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【長期レポート】夜間ドライブの強い味方、XC60のフルアクティブハイビーム

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【長期レポート】夜間ドライブの強い味方、XC60のフルアクティブハイビーム

クルマは長く乗れば乗るほど見えてくるものがある。これまでMotor Magazine誌で掲載した長期レポート車ボルボ XC60 B5 AWD インスクリプションを紹介していこう。今回は、担当者が海外取材に出かけていた時期があり、1週間ほど稼働していないなかったのだが、それでも走行距離は2000km近い。燃費は11km/L台を切ってしまったが、10km/L台後半はキープしているので好結果と言っていいだろう。(Motor Magazine 2022年5月号より)

前方車両を避けて照射するフルアクティブハイビーム
都内や首都高速などを走っているとあまり気が付かないが、街灯のない地方などに行ったときにとても便利なのが、フルアクティブハイビーム(LEDヘッドライト)である。これを設定するのは簡単で、ヘッドライトのスイッチを奥に捻ってAUTOモードにすればいいだけだ。

●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか

ドライバー視点の実際の見え方は、メインカットのとおりである。見事に前方車両部分を避けてそのまわりだけを明るく照らしているのがよくわかる。さらに、遮蔽する対象物が移動したり対向車が来たりすると、それに合わせて照射する部分を瞬間的に「パッパッパッ」と切り替えるのである。

前述したが、都内を走っているとこの機能は、ほぼ作動しないのだが、たとえば夜のワインディングロードや高速道路、カントリーロードなどを走るときには、この明るさの恩恵が受けられ、安全にどのような場所でもドライブを楽しむことができるのである。

ボルボの安全哲学は徹底していて、新しいボルボ車に乗っている時の事故での死亡者または重傷者をゼロにするというビジョンを掲げている。つまり、万が一、避けられずに衝突事故が起きた時でもその結果に差が出る安全技術を備えているということである。

ボルボの安全に関する研究データは、誰もが閲覧できる
ボルボのクルマづくりの中心にいるのは、「常に人である」ということは1927年の創業時から変わっていない。1959年に3点式シートベルトを開発し、その特許を無償公開、多くの命を救ってきたことはあまりに有名な話だが、その他にも安全性に関する研究データをデジタル化し誰もが簡単にダウンロードできるよう公開しているのである。

XC60に限らず、ボルボ車に乗っていると、クルマに守られていることを強く感じるが、それはボルボ車オーナーであれば誰もが感じていることだろう。

人は誰でもミスをするが、それらをカバーしたり、さらに人間の苦手とするところも補完してくれるボルボの持つ機能は、フルアクティブハイビームや衝突回避・被害軽減ブレーキ、BLIS、360度ビューカメラなど枚挙にいとまがないが、それらがすべて標準装備されるのだから、ボルボの安全ビジョンに対する本気度がわかる。

■第4回/2022年2月21日~3月25日(4カ月目)のデータ
・オドメーター:9229km
・走行距離:1967km
・給油量:190.9L
・実燃費:11.1km/L

ボルボ XC60 B5 AWD インスクリプション主要諸元
●全長×全幅×全高:4710×1900×1660mm
●ホイールベース:2865mm
●車両重量:1870kg
●エンジン:直4 DOHC
●総排気量:1968cc
●最高出力:184kW(250ps)/5400-5700rpm
●最大トルク:350Nm(35.7kgm)/1800-4800rpm
●モーター最高出力:10kW/3000rpm
●モーター最大トルク:40Nm/2250rpm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:4WD
●燃料・タンク容量:プレミアム・71L
●JC08モード燃費:12.1km/L
●タイヤサイズ:235/55R19
●車両価格(税込):749万円(発売時)

[ アルバムはオリジナルサイトでご覧ください ]

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みんなのコメント

2件
  • ボルボのアクティブハイビームはよく出来ている。
    安全性に関わる部分だし、反応が瞬時で頼りがいがある。
  • ハイビームなどクソど田舎行かなきゃ使わない。
    ロービームロックつけて、簡単にはハイビームにならないようにしてくれ。
    対向車は眩しくてやってられない
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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