現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > マーチとはサヨナラ!? 日産新型「マイクラ」 イケメンモデルの何が変わったのか

ここから本文です

マーチとはサヨナラ!? 日産新型「マイクラ」 イケメンモデルの何が変わったのか

掲載 更新 12
マーチとはサヨナラ!? 日産新型「マイクラ」 イケメンモデルの何が変わったのか

■日本のマーチより進化してる!? 欧州の「マイクラ」とは?

 日産の欧州部門は、コンパクトカー「マイクラ」の2021年モデルを発表しました。

【画像】マーチよりイケメン!? 欧州で進化した日産「マイクラ」を見る(12枚)

 マイクラは日本の「マーチ」の海外名です。日本で販売されているマーチは、2010年に登場した4代目モデルですが、欧州では2017年にマーチから独立。

 5代目モデルにフルモデルチェンジし、マーチとは異なるモデルとして進化しています。

 マイクラのデザインは、「Vモーショングリル」や「ブーメランランプシグニチャー」などを採用。マーチというより、日産の売れ筋コンパクトカー「ノート」と似たスポーティなデザインです。

 ボディサイズは、全長3999mm×全幅1743mm×全高1455mmと、マーチの全長3825mm×全幅1665mm×全高1515mmよりも全長と全幅は大きく、全高は低いという、ワイド&ローのプロポーションです。また、全幅が1700mmを超えることから、日本では3ナンバーサイズになります。

 マイクラ 2021年モデルのデザインは、フロントからリアまで2種類のカラーカスタマイズが可能になるとともに、LEDヘッドランプにアップグレードすることで、よりエレガントな外観を実現しています。

 2021年モデルではグレード体系が変更され、「Visia」「Acenta」「Tekna」に加え、新たに「N-Design」を追加。加えて、特別モデルとして好評を博した「N-Sport」をカタログモデルとして設定しました。

 新設定のN-Designは、自分だけの個性を表現したいというユーザーに最適なモデルです。

 外観は、リアやフロント、サイドのフィニッシャーやミラーキャップにグロスブラックまたはクロームのいずれかを選ぶことができます。

 内装には、グレーのアクセントを効かせたモダンなブラックのクロスシート、レザールックのフロントパネル、ニーパッド、ドアトリムを採用。

 また、大胆なエナジーオレンジのインテリアを選択し、同色のアクセサリーを装備することで、細部にまでこだわったカスタマイズが可能になりました。

 さらに、新開発の16インチツートンホイール「Genki(元気)」を、「N-Design」と「Tekna」に標準装備。

 日本語の名前が付けられたこのホイールはエネルギッシュさを演出し、マイクラの新鮮でダイナミックなデザインを完成させます。

 マイクラ 2021年モデルに搭載される1リッターターボエンジンは、排出ガス規制「ユーロ6d」に適合させ、ダイナミックな走りと効率的な走りを両立しました。

 さらに、トルク特性の最適化により、少ないギアチェンジで優れた走行性能を発揮。よりスムーズでレスポンスの良い走りを実現しています。

 機能面では、一部グレードに「ヒルスタートアシスト」や「インテリジェント・ライド・コントロール」、「インテリジェント・トレース・コントロール」などの安全技術を搭載し、あらゆる場面でハンドリングを向上させました。

 さらに高度な技術として、「セーフティパック」として提供されます。「ハイビームアシスト」や「インテリジェント・レーン・インターベンション」、「交通標識認識」、「歩行者認識機能付きインテリジェント・フォワード・エマージェンシー・ブレーキ」などが含まれます(一部のグレードに標準装備)。

 また、最上級グレードの「Tekna」には、「インテリジェントアラウンドビューモニター」を標準装備。駐車時の死角を真上からの映像で映し出したり、移動物体の検出をおこなうなど、より安全性を高めました。

※ ※ ※

 かつて日本でも、マイクラの名称を冠したモデルが販売されたことがあります。

 2007年に発売された「マイクラC+C(シープラスシー)」というモデルで、3代目マーチをベースに開発されたオープンカーとして、国内では1700台が限定販売されました。

 電動式の金属製ルーフを装備し、ルーフを閉じた状態ではクーペのようなスタイリングになることが特徴です。

 3代目マーチのエンジンは、1リッター、1.2リッター、1.4リッター、1.5リッターの4種類でしたが、マイクラC+Cはそれを上回る1.6リッターエンジンを搭載。

 トランスミッションは4速ATと5速MTが設定され、希少なマニュアルのコンパクトオープンカーという側面もありました。

こんな記事も読まれています

ホンダ、ヴェゼルを一部改良 意匠変更やHVにアウトドアテイストの新パッケージ
ホンダ、ヴェゼルを一部改良 意匠変更やHVにアウトドアテイストの新パッケージ
日刊自動車新聞
トーヨータイヤが“低電費”と耐摩耗性能を両立した小型EVトラック用リブタイヤ「ナノエナジー M151 EV」を発売
トーヨータイヤが“低電費”と耐摩耗性能を両立した小型EVトラック用リブタイヤ「ナノエナジー M151 EV」を発売
レスポンス
32年ぶりに改称「グッドライダーミーティング」から「ベーシックライディングレッスン(BRL)」へ
32年ぶりに改称「グッドライダーミーティング」から「ベーシックライディングレッスン(BRL)」へ
バイクのニュース
日産が新型「小さな高級車」発表! 全長4.3m級&上質内装を採用! 高級スニーカーから発想得た「キックス」とは
日産が新型「小さな高級車」発表! 全長4.3m級&上質内装を採用! 高級スニーカーから発想得た「キックス」とは
くるまのニュース
フェラーリF1、マイアミGPスペシャルカラーのアパレルコレクションを披露。ブルーのレーシングスーツもちら見せ
フェラーリF1、マイアミGPスペシャルカラーのアパレルコレクションを披露。ブルーのレーシングスーツもちら見せ
AUTOSPORT web
ポルシェも恐れたプジョーの存在!! 205GTIの1.6Lエンジンが気持ちいい! ファンの多さに納得のデキ
ポルシェも恐れたプジョーの存在!! 205GTIの1.6Lエンジンが気持ちいい! ファンの多さに納得のデキ
ベストカーWeb
懐かしのアメ車特集! シボレー「コルベット」に「カマロ」などオートモビルカウンシルに5台の米国車が登場しました
懐かしのアメ車特集! シボレー「コルベット」に「カマロ」などオートモビルカウンシルに5台の米国車が登場しました
Auto Messe Web
ハイブリッドシステムまで進化したぞっ! ホンダ・ヴェゼルのマイチェンを詳細リポート
ハイブリッドシステムまで進化したぞっ! ホンダ・ヴェゼルのマイチェンを詳細リポート
WEB CARTOP
軽自動車に使えない?「95馬力のバイク用660cc・3気筒エンジン」その特性から実現度を考えてみた
軽自動車に使えない?「95馬力のバイク用660cc・3気筒エンジン」その特性から実現度を考えてみた
モーサイ
開発責任者(当時)自らが「R35 GT-R」の内幕を語るプレミアム書籍、シリアルナンバー刻印入りでの発売に向けて受注開始!
開発責任者(当時)自らが「R35 GT-R」の内幕を語るプレミアム書籍、シリアルナンバー刻印入りでの発売に向けて受注開始!
LE VOLANT CARSMEET WEB
でっかい懐中電灯?いやいや【DEWALT】「18V XR LEDタワーライト」はタワー型の⾼照度エリアライト!  
でっかい懐中電灯?いやいや【DEWALT】「18V XR LEDタワーライト」はタワー型の⾼照度エリアライト!  
モーサイ
防水バッグに革命が! 柔らかくてコンパクトなのに中身が濡れない b/c「KAVA TY」【車に積みたいアウトドアアイテム】
防水バッグに革命が! 柔らかくてコンパクトなのに中身が濡れない b/c「KAVA TY」【車に積みたいアウトドアアイテム】
月刊自家用車WEB
三菱デボネア誕生60周年。知られざる命名のエピソード
三菱デボネア誕生60周年。知られざる命名のエピソード
driver@web
リカルドが明かす、角田裕毅躍進のキーポイント「ユウキは僕のドライビングとセットアップに寄せたはず」
リカルドが明かす、角田裕毅躍進のキーポイント「ユウキは僕のドライビングとセットアップに寄せたはず」
motorsport.com 日本版
【高速道路情報】ゴールデンウイーク期間の高速道路における渋滞予測について
【高速道路情報】ゴールデンウイーク期間の高速道路における渋滞予測について
Webモーターマガジン
※オージーケーカブト KAMUI-3 の新グラフィックモデル「KAMUI-3 RIDGE/カムイ・3 リッジ」が発売!
※オージーケーカブト KAMUI-3 の新グラフィックモデル「KAMUI-3 RIDGE/カムイ・3 リッジ」が発売!
バイクブロス
ブレンボ(Brembo)で続く持続可能な開発:再生可能エネルギー使用率75%を達成し、CO2排出量を削減
ブレンボ(Brembo)で続く持続可能な開発:再生可能エネルギー使用率75%を達成し、CO2排出量を削減
AutoBild Japan
ホンダが“赤い”新型「プレリュード」初公開! “22年ぶり復活”の「2ドアクーペ」が鮮烈レッドに変化!? 2024年にも登場期待の「新モデル」米に登場
ホンダが“赤い”新型「プレリュード」初公開! “22年ぶり復活”の「2ドアクーペ」が鮮烈レッドに変化!? 2024年にも登場期待の「新モデル」米に登場
くるまのニュース

みんなのコメント

12件
  • これをイケメンと言うのか?
  • Vモーションて格好いいの?
    どの車にもVモーションがあり、似合っている車もあれば似合わない車もある。
    スカイラインやマートのVモーションはブサイクだと思う。
    好みだろうけど。
    マイクラて現行ノートに似ている。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村