トヨタ、「ランドクルーザー70」発売 国内販売は約10年ぶり フロントデザインとパワートレインを変更 価格は480万円

　トヨタ自動車は２９日、本格オフロード車「ランドクルーザー７０」の販売を開始したと発表した。１９８４年の登場以来、基本設計をほぼ変えていないが、衝突安全性や環境規制に対応するためフロントデザインやパワートレインを変更した。１グレードのみの展開で、月間販売計画は４００台。

　ランクル７０は耐久性や走破性を維持するために、約４０年間、基本設計を維持しながら生産を続けてきたロングセラーモデル。日本では２００４年に販売を終了したが、１４年に限定販売しており、約１０年ぶりに国内で〝復活〟を果たした。これまでは商用車としていたが、復活版は普通乗用車（３ナンバー）での登録となる。

　外装は水平基調のデザインをそのままにしながら、ＬＥＤの丸形ヘッドランプを採用するなどフロントデザインを一新した。７０の先代モデルに当たる「４０」をモチーフとしたボンネット下のスリットも特徴となっている。

　パワートレインは排気量２．８ﾘｯﾄﾙの直噴ターボディーゼルエンジンに、６速の自動変速機を組み合わせた。最高出力は１５０ｷﾛﾜｯﾄ（２０４馬力）、最大トルクが５００ニュートンﾒｰﾄﾙとなっており、高い動力性能と低燃費を実現した。オフロードでの走破力を重視したパートタイム方式の四輪駆動となっている。生産はトヨタ車体の吉原工場（愛知県豊田市）が担う。

　価格（消費税込み）は４８０万円。

Comments

[昼休み]

既に初回導入分は行き先決まっているみたいだね？

[syo********]

流して儲ける業者が押さえてしまって、個人で心待ちにしている人達には行き渡らない……