『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画26-6「JB64のシートを移植しよう」

車のメンテナンス [2024.06.30 UP]


『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画26-6「JB64のシートを移植しよう」

JA22Wからキャビンを取り外し、JA71Cのオープンボディに載せ替えてしまおうという箱替え計画。ボディの補修がほぼ終了したので、今回からは内装パーツの取り付けを開始。まずはシートの取り付けからスタートです。　　
●文&写真：橘　祐一



２代目ジムニーの四角いボディが採用されている最後のモデルであるJA22W。ジムニーシリーズで初めてコイルスプリングが採用された。２代目のジムニーシリーズの中では乗り心地がいい。

ちょっと着座位置は高いけど、満足の仕上がり
カットした外側は鉄板の溶接も考えたが、L字の金具を利用して固定することに。

強度を考えて3mmと4mm厚の金具を用意。叩いて曲げて穴開けてレールを固定することに成功した。

が、助手席側を取り付けてみると運転席がよりさらに狭いことが判明。

JA71用はスライドできない固定式だが、JA11用はスライドできるので、ネットオークションで即購入。

JA71のフロアに問題なく固定できた。

座ってみると着座位置が少し高く感じるものの、これなら問題なく運転できそう。

ということで、シート問題はこれにて一件落着となりました。

ボンネットやフロントウインドウのフレームなどまだまだ問題は山積みなんだけどね。

助手席側をフロアに取り付けて見ると、足元がゲキ狭！　林道に行ったらダッシュボードに足をしこたまぶつけそうなほどシートが接近している。

しかもこのシートレール、後席の乗り降りのために前に倒れるのだけれど、シートフレームの底部にシートレールがぶつかってしまいロックができない状態に。フレーム側をカットすれば問題は解決しそうなんだけれど。

JA71のレールだと足元も狭いので、シートがスライドするJA11用を使用することに。早速ネットオークションでポチった。固定式より足元に余裕があるのでは？

JA11用のレールも後席の乗り降りのために後ろからロックを解除できる機構があるので、作動させるためのワイヤー類を取り外し、ロック部分を結束バンドで固定しておいた。

JA11用のシートレールをシートに取り付けて、一番後ろまでスライドさせてみた。JA71用より後ろに下がっているので、これはいいかも。

M8のボルトでフロアに固定しようと思ったら、後ろ側のボルトにスパナもメガネレンチもソケットレンチも入らないことが判明。シートのサイズや形状が違うから仕方ないのだけれど。固定できないと困るので、ボルトをヘックス穴のキャップボルトに変更した。

シートを固定してから改めて座ってみると、運転席は足元の窮屈さは解消されているが、やはり座面は少し高い。でも、以前装着していたインプレッサWRX用とあまり変わらないかも。助手席側は前後の余裕もあってGOOD！

『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画26-1「JB64のシートを移植しよう」

『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画26-2「JB64のシートを移植しよう」

『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画26-3「JB64のシートを移植しよう」

『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画26-4「JB64のシートを移植しよう」

『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画26-5「JB64のシートを移植しよう」

『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画26-6「JB64のシートを移植しよう」