■高級ミニバンの「アルファード」 みんなどうやって買ってる?
トヨタの高級ミニバン「アルファード」は、最低でも500万円となる高価格帯モデルです。
それでいながら街中では見かける機会が多いモデルのひとつですが、乗っている人はどのようなカタチで手に入れているのでしょうか。
【画像】超小さい! 4人乗り「ミニアルファード風」モデルの画像を見る!
2023年6月のフルモデルチェンジで現行モデルとなった「アルファード」「ヴェルファイア」。
とくに現行モデルはアルファードが510万円からヴェルファイアが670万円からと国産車のなかでは高価格帯の分類に入ります。
しかしながら、街中で見かける機会は多いモデルのひとつです。
アルファードの魅力は、豪華な内装と快適な乗り心地です。
車内には高級セダンに匹敵する上質な素材が使われており、サスペンションやボディ剛性の改良によって、振動や騒音を徹底的に抑えた設計になっています。
また、2列目シートには電動オットマンやリクライニング機能が備わり、まるでファーストクラスのような快適な空間が提供されています。
こうした特徴から、アルファードはファミリー層だけでなく、法人ユーザーや経営者層にも支持されています。
たとえば、役員車やVIP送迎車として利用されることが多く、一般の家庭用ミニバンとは一線を画す存在です。
2025年1月には一部改良とともに従来のガソリン車・ハイブリッド車に加えてプラグインハイブリッド車が設定されています。
また、同時に8人乗りの安価なエントリーモデルの「X」グレードのハイブリッド車が設定されました。従来のグレードである最上級モデル「Executive Lounge」とミドルモデル「Z」よりも購入しやすく、幅広いユーザーの需要に対応しています。
こうしたグレード追加などにより、2025年3月時点のグレードは510万円から1065万円です(いずれも税込)。
このように比較的安価なグレードも設定されているとはいえ、決して手軽に購入できる価格ではありません。それでも多くの人が所有している背景には、さまざまな購入プランの存在があります。
まず、もっともシンプルな方法は「現金一括購入」です。資金に余裕があるユーザーの中には、一括で支払いを済ませるケースもありますが、数百万円単位の支出となるため、この方法を選ぶ人は限られます。
次に一般的な方法として「オートローン(マイカーローン)」があります。
金融機関やディーラーが提供するローンを利用し、数年間にわたって分割で支払う形です。
ボーナス払いの併用や頭金の設定により、月々の支払額をかなり抑えることも可能です。
■月々5万円台からアルファードが手に入る!? どうやって?
最近では「残価設定型ローン」を利用するケースが増えています。
「残価設定型ローン」は、一定期間後のクルマの下取り価格(残価)をあらかじめ設定し、残価を除いた金額のみを分割で支払う仕組みです。
たとえば、600万円のアルファードの場合、5年後の残価が400万円と設定されると、残りの200万円を5年間で分割払いすることになります。
この方法を利用すれば、通常のオートローンよりも月々の支払額を抑えることができ、高額なクルマでも手に入れやすくなるのです。
参考までにエントリーグレードとなる「HYBRID X(510万円)」にオプションを付けず、税金・諸費用15万2550円を加え、頭金ナシで「残価設定型プラン60回払い(オンライン)」を見てみると月々5万6600円となっていました。
さらに、近年注目されているのが「サブスクリプションサービス(サブスク)」です。
トヨタが提供する「KINTO」は、月々約5万円からの支払いでアルファードに乗ることができ、さらに保険や税金、点検などの維持費も含まれています。
車両の所有権はユーザーに移らないものの、定期的に新しいクルマへ乗り換えられるというメリットがあり、ライフスタイルに応じた柔軟な利用が可能です。
さまざまな方法が用意されているなかで、特にどの方法が多いか傾向はあるのでしょうか。トヨタ販売店担当者は次のように話します。
「当店では比較的高所得なお客様が一括で購入され、一括購入が難しいお客様は残価設定クレジットで契約されており、それが半々だった印象です。
『月々の支払額を抑えるなら最も効率的な方法を選びたい』ということで、残価設定ではない通常のローンを組まれたお客様はあまりいらっしゃいませんでした。
なお、KINTOは注目されているサービスですが、充当される台数が限られているため割合としてはあまり多くありません」
このように高級なミニバンのアルファードですが、近年多様になった支払方法によって多くのユーザーが手を出しやすくなったと言えるでしょう。
また、アルファードには高いリセールバリューも特徴のひとつです。
数年後に手放したとしても状態によっては価格をそこまで落とさずに売却ができるという点もユーザーの意欲を掻き立てているのかもしれません。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
59万円で「3人」乗れる! 全長2.2m級の「コンパクトマシン」がスゴイ! 普通免許で乗れる“高コスパトライク”「VIVEL TRIKE」とは
免許更新時に勧誘される「交通安全協会」って何者? 年会費数百円だけど、入会メリットあるの? しかも「任意」なのになぜ強制っぽい雰囲気?
新車65万円! 斬新「めちゃ小さいクルマ」に反響殺到! 「高齢者にちょうどいい」「可愛い」 全長2.4m「普通免許」で乗れる“おひとり様モデル”「アントレックスEV-eCo」とは
まさかの1000馬力オーバー!? 株価も急騰!!! [BYD]が6分で満タンになるEVを発表ってマジか!?
海自の最新ステルス艦が「世界で最も美しい街」に到着!日本からはるばる南半球へ
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
×買い方
○借り方