインを精悍に引き締める。また、トランクリッド(エステートはルーフスポイラー)のエアフローブレイクアウェイエッジ、プラグインチャージフラップ、赤基調のモデルエンブレムなどは専用装備となっている。足回りは、19インチのライトアロイホイールを標準装備し、オプションで20インチサイズも選択できる。


印象的なフロントエンド

月桂冠をデザインしたAMGエンブレム

サイドウィングのEパフォーマンスバッジ

エアフローブレイクアウェイエッジ

テールパイプ

スタイリッシュなインテリア 先進インフォテインメントシステムも装備

メルセデスAMG C63 S Eパフォーマンス セダン 内装
 インテリアは専用のシートレイアウトとユニークなステッチを施したAMGスポーツシートを採用。専用カラーやナッパレザー、ヘッドレストのエンボスAMGエンブレムなどを揃え、スポーティかつラグジュアリーなイメージを強調する。

 MBUXインフォテインメントシステムにおいては、インストルメントクラスター、センターコンソールの縦型マルチメディアセンターディスプレイを搭載。ヘッドアップディスプレイはオプションで選択できる。インストルメントクラスターやヘッドアップディスプレイは、表示スタイルをカスタマイズ可能。センターディスプレイはサーキットで使用するデータロガー「AMG TRACK PACE」を搭載している。

【あわせて読みたい】

https://www.goo-net.com/magazine/contents/imported-car-contents/146269/https://news.bikebros.co.jp/model/news20220905-07/?utm_source=goo_magazine&utm_medium=referral&utm_campaign=goo_magazine&utm_content=178106 Cクラスの新車情報を見る

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みんなのコメント

11件
  • 魅力が無くなった気がする…
  • 正直4気筒ならHV化してパワーのあるこれより
    現行がラストになるAクラスの4発ターボの方が良い。
    デザインも同型だし同じ4気筒でHVじゃない分まだ軽量。
    CクラスAMGは欲張ったただのデブちゃん。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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