WRC世界ラリー選手権は7月16日、第7戦エストニアのデイ2(SS2~9)が行われ、初日に首位に立ったTOYOTA GAZOO Racingのカッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)が総合トップの座をキープしている。地元凱旋のオット・タナク(ヒュンダイi20クーペWRC)はデイリタイア、2戦連続の表彰台獲得を目指した勝田貴元(トヨタ・ヤリスWRC)はリタイアとなった。そんな『ラリー・エストニア』のデイ2を終えた各陣営からドライバーコメントが発表されている。
■Mスポーツ・フォードWRT
●ガス・グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC)/デイリタイア
「今日は5番手という良いタイムで1日をスタートすることができた。とても満足しているよ。昨年の僕たちの状態から大きな進歩だったからね。クルマの中でとても良い仕事ができていると感じた」
勝田貴元とタナクがリタイア。首位争いは2日目もロバンペラがリード/WRCエストニア
「ループの2番目のステージでも同じ調子だったが、残念ながらエンジンに関するトラブルがあったんだ。なんとか庇うことができたが、最終的に区間の3番目のステージでリタイアせざるを得なかった」
「エンジンがダメージを負う可能性が高かったし、週末の残りの日程に参戦できるか否かというリスクがあったからね。とてもがっかりしているよ」
●テーム・スニネン(フォード・フィエスタWRC)/デイ2総合6番手
「全体的に問題のない1日だった。僕はベストを尽くしたが、かなりチャレンジングな1日だった」
「明日はミスをすることなく、良い仕事をするように努めるよ」
■ヒュンダイ・シェル・モビスWRT
●ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)/デイ2総合3番手
「午前中のパンクを除けば、今日はすべてのことがうまくいったよ。良いリズムがあったし、目指していたことを達成することができた」
「僕たちの目標はセバスチャン(・オジエ)に追いつき、今日の終わりまでに彼との差を広げることだった。もちろん出走順による小さなアドバンテージはあったが、週末を通して厳しい戦いになることは間違いないだろう」
「目指すところは、暫定表彰台のポジションを維持し、マシンを走らせ続け、チームのために好結果を出すことだと分かっている」
●オット・タナク(ヒュンダイi20クーペWRC)/デイリタイア
「残念ながら、カネピのステージ(SS4)で2度目のパンクがあり、今日はラリーをリタイアせざるを得なかった。その前のステージでもすでに1回パンクしていて、タイムとポジションが犠牲になった」
「SS4の始まりではコーナーでワイドになって、結局野原に入ってしまったんだ。その間に2本のタイヤをダメにしてしまった。スペアがなかったので、ラリーを続けることは不可能だった」
「チームは明日僕たちがラリーを続けられるようにマシンの準備をしてくれている」
●クレイグ・ブリーン(ヒュンダイi20クーペWRC)/デイ2総合2番手
「今日達成したことにとても満足している。素晴らしい1日だったし、僕たちは間違いなく先頭集団にいる。ポール(・ネイグル/コドライバー)は、コドライバーのシートで見事な仕事をしたし、マシンも1日中文句なしの状態だった」
「こうしたマシンをこのような道路で走らせるフィーリングは本当に特別なものだ。今年はなおさらそうだ。2度目の走行はとても順調だったからね」
「1日中、カッレ(・ロバンペラ)と争っていて、それは素晴らしい戦いだった。正直に言って、まだ馴染めているようには感じていない。彼らはWRCカーを各イベントで走らせている一方で、僕はR5での走行の方に慣れているんだ」
「しかし、好結果とともに今日を終えることができた。この良いリズムを土曜日も維持したい。最初の2ステージは完全に新しいところだしね」
■TOYOTA GAZOO Racing WRT
●セバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ2総合4番手
「今日の自分の走りには非常に満足している。つねに限界で走り続けましたがミスはなく、クルマもいいフィーリングだった。これ以上は無理だと思えるほどいい1日だったよ」
「路面はルーズグラベルが多かったので、表彰台までわずか6秒という状況はとてもうれしいし、1日を楽しむことができた。しかし、明日もまた同じようなリズムで走らなければならない」
「新しいステージはキャラクターが少し異なり難しそうなので簡単には行かないと思うが、出走順は今日よりもかなり良くなるので、どうなるのか楽しみだ」
●エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ2総合5番手
「今日は自分が望んでいたような1日ではなかった。今朝の2本目のステージでは不要なミスにより、かなりタイムを失ってしまったが、このラリーでそれは許されないことだ」
「それ以外については比較的順調だったけど、心から満足することはできない。クルマには充分な速さがあるが、それをまだフルに引き出すことができていないんだ」
「今晩はクルマに少し調整を加えて自信を取り戻し、明日は期待を持って新たなるチャレンジに臨みたいと思う」
●カッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ2総合首位
「今日は本当にいい1日だった。とにかくハードにプッシュし続け、つねに限界ギリギリの走りだったんだ」
「朝の最初のステージは少し慎重にスタートしたけれど、その後は感覚を研ぎ澄まし、速く走り続けようとしていた。とてもいい戦いができたと思うし、楽しむこともできたよ」
「ライバルとのタイム差はまだ非常に小さく、明日も激しい戦いが続くと思う」
「フィーリングは全体的にいいのだけどステージの2回目の走行では、今日の午後よりもグリップレベルを高められるように、セットアップを少し見直したいと思っている」
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