F1第8戦スペインGPの予選で、レッドブルのセルジオ・ペレスは11番手。前戦モナコGPに続きQ3に進出できなかったが、決勝レースでの挽回を期待している。
路面はほぼドライなものの、ウエットパッチも一部残るという難しいコンディションで開始された今回の予選。Q1からコースオフする車両も多い、トリッキーな争いとなった。
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ペレスは15番手でギリギリQ1敗退を免れたものの、Q2でも苦戦。ラストアタックに向けてタイムアップが必要な立場にいた。しかしターン5でコースオフを喫し、最後のアタックでも思うようにタイムを上げられず、11番手でQ3進出を逃してしまった。
前戦モナコGPでは予選Q1でクラッシュを喫したことから散々な週末を過ごしていただけに、今回は良い成績を残したいところだったが、ポールポジションを大差で獲得したチームメイトのマックス・フェルスタッペンと明暗がクッキリ分かれることになった。
予選で何が起きたのかという質問に、ペレスは次のように答えた。
「主にターン5だ。一度コースオフしてから、タイヤが熱くなりすぎてしまった。良い温度ウインドウに戻すことができず、最後のラップでグリップが出なかったのが残念だ。ダメージも少しあったようだ」
「コンディションはトリッキーだった。そしてターン5でクルマ(のコントロール)を失ってしまったんだ。すべてをまとめるのはかなり大変だった」
今季から、カタルニア・サーキットの最終セクターはシケインを使わないレイアウトに変更された。低速コーナーを比較的苦手としているレッドブルにとっては、追い風になっているように思える。
この点についてペレスは、それを認めつつレースへの影響について次のように語った。
「僕たちの助けになっているし、全体的なレースにも助けになっているだろう。でもかなり速いコーナーだし、タイヤは温度に敏感だ。だからかなりトリッキーになる可能性がある」
「タイヤマネジメントのレースになると思う。特に他のクルマの後ろにいる時はオーバーヒートしそうだ。簡単なレースにはならないだろうね」
決勝レースに向けて現実的な目標を聞かれたペレスは、モナコとは違いレースができるサーキットであることも踏まえ、多くのポイント獲得を狙っていると答えた。
「多くのクルマが、(予選で)ポジションを失っていると思う。だから面白いレースになるかもしれない」
「悔しいけど、モナコじゃないから。レースができる場所だし、明日は多くのポイントを獲得できるだろう」
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