ショーン・コネリーさんと若山弦蔵さんにぜひ乗って欲しい。ボンドカーのアストンマーティンDB5がコンティニュエーションモデルとして復活。生産台数は25台
アストンマーティン・ジャパンは6月5日、英国アストンマーティンが5月28日(現地時間)より同社のコンティニュエーション(Continuation)プログラムの最新モデルである「アストンマーティンDB5ゴールドフィンガー コンティニュエーション(DB5 Goldfinger Continuation)」の生産を再開したと発表した。生産台数は25台。車両価格は税抜で275万ポンド(約3億8000万円)に設定する。
現世に復活した「アストンマーティンDB4 GT ザガート」がル・マン24時間レース会場でデビュー!
今回生産される「アストンマーティンDB5ゴールドフィンガー コンティニュエーション」は、1964年に公開された映画『007ゴールドフィンガー』において、ショーン・コネリーさん演じる主人公のジェームズ・ボンドがドライブした「アストンマーティンDB5」のボンドカー仕様を再現した逸品だ。DB5はDB4シリーズの発展型として1963年7月に登場。改良版のボディおよびシャシーにボアアップ(96.0mm)して排気量を3995ccとした直列6気筒DOHCエンジンを搭載し、2年強に渡って900台未満が生産された。
「アストンマーティンDB5ゴールドフィンガー コンティニュエーション」を製作するに当たり、英国バッキンガム州ニューポート・パグネルに本拠を置くアストンマーティンのヘリテージ部門「アストンマーティン・ワークス」は、元となるDB5の車両データを細部に渡って掌握。そして、ボンドカーに仕立てるために007シリーズの制作会社であるイーオン・プロダクションズ(EON Productions)に協力を仰ぎ、さらに特殊効果監督のクリス・コーボールドOBEが手がけた“秘密兵器”を鋭意導入した。
基本骨格については現在の技術であるデジタルボディスキャンを活用することで、オリジナルモデルのボディを詳細に調査。当時の製造工程をほぼそのまま踏襲し、軟鋼シャシー構造をベースにアルミニウム製のボディパネルを組み合わせる。ボディカラーはオリジナルと同様にシルバー・バーチ・ペイントで塗装。さらに、エクステリアの秘密兵器としてリア・スモーク発生装置やリア・オイル散布装置(模擬)、フロント&リアの回転式トリプル・ナンバープレート、フロント・ツインマシンガン(模擬)、防弾リアシールド、フロント&リアの伸縮式バンパー、タイヤ・スラッシャー(模擬)、脱着式助手席ルーフパネル(オプション)を特別装備した。
インテリアに関しても、オリジナルを忠実に再現する。そして、秘密兵器としてレーダー追跡装置(模擬)や運転席ドア配置の電話、シフトレバーの脱出用ボタン、アームレストおよびセンターコンソール配置の各種スイッチ類、シート下の武器格納トレイ、様々な秘密兵器を作動させるためのリモコンなどを組み込んだ。
ちなみに、「アストンマーティンDB5ゴールドフィンガー コンティニュエーション」は公道走行不可のモデルで、秘密兵器は最終的なエンジニアリングや各国の法的な要件によって変更になる場合があるそうだ。
パワーユニットに関しては、6本のプラグヘッド、3器のSUキャブレター、オイルクーラーを備えた4リッター直列6気筒DOHC自然吸気エンジン(290bhp)を搭載する。トランスミッションにはZF製5速MTを組み合わせ、機械式のリミテッドスリップデファレンシャルも装備して後輪を駆動(FR)。また、懸架機構にはフロントにスタビライザー付きのストラット式を、リアにラジアスアームとワッツリンケージを備えたライブアクスル式を採用。さらに、操舵機構にはノンパワーのラック&ピニオン式ステアリングを、制動機構にはサーボ付きガーリングタイプ・スチール・ディスクブレーキを装備した。
55年ぶりに新車で復活するアストンマーティンDB5。アストンマーティン・ワークスのポール・スピアーズ社長は「この貴重な復刻モデルは、世界でわずか25人の幸運なオーナーだけが入手できる、究極の“toys(おもちゃ)”と言えるかもしれない」とコメントしている。その幸運なオーナーへの納車は、2020年下半期から行う予定だ。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
ついにその瞬間がやってきた!!!!! シビックベースの70年代風GTカー[ミツオカM55]が限定100台800万円で販売!!!!! 即売必至か?
「富士山登山鉄道」断念、でも代わりは“トラム”なの!? 後継には「電動連節バス」しかない3つの理由
「前を走るパトカー」“追い越し”て大丈夫? 抜かす派VS抜かない派で賛否両論!? 「やっちゃダメ」な要注意項目とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?