現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > マクラーレンGTの後継モデル『GTS』が登場。パフォーマンスと実用性を兼ね備えた新型スーパーカー

ここから本文です

マクラーレンGTの後継モデル『GTS』が登場。パフォーマンスと実用性を兼ね備えた新型スーパーカー

掲載 2
マクラーレンGTの後継モデル『GTS』が登場。パフォーマンスと実用性を兼ね備えた新型スーパーカー

 マクラーレン・オートモーティブのスーパーカー・ラインアップに、4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載した『マクラーレンGTS』が新たに加わった。

『GT』の後継モデルとして登場した新型スーパーカー、マクラーレンGTS。2024年のデリバリー開始に向け、すでに注文受付が開始されているこのクルマの特長について、マクラーレン・オートモーティブのマイケル・ライターズCEOは次のように語る。

マセラティ、MC20初の限定車を発表。記念のショートフィルムにはデイビッド・ベッカムの姿も

「GTSは、マクラーレンならではのドライビング・ダイナミクスとパフォーマンスに加え、洗練性と実用性を高次元で融合させています」と同氏。

「真のドライビング・エクスペリエンスをお愉しみになりたい時には、GTSがそれをかなえます。また週末の旅行など、リラックスした長距離ドライブを愉しみたいときにも、GTSが理想的なパートナーとなることでしょう。マクラーレンのレーシングDNAに忠実でありながらも、いつくもの能力を兼ね備えたモデル、それがマクラーレンGTSなのです」

 GTに与えられたエレガントなラインをエアロダイナミクス・パッケージやシルエットのベースとして引き継ぎながら、よりいっそう力強いデザインとなった新型モデルを支えるのは、マクラーレンの十八番とも言えるカーボンファイバー製モノコックシャシーだ。高い強度と剛性を誇る超軽量構造のシャシーに加え、標準のコンポジット製ルーフにも再生カーボン・ファイバー製が用いられるなど、このクルマの構造部には多くの軽量化ソリューションが施されている。

 その結果、GTSのDIN重量は1520kg(乾燥重量1456kg)に抑えられ、パワーウエイトレシオで418PS/tというセグメントトップの数値をマークするに至った。620PSから635PSへとパワーアップしたM840TE型4.0リットルV8ツインターボエンジン側の出力向上もこれに寄与している。軽量ボディとよりパワフルなエンジンの採用により、GTSの0-200km/h加速は先代を凌ぐ8.9秒に。0-100km/h加速は3.2秒となっている。トップスピードは326km/hだ。

 足回りでは“コンフォート”、“スポーツ”、“トラック”という3種類のモードを搭載し、走行環境に応じてサスペンション特性を変化させることができるモンロー製のインテリジェント・アダプティブ・サスペンションを採用する。スーパーカーでありながら前方、後方ともに良好な視界が確保されているため、都心部でも快適な走行が可能だ。また、最大20mmの車高調整ができる車両リフト機能はシステムの強化によって、フロントノーズの昇降時間が従来の半分となる約4秒で完了する。

 実用的なスーパーカーであるGTSのラゲッジスペースは、リヤに420リットル、フロントにも150リットルの収納スペースが設けられ荷室容量は合計570リットルが確保された。キャビンでは、パフォーマンスとラグジュアリーを感じさせる厳選された素材が組み合わされ、洗練された上質な空間が演出される。その中でも標準仕様のほかレーシーな“パフォーマンス”と、マクラーレンらしいモダンなアレンジが効いた“テックラックス”という、デザインと素材が一新されたインテリア・スキームも設定された。

 専用の外装色ラヴァ・グレーをはじめ、新色のマンティス・グリーン、タンザナイト・ブルー、アイス・ホワイトがカラーパレットに追加されたマクラーレンGTSではこのほか、GTSバッジを黒で仕上げることができる“ステルス・バッジ・パック”や、アンダーボディやエクステリアのディティールがカーボンファイバー仕上げとなる“ビジュアル・カーボン・ファイバー”などのオプション、さらに専用のターバイン鍛造アロイホイールなどが選択できるパーソナライゼーションのオプションも刷新されている。

