■日本では生産終了も中国では新型オデッセイが発表された
ホンダを代表するモデルとなる「オデッセイ」。日本では2021年12月をもって生産終了となることが明らかになっています。
一方で、中国では新型オデッセイが広州モーターショー2021にてお披露目されました。
日本と中国におけるオデッセイの動向には、どのような違いがあるのでしょうか。
オデッセイは、1994年に初代が登場し、トヨタ「エスティマ」と共に国産ミニバンの黎明期を代表するモデルです。
その後、2代目(1999年)、3代目(2003年)、4代目(2008年)、そして現行となる5代目(2013年)、は前述の通り2021年内で生産終了となります。
ホンダは、オデッセイの生産終了に関して「オデッセイは狭山工場(埼玉県)で生産されていますが、狭山工場の閉鎖に伴い、新しく完成した寄居工場への移管はせずに生産終了という判断となりました」と説明しています。
その一方で、生産終了となる1年前の2020年11月6日にマイナーチェンジを実施。
このマイナーチェンジでは、風格あるスタイリングを活かしつつ厚みのあるフードと押し出し感の強い大型グリルに変更するなど、エクステリアデザインを刷新しました。
また、前後のウインカーに流れるように点灯する「シーケンシャルターンシグナル」の標準装備や、国内のホンダ車として初採用となる「ジェスチャーコントロール・パワースライドドア」を設定するなど、先進的なイメージと優れた被視認性を両立しています。
そうしたなかで、今回広州モーターショー2021でお披露目された新型オデッセイのデザインは、基本的には前述の日本市場で生産終了となるマイナーチェンジモデルと同じです。
ボディサイズは、全長4855mm×全幅1820mmは日本仕様と同様であるものの、全高は日本仕様が1695mmなのに対して中国仕様は1712mmとなっているほか、エンブレムも販売を担当する「広汽ホンダ」が装着されています。
インテリアではシート素材が異なり、日本向けはブラックコンビシート(標準仕様)とブラック本革シート(オプション)を設定。
一方の中国仕様はブラック本革シート、ブラックファブリックシート、ベージュ本革シートが設定されているようです。
また、中国向けの新型オデッセイには最新のインテリジェント・コネクティビティ・システム「Honda CONNECT 3.0」を中国のホンダミニバンとして初めて搭載しました。
新型オデッセイについて広汽ホンダは次のように話しています。
「オデッセイは、中国でもっとも早く登場したハイエンドミニバンのひとつです。
新型オデッセイは、ミニバンMPV市場の戦略モデルとして、新たなデザインを採用してデビューしました。
ファミリーミニバンとしての価値をベースに、高級化するミニバン市場のニーズに応え、よりハイエンドな楽しさをユーザーに提供します。
さらに、新たな電動車市場の開拓に加えて、お客さまに期待以上のハイブリッド車を提供し続けています」
※ ※ ※
日本では、生産終了となるオデッセイですが、中国では日本向けとほぼ同じ仕様で登場します。
また、今回の広汽ホンダとは別に東風ホンダではオデッセイの姉妹車として日本でもかつて販売されていた「エリシオン」をラインナップされており、今回の新型オデッセイに合わせて発表されるのではないかといわれています。
さらに、北米ではベースは違うものの全長5m級のオデッセイもラインナップされていることもあり、今後もオデッセイやエリシオンの車名は続いていくようです。
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