現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ドアノブがもげた! デフが落ちた!! 2000年代の国産車でも実際に起きた信じられない故障7選

ここから本文です

ドアノブがもげた! デフが落ちた!! 2000年代の国産車でも実際に起きた信じられない故障7選

掲載 更新 23
ドアノブがもげた! デフが落ちた!! 2000年代の国産車でも実際に起きた信じられない故障7選

 最近のクルマであっても機械である以上故障することはある

 最近のクルマは壊れないと言われるし、実際にそういう傾向はあるだろう。最低限のメンテさえしていれば、廃車になるまで大きな故障に見舞われることになかったなんていうのも珍しくない。しかしアタリ外れもあるし、使用環境によってもダメージをうけることがある。機械である以上、絶対に壊れるわけではないのも事実だ。今回は2000年以降の比較的新しいクルマに起こったあり得ない故障を紹介しよう。

【ケチった結果が大惨事に!】クルマの消耗品を交換しないと何が起こるか「10のポイント」別に解説

 1)雨が漏れてくる

 これは比較的多いほうで、ガラスまわりのシール不良やゴム類の取り付け不良など原因はさまざま。リペアも簡単ではあるが、問題は原因を究明し辛いことで、走っているときに窓を開けるなどして負圧がかからないと水が出てこないことも多く、停止状態では再現されないので手間と時間がかかる。

 2)ウォーターポンプが飛んだ

 正確には回しているプーリーが取れたというもの。部品の精度が悪かったのか、冷却水の管理が悪かったのかは不明だが、一歩間違えばオーバーヒートでエンジンはオシャカ。

 3)デフが落ちた

 雪国で走っていたワンボックス。非降雪地帯に中古で流れてきたのを安いからと喜んで買ったら、下まわりが融雪剤でグサグサ。デフのマウントはただ吊っているだけなのでダメージを受けやすく、とくにボロボロ。

 走っているうちにゴトンと凄い音がしたと思ったら走行不能に。後ろに回って下を見たら、デフが地面に落ちていた。しかもサスペンションもブラブラだったのだが、下まわりまで確認しないで買ったのがアダとなったし、販売店も安いのはそういうことと取り合わず。

 4)ドアノブがもげた

 某メーカーでけっこう起こっているのがこちら。軽量化のしすぎのようで、持って引っ張ったらもげてしまうとのこと。

 設計上の問題や内部の素材がよくないことで起きることも

 5)リヤフェンダーが腐る

 ボディパネルが腐るなんて旧車じゃあるまいしと思うが、ちょっと前の某メーカーのあるジャンルで起こっているという。設計のミスで水がたまりやすいようだが、軽量化も関係しているようだ。

 6)クラッチが切れなくなった

 内部の素材が悪かったようで、ペダルを踏んだらそのままズボっと奥まで入ったまま戻らず。もちろんクラッチも切れなくなって立ち往生。

 7)水温が上がらない

 オーバーヒートの逆のオーバークールが多発。原因究明は簡単で、サーモスタットの不具合。弁が閉まりきらずに冷却水が回りっぱなしになって、冷えすぎになっていた。パーツの不良というのはかなり割合が低くなっているが、なくはない。

 以上、国産車に限って集めてみたが、輸入車ではもっと悲惨なことに。某国の2ペダルMTはしばらくすると確実にガタガタに。また別の国の直噴エンジンもトラブルが増えていて、やっぱり革新的なものはリスクもあるんだなと、シミジミ。

 おまけ

 筆者の愛車は社外の安いHIDキットに交換。いわゆる中華製で、いくつも付けていて、とくに問題はこれまで起こらなかった。それがある日、昼間だったがトンネルでライトを点灯。その後、消して走っているとボンネットの先あたりから煙が。雨の日だったので暖かくなったボンネットからの湯気かと思ったが、最近のクルマはそんなことはなし。

 しばらく走っても消えないし、なんだか臭くなってきたので、止めて点検するとなんと燃えている! ショートして焦げているとかレベルではなく、メラメラと炎も出ていて、一歩間違えば大惨事になりかねなかった。自販機で水を買ってきて、かけたらすぐに消えたのでよかったが、最近は品質もよくなったなどと油断してはダメと痛感させられた。

