■ダイハツ新「K-VISION」は名車「ムーヴコンテ」の後継車!?
2025年10月29日に東京ビッグサイト(東京国際展示場)で開催された「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」。
【画像】超カッコイイ! これがダイハツ「ムーヴコンテ後継車!?」です!(41枚)
そのダイハツブースで世界初公開された1台の軽ワゴンのコンセプトカーが、かつての「あるモデル」に似ていると一部で話題になっています。
そのモデルとは、「みんなの次世代軽自動車」をキーワードに開発された、「K-VISION(以下、Kビジョン)」です。
Kビジョンはリアにスライドドアを採用した軽ワゴンで、そのボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1680mm。
この全高は「タント(約1750mm)」と「ムーヴ(約1650mm)」の中間でありつつ、ややムーヴ寄りのハイトワゴンと言えます。
パワーユニットには、軽自動車用に新開発したストロングハイブリッド「e-SMART HYBRID」を搭載し、100%モーター駆動で走行。
充電不要でありながら、電動車らしいパワフルな走りを実現するモデルです。
そんなKビジョンについて、発表後に寄せられたコメントやSNSなどでは、「次期型タントのデザインスタディかな?」「ムーヴは全面刷新したばかりだから派生モデルの可能性も」といった、タントやムーヴと比較する声が多く上がっています。
その一方で気になるのが、「これ、もしかして新型ムーヴコンテ?」「コンテ風のデザインだね」「デザイン的にはムーヴコンテぽい」「カクカクシカジカ復活!」という声です。
この「ムーヴコンテ」とは、かつてダイハツが2008年から2017年まで販売していた軽ワゴン。
その名の通りムーヴ(4代目モデル)の派生車種という位置づけで誕生した同車は、まるで「箱」のような角ばったエクステリアデザインが特徴でした。
またヘッドライトやグリルも四角く、必要な要素だけ凝縮しつつ加飾を廃したシンプルなスタイリングは、今でも色褪せない魅力があります。
そしてムーヴコンテで忘れてはならないのが、同車のCMから誕生したキャラクターの「カクカクシカジカ」(略称:カクシカ)でしょう。
これは四角いメガネをかけた鹿のキャラクターで、当初はムーヴコンテのイメージに合わせた専用キャラでしたが、人気が出たことから車種を限らず様々な場所に登用され、当時のダイハツを代表するキャラクターとなりました。
(ちなみにキャラクターデザインを担当したのは、「Suicaのペンギン」や千葉県のゆるキャラ「チーバくん」などでも知られる、イラストレーターの坂崎千春氏です。)
このような経緯もあって印象深かったムーヴコンテと、今回のJMS2025で初公開されたKビジョンのデザインが似ているとは、一体どういうことなのでしょうか。
実際に比較してみると、確かに両車とも四角形をモチーフにデザインされたようで、ボディ形状のみならずウインドウやヘッドライト、グリル、車体サイド面に施された水平基調のキャラクターラインもよく似ています。
また、フロントガラス両端のAピラーをブラックアウトし、後部の太いCピラーで屋根を支えるように見える「フローティングルーフ」デザインも両車共通で、そのほかCピラーの上端とルーフが繋がる箇所の「スパっと角を切り落とした」ような窓枠の処理も同じです。
そして、過去にムーヴの派生車として登場したムーヴコンテのリアドアは、ベース車と同じ構造のヒンジドアでしたが、現在のムーヴはスライドドアを採用しているので、仮にこれをベースに次期型ムーヴコンテが開発されればスライドドア車として登場することになるでしょう。
はたして、Kビジョンとムーヴコンテには何かしらの関係性があるのでしょうか。
この疑問について、JMS2025のダイハツブースにて、Kビジョンの担当デザイナーに話を聞いてみたところ、「Kビジョンはあくまでも“未来の軽”を提案したものであり、特定の何かを意識したデザインではありません」という回答でした。
また、「シンプルな素材感を狙ったので、パイピングやタグ、ステッチなどワンポイントのアクセントに凝っています。軽自動車は女性や初心者の方も多く乗るクルマなので、視野が広く乗りやすいように、スッキリしたインパネレイアウトにしました」と、Kビジョンのデザインで注目すべきポイントについても説明いただきました。
つまりKビジョンの開発で重要視したテーマは「シンプルで素材感を意識したデザイン」「使いやすくスッキリとした内外装のレイアウト」といったものであり、そして過去のモデルであるムーヴコンテも近しい要素で構成されたデザインだったため、たまたま結果的にユーザーが“似た雰囲気”を感じてしまったのかもしれません。
このように、次期タントでもムーヴ派生車でも、そして次期ムーヴコンテでもないという、“未来の軽自動車”として開発されたKビジョン。
現在のところはあくまでもコンセプトカーというかたちで公開されましたが、今後さらに現実的な姿となって市販化を実現してくれるのか、ダイハツの今後の動向に一層の期待と注目が集まります。(くるまのニュース編集部)
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ロシア軍の戦闘機に「ドローン直撃」 一直線に突入する瞬間を捉えた映像をウクライナが公開
スズキの「免許不要の“ちいさい軽トラ”!?」に熱視線! おひとりさま向け超小型ボディ×安定感バツグンの4輪走行可能! 使い勝手サイコーな荷台がスゴい「スズカーゴ」とは!
1.2リッターエンジン搭載で「400馬力オーバー」! 日産の斬新「MRスポーツカー」に反響殺到! 「本当に美しい」「元祖e-POWER!?」の声も! 全長4.4m軽量ボディのインフィニティ「エマージ」米国モデルに熱視線!
恐怖!? NEXCOのパトカー「危険“幅寄せ”」の瞬間を公開! 突如「横から急接近」しあわや衝突 「免許返納しろ」「悪質すぎる」の声も? 高速で遭遇する「緊急車両」正しい譲り方は?
購入後「1年以内に売られる新車」トップ10! 早期売却の背景に何が起きているのか?
なぜ日本のEVバスは「中国BYD」だらけ? 国内企業が勝てない“価格と実績”の壁
中国軍機が自衛隊機にレーダー照射!“2回”であることが持つ意味とは 今後は「頻繁に照射」される可能性も?
新車236万円! 日産「“新”実用コンパクトバン」発表に反響殺到! 「終売じゃないんだ」「おしゃれ!」 「セレナより小さいサイズ」で「7人乗り仕様」も設定! 「快適シート」新装備の「NV200バネット」発売
恐怖!? NEXCOのパトカー「危険“幅寄せ”」の瞬間を公開! 突如「横から急接近」しあわや衝突 「免許返納しろ」「悪質すぎる」の声も? 高速で遭遇する「緊急車両」正しい譲り方は?
“16年ぶり全面刷新”の日産「新型エルグランド」公開! 斬新ツブツブ顔&1.5L「直3」搭載! 元祖「高級ミニバン」の“4代目”登場
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント