現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ホンダが新型「オデッセイ」発表! 「4人乗り」高級ミニバン刷新! 中国で発売へ

ここから本文です

ホンダが新型「オデッセイ」発表! 「4人乗り」高級ミニバン刷新! 中国で発売へ

掲載 28
ホンダが新型「オデッセイ」発表! 「4人乗り」高級ミニバン刷新! 中国で発売へ

■4座仕様もある! 新型オデッセイ登場

 2023年6月20日、ホンダの中国合弁会社「広汽本田汽車」(広東省広州市/以下、広汽ホンダ)は、ホンダ「オデッセイ」の新たな2024年型を発表、発売しました。

【画像】超豪華な4座仕様もアリ! ホンダ新「オデッセイ」の画像を見る(45枚)

 オデッセイは、1994年に「クリエイティブ・ムーバーシリーズ」の第1弾として初代モデルが登場。2013年には、現行型となる5代目が登場しています。

 現行型は、2020年11月6日に実施された大規模なマイナーチェンジの後も販売好調を維持していましたが、2021年に日本の生産拠点統廃合にともない国内での販売終了が発表され、その長い歴史に幕を下ろしていました。

 しかし2023年4月7日には約2年ぶりの国内復活が宣言され、同年冬に販売が再開される予定です。

 なお国内導入を再開するオデッセイは、引き続き生産・販売が継続されている中国から輸入される模様で、新ラインナップとして「ブラックエディション」が追加されることが明らかにされています。

 そんななか、今回広汽ホンダが発表した新型オデッセイ 2024年モデルは、中国における最新の排出ガス基準「国6b」を満たすほか、スマートフォンで様々な車両の操作が可能となるリモートコントロールモバイルAPPや、オートヘッドライト、エアコン遠隔操作、音声認識、前後LEDヘッドライト、シーケンシャルウインカー、運転席側電動スライドドアなど10を超える機能が追加されています。

 さらに「シャープロイヤルエディション」と「シャープエクストリームエディション」には、新たな「ブラックエディション マジックナイトキット」を用意しています。

 ブラックエディション マジックナイトキットでは、マットベルリンブラックのフロントグリルとブラッククロームメッキのトリムが、車両の前面をよりインパクトあるフロントフェイスとするほか、マットベルリンブラックのホイール、ブラックのドアミラー、リアテールライトが車体全体の形状を強調しています。またテールゲートにブラック エディション専用ロゴがあしらわれています。

 インテリアでも、ピアノブラックのステアリングホイール、つや消し木目調のパネルなど、車内に座ると随所に強い個性が感じられる仕様となっています。

※ ※ ※

 2024年型オデッセイは、これまで通りクラス最小の126mmの低床設計で、足の不自由な高齢者や幼児でも楽に乗り降りができるようになっています。

 また、クラス最高のダブルクロススーパーロングガイドレールの採用により、シートが4方向に可動し、スペースをフレキシブルに変更できます。

 さらに、オデッセイの3列目シートは後方にフリップダウン可能で、自然の景色を快適に楽しみながらキャンプの楽しさを倍増させる、「アウトドアソファ」を実現しています。

 日本では、設定されない後部座席が豪華な仕様となっている4名乗車の「Rui・ロイヤルフォーシーターエディション」も設定されています。

 価格は、23万5800元(約463万円)から43万9800元(約865万円)までです。

※ ※ ※

 今回、広汽ホンダは、2024年型オデッセイの発表とともに、広汽ホンダの増城工場で生産されるオデッセイが日本に正式に輸出されることも明言しています。ホンダが中国から新車の4輪車を輸出し日本市場で販売するのは、これが初めてとのことです。

 このことについて広汽ホンダはリリース内で、以下のように表現しています。

「2024年型オデッセイの世界的な高品質さを証明するだけでなく、“広東省品質製造”の国際的リーダーシップを反映しています」

 前述の通り、日本でも先行予約の受付を2023年秋に開始し、同冬に発売される新たなオデッセイ。

 一足先に中国に投入されることになりますが、国内に導入される予定のブラックエディションが、今回中国で発表されたブラックエディション マジックナイトキットと同等の内容となるのか、注目されます。