こんな記事も読まれています

フェルスタッペン予選5番手「ベガス用リヤウイングを作らないという方針がハンデに」タイトルには有利な位置を確保
フェルスタッペン予選5番手「ベガス用リヤウイングを作らないという方針がハンデに」タイトルには有利な位置を確保
AUTOSPORT web
佐藤万璃音、2025年もユナイテッド・オートスポーツからWEC世界耐久選手権にフル参戦
佐藤万璃音、2025年もユナイテッド・オートスポーツからWEC世界耐久選手権にフル参戦
AUTOSPORT web
やっぱたまらんなV型エンジン!! [スカイラインNISMO]とレクサス[IS500]の[パンチ力]にひれ伏した件
やっぱたまらんなV型エンジン!! [スカイラインNISMO]とレクサス[IS500]の[パンチ力]にひれ伏した件
ベストカーWeb
【角田裕毅F1第22戦展望】ファクトリーと現場の連携で活きたレッドブル製リヤサスペンション。改善の継続が7番手に繋がる
【角田裕毅F1第22戦展望】ファクトリーと現場の連携で活きたレッドブル製リヤサスペンション。改善の継続が7番手に繋がる
AUTOSPORT web
エバンスとの実質的な一騎打ちもタナクはトップ譲らず。ヌービルは7番手に挽回【ラリージャパン デイ3】
エバンスとの実質的な一騎打ちもタナクはトップ譲らず。ヌービルは7番手に挽回【ラリージャパン デイ3】
AUTOSPORT web
メルセデス・ベンツCLE 詳細データテスト 快適で上質な走りが身上 動力性能と燃費効率はほどほど
メルセデス・ベンツCLE 詳細データテスト 快適で上質な走りが身上 動力性能と燃費効率はほどほど
AUTOCAR JAPAN
WRCラリージャパンSS12恵那での車両進入事案について実行委員会が声明。被害届を提出へ
WRCラリージャパンSS12恵那での車両進入事案について実行委員会が声明。被害届を提出へ
AUTOSPORT web
2024年も記録保持中!? カローラ ロードスター…… ギネスブックに登録された「日本のクルマの世界一」【10年前の再録記事プレイバック】
2024年も記録保持中!? カローラ ロードスター…… ギネスブックに登録された「日本のクルマの世界一」【10年前の再録記事プレイバック】
ベストカーWeb
80年代バブル期に日本で人気だったMG「ミジェット」に試乗! 英国ライトウェイトスポーツの代表格はいまもビギナーにオススメです【旧車ソムリエ】
80年代バブル期に日本で人気だったMG「ミジェット」に試乗! 英国ライトウェイトスポーツの代表格はいまもビギナーにオススメです【旧車ソムリエ】
Auto Messe Web
【正式結果】2024年F1第22戦ラスベガスGP予選
【正式結果】2024年F1第22戦ラスベガスGP予選
AUTOSPORT web
角田裕毅が予選7番手「大満足。アップグレードへの理解が改善につながった」努力が報われたとチームも喜ぶ/F1第22戦
角田裕毅が予選7番手「大満足。アップグレードへの理解が改善につながった」努力が報われたとチームも喜ぶ/F1第22戦
AUTOSPORT web
勝田貴元、木にスピンヒットも間一髪「メンタル的に難しい一日。明日はタイトル獲得を最優先」/ラリージャパン デイ3
勝田貴元、木にスピンヒットも間一髪「メンタル的に難しい一日。明日はタイトル獲得を最優先」/ラリージャパン デイ3
AUTOSPORT web
クラッシュで50Gを超える衝撃を受けたコラピント。決勝レースの出場可否は再検査後に判断へ/F1第22戦
クラッシュで50Gを超える衝撃を受けたコラピント。決勝レースの出場可否は再検査後に判断へ/F1第22戦
AUTOSPORT web
胸を打つ「上質な走り」 アウディQ6 e-トロン・クワトロへ試乗 優秀なシャシーを味わえる388ps!
胸を打つ「上質な走り」 アウディQ6 e-トロン・クワトロへ試乗 優秀なシャシーを味わえる388ps!
AUTOCAR JAPAN
オーテック&ニスモ車が大集合!「AOG湘南里帰りミーティング2024」で見た「超レア車5台」と「中古車で狙いたいクルマ5台」を紹介します
オーテック&ニスモ車が大集合!「AOG湘南里帰りミーティング2024」で見た「超レア車5台」と「中古車で狙いたいクルマ5台」を紹介します
Auto Messe Web
なぜ潰れた? 名車と振り返る「消滅した自動車メーカー」 32選 後編
なぜ潰れた? 名車と振り返る「消滅した自動車メーカー」 32選 後編
AUTOCAR JAPAN
ラリージャパン3日目、SS12がキャンセル…一般車両が検問を突破しコース内へ進入、実行委員会は理解呼びかけると共に被害届を提出予定
ラリージャパン3日目、SS12がキャンセル…一般車両が検問を突破しコース内へ進入、実行委員会は理解呼びかけると共に被害届を提出予定
レスポンス
【F1第22戦予選の要点】苦戦予想を覆すアタック。ラッセルとガスリーが見せた2つのサプライズ
【F1第22戦予選の要点】苦戦予想を覆すアタック。ラッセルとガスリーが見せた2つのサプライズ
AUTOSPORT web

みんなのコメント

23件
  • 知り合いのアルファードは後席のドアノブ折れたよ。
    結構いるらしい。
    ドアノブを引いてもドア自体はスライドするから、ドアが開くタイプより負担がかかるんだよね。
  • 2ペダルMTとかセレスピードかな?
    イタリア車に品質を求めてはいけません。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村