異端のFR仕様GT-Rは空力の見直しで筑波53秒台突入を狙う!!
エンジンはアルミブロックを使ったRB26改2.8Lの800馬力仕様
「アテーサE-TSを撤去してFR駆動化したBNR32タイムアタック仕様!」800馬力の強心臓と1150kgの軽量ボディで筑波53秒台を目指す!
GT-Rの代名詞とも言うべきアテーサE-TS(4WD機構)をキャンセルし、FR駆動で筑波サーキットアタックを重ねる名物BNR32(ADMIX VOLTEX GT-R)だ。
エンジンは、海外製のアルミブロックを利用したRB26改2.8L仕様。T88-33Dタービンを組み合わせ、最高出力は800馬力に設定しているが、2018シーズンより最高出力は20馬力ほどパワーダウンさせて、エンジンの耐久性を重視したセットアップに変更してきた。
制御系はLINK ECUを使用し、追加メーターはモーテックC187を組み合わせる。油温や水温などの情報を一括表示することでエンジンの状態を視認でき、さらにロガーとなるのも大きなメリットだ。なお、純正ダッシュボードなど内装の重量物を取り除き、カーボンパネルで成型することで車重は1150kgまでシェイプ。ミッションはホリンジャーのシーケンシャルだ。
また、これまで部分的に行なっていた空力チューンだが、2019シーズン前に総仕上げとしてリヤディフューザー形状などを変更しフロアもフラットボトム化を敢行。現在はバランスの最適化に向けてセットアップ中だが、エアロパーツを手がけたボルテックスの中島代表のアドバイスを受け、徐々に安定方向に向きはじめているそうだ。
足回りはアドミクスオリジナルのダンパーをベースに、スプリングはフロント28kg/mm、リヤ32kg/mm。アーム類やアライメントなども、FR化に合わせてアドミクスで最適化されている。
空力を含めた前後バランスがまだ煮詰まっておらず、今回のアタックでは自己ベスト(54秒118)を更新することはできなかったが、このマシンとドライバー(seyamax)が目指すのは53秒台。もちろんそれは夢物語などではなく、53秒台突入へのシナリオはすでに完成していると言ってもいいだろう。今後の展開に期待したい。
スペック
■エンジン:RB26改2.8L(最大ブースト圧2.0キロ/800ps 80kgm) JUN 2.8Lキット、カムシャフト/トラストT88-33Dタービン、エキマニ/ハイパーチューン サージタンク、スロットルボディ/LINK ECU/HKS インタークーラー/ADMIX スペシャルマフラー ■ドライブトレイン:ホリンジャー シーケンシャル/ORC クラッチ/ATS LSD ■フットワーク:アドミクスオリジナル車高調(F28kg/mm R32kg/mm)、フロントロワアーム/九州男児商会 6ポットキャリパー&380mmローター(F)、4ポットキャリパー&355mmローター(R)/アドバンA050(295/35-18)/ボルクレーシングTE37SL(11J×18+18) ■エクステリア:ボルテックス ワイドボディ、GTウイング、フロントアンダーパネル+スプリッター/Attackバンパー/アンダー鈴木ブランド カーボンルーフ
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