こんな記事も読まれています

サイズも価格も近い禁断の兄弟対決!! [ランドクルーザー250]と[ランドクルーザー300]の違いって??
サイズも価格も近い禁断の兄弟対決!! [ランドクルーザー250]と[ランドクルーザー300]の違いって??
ベストカーWeb
【ポイントランキング】2024年WRC最終戦ラリージャパン後
【ポイントランキング】2024年WRC最終戦ラリージャパン後
AUTOSPORT web
無冠の帝王が汚名返上。苦節13年で初王者のヌービル「本当に長かった。大変な努力へのご褒美だ」
無冠の帝王が汚名返上。苦節13年で初王者のヌービル「本当に長かった。大変な努力へのご褒美だ」
AUTOSPORT web
フェルスタッペンがドライバーズ選手権4連覇【正式結果】2024年F1第22戦ラスベガスGP 決勝
フェルスタッペンがドライバーズ選手権4連覇【正式結果】2024年F1第22戦ラスベガスGP 決勝
AUTOSPORT web
古さと新しさが同居した天才的デザインに仰天!! ディフェンダーの「貫禄」にシビれた!!!【テリー伊藤のお笑い自動車研究所】
古さと新しさが同居した天才的デザインに仰天!! ディフェンダーの「貫禄」にシビれた!!!【テリー伊藤のお笑い自動車研究所】
ベストカーWeb
ドリキンが自腹購入したホンダ「シビックタイプR」でチューニング指南! 無限×ヤマハコラボの「パフォーマンスダンパー」は買いです
ドリキンが自腹購入したホンダ「シビックタイプR」でチューニング指南! 無限×ヤマハコラボの「パフォーマンスダンパー」は買いです
Auto Messe Web
【F1第22戦決勝の要点】 岩佐歩夢が分析するメルセデスの速さの秘密「マシン特性の不利を覆すほどのいい仕事」
【F1第22戦決勝の要点】 岩佐歩夢が分析するメルセデスの速さの秘密「マシン特性の不利を覆すほどのいい仕事」
AUTOSPORT web
1.2L 3気筒+モーター3基で300ps ルノー・ラファール E-テックへ試乗 アルピーヌに相応しい走り
1.2L 3気筒+モーター3基で300ps ルノー・ラファール E-テックへ試乗 アルピーヌに相応しい走り
AUTOCAR JAPAN
ヒョンデ「アイオニック5」がマイチェンで航続可能距離703キロに! 気になる車両価格は523万6000円から…30台限定の「コナ マウナ ロア」にも注目
ヒョンデ「アイオニック5」がマイチェンで航続可能距離703キロに! 気になる車両価格は523万6000円から…30台限定の「コナ マウナ ロア」にも注目
Auto Messe Web
『絶対完走』の重圧に耐えた勝田。来季シートがかかっていたことを示唆【ラリージャパン後コメント】
『絶対完走』の重圧に耐えた勝田。来季シートがかかっていたことを示唆【ラリージャパン後コメント】
AUTOSPORT web
米国にある「廃車の山」で見つけたお宝 40選 後編 ジャンクヤード探訪記
米国にある「廃車の山」で見つけたお宝 40選 後編 ジャンクヤード探訪記
AUTOCAR JAPAN
中型からステップアップ 人気の“ミドルクラスネイキッド”スズキ「SV650」とカワサキ「Z650RS」どっちを選ぶ?【スペックでライバル比較】
中型からステップアップ 人気の“ミドルクラスネイキッド”スズキ「SV650」とカワサキ「Z650RS」どっちを選ぶ?【スペックでライバル比較】
VAGUE
ラリージャパンで一般車の侵入という衝撃トラブルが発生! SSのキャンセルもあるなかトヨタ勢は2・3・5位に着ける
ラリージャパンで一般車の侵入という衝撃トラブルが発生! SSのキャンセルもあるなかトヨタ勢は2・3・5位に着ける
WEB CARTOP
米国にある「廃車の山」で見つけたお宝 40選 前編 ジャンクヤード探訪記
米国にある「廃車の山」で見つけたお宝 40選 前編 ジャンクヤード探訪記
AUTOCAR JAPAN
サーキット派に朗報! ウェッズスポーツ「TC105X」に16インチの新サイズ登場…マツダ「ロードスター」や走りのFF車にオススメです
サーキット派に朗報! ウェッズスポーツ「TC105X」に16インチの新サイズ登場…マツダ「ロードスター」や走りのFF車にオススメです
Auto Messe Web
【ラリージャパン2024】最終ステージでトヨタが逆転! マニュファクチャラーズタイトル4年連続獲得、豊田章男会長「感動という共感を生んだ」
【ラリージャパン2024】最終ステージでトヨタが逆転! マニュファクチャラーズタイトル4年連続獲得、豊田章男会長「感動という共感を生んだ」
レスポンス
独創的な「近未来」フォルム! シトロエンCX 5台を乗り比べ(1) モデル名は空気抵抗係数から
独創的な「近未来」フォルム! シトロエンCX 5台を乗り比べ(1) モデル名は空気抵抗係数から
AUTOCAR JAPAN
1度の運転では好きになれない シトロエンCX 5台を乗り比べ(2) GTiにファミリアール 仏大統領も愛用
1度の運転では好きになれない シトロエンCX 5台を乗り比べ(2) GTiにファミリアール 仏大統領も愛用
AUTOCAR JAPAN

みんなのコメント

28件
  • 新型アルヴェルニュースの中で
    10年前の中華オデッセイを記事に持ってくるなんて


  • 新型アルヴェル、FMC間近のエルグランド

    それに比べ中華オデッセイとか笑
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

480.0516.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

9.9544.0万円

中古車を検索
オデッセイの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

480.0516.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

9.9544.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村