■ヤリスとライズの追い上げが止まらない?
日本自動車販売協会連業界が発表する2020年7月の販売台数は、トヨタのコンパクトカー「ヤリス」(1万4004台)と、同じくトヨタのコンパクトSUV「ライズ」(1万2283台)が、相次いで1位2位を獲得しました。なぜ、ここまでの人気を誇っているのでしょうか。
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ヤリスは、先代モデルとなる「ヴィッツ」から車名を変えて、2020年2月に登場しました。TNGAプラットフォーム(GA-B)や全車標準装備となったディスプレイオーディオなど、性能や機能性においてあらゆる進化を遂げたコンパクトカーです。
価格帯は、エントリーグレードで139万5000円からと、昨今の軽自動車並みの手頃な価格から設定されています。
安全面では、「ミリ波レーダー+単眼カメラ方式」を搭載することで、周囲の検知能力を大幅に向上し、自動ブレーキでは昼夜の歩行者や昼間の自転車も検知できます。
また、従来は直線方向のものに対して反応していた衝突被害軽減ブレーキも、カメラの視野を拡大したことで交差点右折時の対向直進車、右左折時の対向方向から来る横断歩行者にも対応可能となりました。
さらに、カタログ燃費ではハイブリッド車でWLTCモード36.0km/Lと世界トップクラスの低燃費を誇ります。
対するライズは、2019年11月に兄弟車となるダイハツ「ロッキー」とともに登場しました。
全長4m以下のボディを持ち、コンパクトな車両サイズとは裏腹に、広々とした室内を実現していることがセールスポイントのひとつです。
トヨタが展開するSUVラインナップのなかで、もっとも小さいコンパクトSUVとなります。
「C-HR」もコンパクトSUVですが、167万9000円から展開されているライズに比べて、C-HRは238万2000円からとやや高額になります。
したがって、サイズ感や価格帯ともに扱いやすく手軽に購入しやすいといった点から、数多くのユーザーに注目を集めていることが理解できます。
販売ランキングで1位2位を獲得する人気のヤリスとライズですが、ユーザーから評判はどうなのでしょうか。トヨタ販売店の担当者は、次のように話します。
「世の中の流れとして、コンパクトで取り回しのいいクルマは非常に人気が高いです。そのため、ヤリスやライズが注目を集めている大きな要因となります。
ヤリスは、衝突被害軽減ブレーキなどの最先端装備を採用していますが、ひと昔前であればこうした技術が標準装備されているのは、最低でも300万円台からのクルマでした。
しかし、ヤリスの価格設定は100万円台からとなっており、価格の割に安全性が非常に優れているといった点で人気を集めています。また、燃費の良さも選ばれている理由のひとつです。
ライズの場合、SUV自体が世界で大きなブームを巻き起こしていることも要因です。同じくトヨタでは、C-HRやRAV4といったSUVモデルを取り扱っております。
こちらは価格帯もさることながら、ボディサイズも大きいため、とくに都心部での街乗りには不向きです。
一方、ライズはコンパクトなボディで取り回しがいいため、幅広いシーンで活躍できるSUVモデルとして需要を集めています」
■ヤリスとライズに共通点はある? 両車にユーザーが注目する点とは?
ヤリスとライズはコンパクトカーとコンパクトSUVとして、それぞれの違いはあるものの、同じブランドで販売されるコンパクトなクルマという部分では共通していますが、ユーザーが比較対象として捉えることはあるのでしょうか。
別のトヨタ販売店の担当者は次のように話します。
「ボディタイプが異なるため、ヤリスとライズを比較対象にする人は少ないと思いますが、価格帯やコンパクトなサイズ感を持った取り回しのいいクルマといった点では共通しているため、比較対象にならないことはありません」
道が狭く、駐車場なども限られる日本の道路事情では、コンパクトで取り回しのいいクルマに人気が集まります。
また、女性でも扱いやすいことから幅広いユーザーに使い勝手がいいクルマとして親しまれているのも人気を集める要因です。
ヤリスとライズともに、こうしたユーザーのニーズに当てはまったモデルであることが、相次いで1位2位を獲得した共通点として考えられます。
では、それぞれのクルマを検討しているユーザーは、どのような部分に注目しているのでしょうか。
トヨタ販売店によると、ヤリスの場合は安全性を一番に考えているユーザーが圧倒的に多いと話します。そのため、60代から70代などの高齢者から選ばれるケースが多いようです。
一方、ライズについては、デザイン性や走りを重視して検討されるユーザーが圧倒的に多いといいます。購入者の年齢層は30代から50代となり、ヤリスと比較すると若い層に人気を集めているようです。
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