こんな記事も読まれています

ホンダ「ノビオPM50」で出かければ、そこはヨーロッパの街角。ペダルでも走れるモペットスタイル
ホンダ「ノビオPM50」で出かければ、そこはヨーロッパの街角。ペダルでも走れるモペットスタイル
バイクのニュース
[car audio newcomer]スズキ スイフトスポーツ(関根貴成さん)by LCサウンドファクトリー 後編
[car audio newcomer]スズキ スイフトスポーツ(関根貴成さん)by LCサウンドファクトリー 後編
レスポンス
フェラーリ、F1ラスベガスGPのフリー走行でフロアの”実験”。来季マシン開発のために実走行データを収集
フェラーリ、F1ラスベガスGPのフリー走行でフロアの”実験”。来季マシン開発のために実走行データを収集
motorsport.com 日本版
レッドブル・ホンダのフェルスタッペン、F1ドライバーズチャンピオン獲得!!
レッドブル・ホンダのフェルスタッペン、F1ドライバーズチャンピオン獲得!!
レスポンス
全長4.4m! 日産の「4ドア“5ナンバー”セダン」がスゴかった! めちゃ「スポーティな画期的モデル」は世界一が目標! 隠れ名車「プリメーラ」はイマ求められる1台か
全長4.4m! 日産の「4ドア“5ナンバー”セダン」がスゴかった! めちゃ「スポーティな画期的モデル」は世界一が目標! 隠れ名車「プリメーラ」はイマ求められる1台か
くるまのニュース
なぜマクラーレンはクルマ好きを魅了するのか? 新型プラグインハイブリッド「アルトゥーラ スパイダー」の絶妙な味わい。【試乗レビュー】
なぜマクラーレンはクルマ好きを魅了するのか? 新型プラグインハイブリッド「アルトゥーラ スパイダー」の絶妙な味わい。【試乗レビュー】
くるくら
むかしは「車庫飛ばし」してでも欲しかった「品川」「横浜」ナンバー! いまは引っ越し時にうっかり…!? 悪意はなくとも違法行為となるので要注意
むかしは「車庫飛ばし」してでも欲しかった「品川」「横浜」ナンバー! いまは引っ越し時にうっかり…!? 悪意はなくとも違法行為となるので要注意
Auto Messe Web
ベントレーが新型コンチネンタルGTなどをクリスマスまで麻布台ヒルズで特別展示【イベント】
ベントレーが新型コンチネンタルGTなどをクリスマスまで麻布台ヒルズで特別展示【イベント】
Webモーターマガジン
マセラティ、フォーミュラEに2030年まで参戦。次世代『Gen4』レギュレーションにコミット
マセラティ、フォーミュラEに2030年まで参戦。次世代『Gen4』レギュレーションにコミット
motorsport.com 日本版
モノクロのアルピーヌ A110が登場!? 写真家とコラボ、デザイン際立つ内外装
モノクロのアルピーヌ A110が登場!? 写真家とコラボ、デザイン際立つ内外装
レスポンス
もしもポルシェが「356RSR」を作ったら……を実現しちゃった男がいた! 世界的有名ショップが魔改造した356の完成度がヤバい
もしもポルシェが「356RSR」を作ったら……を実現しちゃった男がいた! 世界的有名ショップが魔改造した356の完成度がヤバい
WEB CARTOP
OEMなのに専用キャラ「ルクラッコ」を使った超力作CMが大ブレイク! なのにクルマ自体は影薄だった「スバル・ルクラ」を憶えてる?
OEMなのに専用キャラ「ルクラッコ」を使った超力作CMが大ブレイク! なのにクルマ自体は影薄だった「スバル・ルクラ」を憶えてる?
WEB CARTOP
スズキの新型「軽“5ドア”SUV」がスゴイ! 広々“タフ”内装×「スライドドア」がめちゃ便利! 「車中泊」も可能な新型スーパーハイトワゴン「スペーシア“ギア”」で寝てみた!
スズキの新型「軽“5ドア”SUV」がスゴイ! 広々“タフ”内装×「スライドドア」がめちゃ便利! 「車中泊」も可能な新型スーパーハイトワゴン「スペーシア“ギア”」で寝てみた!
くるまのニュース
ヒョンデ「アイオニック 5 N」オーナーになるとこんなに「オイシイ」のか! 特別すぎるイベントで見た光景とは
ヒョンデ「アイオニック 5 N」オーナーになるとこんなに「オイシイ」のか! 特別すぎるイベントで見た光景とは
WEB CARTOP
日本市場に復活した韓国ヒョンデと大々的な広告展開を広げている中国BYD。その現状と今後の戦略は?
日本市場に復活した韓国ヒョンデと大々的な広告展開を広げている中国BYD。その現状と今後の戦略は?
LE VOLANT CARSMEET WEB
余った土地に「ヨシ! 急速充電器を設置するか」は現実的? 個人がEVの充電サービスで儲けられるか考えてみた
余った土地に「ヨシ! 急速充電器を設置するか」は現実的? 個人がEVの充電サービスで儲けられるか考えてみた
THE EV TIMES
「ジープ・コマンダー」の限定車「オーバーランド」発売!人気のオプションアイテムを標準装備
「ジープ・コマンダー」の限定車「オーバーランド」発売!人気のオプションアイテムを標準装備
LE VOLANT CARSMEET WEB
「すごい多重事故…」 関越道で一時「トラックなど玉突き衝突」発生! 追越車線が規制で「通過時間70分」の大渋滞 「電車で行くか…」の声も
「すごい多重事故…」 関越道で一時「トラックなど玉突き衝突」発生! 追越車線が規制で「通過時間70分」の大渋滞 「電車で行くか…」の声も
くるまのニュース

みんなのコメント

2件
  • ザ・ファイナル・タカヒロ
    新型プリウスに酷似、、、
    マクラーレンさん、どうしたんすか????
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村