BYD Auto Japanは4月4日、BYD AUTO 東名横浜店にて1月31日から発売されているe-SUV「アット3」の納車式をメディア向けに公開した。
登壇したのはBYD AUTO 東名横浜店を運営する株式会社アクセルの岡本社長と、アット3を購入したオオタさんだ。
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まず岡本社長から現在の販売状況や反響の説明があり、アット3は発売開始から約2カ月で48台を受注。およそ200名近い人数が店舗に購入の検討しに来るなど、反響がとても大きいと手応えを感じているようだった。
この日、アット3を実際に購入したユーザーとして呼ばれたのは、千葉県在住のオオタさん。BEVを購入するのは初とのことだが、元々興味があったという。色々調べるうちに、維持費が安かったり、環境に優しいなどBEV独自のメリットが多いと思っていたそうだ。また、5年前に充電設備付きの戸建てを購入しており、それも追い風になったという。
オオタさんがアット3に決めた理由は、昨年、横浜赤レンガ倉庫で開催されていた試乗会で初めて運転し、そのクオリティの高さに感銘を受けたのと、奥さんも運転することからあまりとがったクルマにはしたくなかったそう。その点アット3はデザインのバランスが取れていて、素直にカッコいいと感じたというのと、装備が充実していてこの値段はコストパフォーマンスが高いというところだと語っていた。また、運転しやすく、乗り心地がいいのも気に入っているという。
将来的にはこのアット3で家族とキャンプに行き、給電機能を活かして煎れたコーヒーを飲みたいとも話していた。
岡本社長いわく、アット3の購入層は20~40代と50代以上でちょうど半々に分かれているとのこと。購入理由は元々電気に興味を持っている方が多いようだ(中にはオール電化の家庭の人もいたらしい)。そのほか、自宅で充電できる人や、国産車に飽きた人など。
そして購入者全体の4割が初BEVだという。そのうちの半分が国産車からの乗り換えで、残りの6割がBEV経験者になる。そのうちの4割がBEVの買い足しらしい。
いかに安いといっても内燃機関のクルマよりは高い上に、充電設備の問題などもあるから、割と裕福な家庭がBEVのセカンドカーとして購入しているケースが多いといえる。
今後、ディーラー網や充電設備の増設などにも取り組み、充電の心配を減らしたいとも語っていた。
注目度が高くても、まだまだ始まったばかりのBYD。成功のカギは今後の展開次第ともいえるだろう。
〈文と写真=ドライバーWeb編集部〉
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みんなのコメント
このあとエンブレムだけトヨタの中華車がもう直ぐ市場に出て来るとは思うが
>およそ200名近い人数が店舗に購入の検討しに来るなど
これの何処が反響が大きいんだろう。