現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > マツダ3ハッチバックの多彩な国産ライバルたち シビック/カローラスポーツ/インプレッサ 200万円台後半のHBをどう選ぶ?

ここから本文です

マツダ3ハッチバックの多彩な国産ライバルたち シビック/カローラスポーツ/インプレッサ 200万円台後半のHBをどう選ぶ?

掲載 更新
マツダ3ハッチバックの多彩な国産ライバルたち シビック/カローラスポーツ/インプレッサ 200万円台後半のHBをどう選ぶ?

この春には日本デビューも予定されている期待のマツダ3(旧車名:アクセラスポーツ)。価格は未発表だが、主力の2.0ℓガソリンエンジン車が240-270万円程度か。このあたりは、国産勢のハッチバックも強力なライバルがひかえている。

 大注目のマツダ3。正式デビューは今春(3月?4月?)である。もちろん、価格は現在判明していないが、

ハスラー、バンディット、そしてカタナも? 同じ名前のクルマとバイク〈スズキ編〉

1.5ℓガソリン(SKYACTIV-G1.5)
2.0ℓガソリン(SKYACTIV-G2.0)
2.0ℓガソリン+24Vマイルドハイブリッド(SKYACTIV-G2.0+M-Hybrid)
2.0ℓガソリンSKYACTIV-X
1.8ℓディーゼル(SKYACTIV-D1.8)

 が国内投入されるはず。G2.5は国内で販売されない。また、注目のSKYACTIV-Xエンジン搭載車の販売は少し先になる模様だ。

 価格は、上に書いた順番で、SKYACTIV-XはディーゼルのSKYACTIV-D1.8よりも安く、2.0ℓM-Hybirdよりは高いという位置づけに落ち着くようだ。トランスミッションは、MTも選べると予想できるが、どのパワートレーンでMTが設定されるかはわからない。さすがに国内で全パワートレーンでMT/ATが選べるようになるとは思えないが……。


 さて、このマツダ3。世界的に見ればVWゴルフ、フォード・フォーカス、アウディA3、メルセデス・ベンツAクラスなどもライバルになるが、国内で言えば、価格的に言ってライバルは

カローラスポーツ
シビック
インプレッサ

というのが真っ先に挙げられる。

 どのモデルも250~270万円台に収まる。

 まずはボディサイズから。これは小さい順に並べてみよう。


トヨタ・カローラスポーツ ハイブリッドG 車両本体価格●252万7200円

全長×全幅×全高:4375×1790×1460mm
ホイールベース:2640mm
トレッド:F1530/R1530mm
車重:1370kg


スバル・インプレッサスポーツ20.i-Sアイサイト 車両本体価格●261万3600円

全長×全幅×全高:4460×1775×1480mm
ホイールベース:2670mm
トレッド:F1540/R1545mm
車重:1400kg


マツダ マツダ3HB(SKYACTIV-G2.0+M-Hybrid)

全長×全幅×全高:4460×1795×1435mm
ホイールベース:2725mm
トレッド:F1570/R1580mm
車重:ーkg


ホンダ・シビックHB 車両本体価格●273万240円

全長×全幅×全高:4520×1800×1435mm
ホイールベース:2700mm
トレッド:F1535/R1555mm
車重:1350kg


 マツダ3とインプレッサは全長は同じ。このクラスで一番大きいのはシビック・ハッチバックである。カローラスポーツはストロングハイブリッドで車重が1370kg。マツダ3は、これより軽くなっているか?  また、ホイールベースは2725mmのマツダ3が最長だ。


 次は、パワートレーン。こちらは排気量が少ない順に並べてみよう。


ホンダ・シビックHB

1.5ℓ直列4気筒DOHCターボ
エンジン型式:L15C
排気量:1496cc
ボア×ストローク:73.0×89.4mm
圧縮比:10.6
過給:ターボチャージャー
最高出力:182ps(134kW)/1700-5500rpm
最大トルク:220Nm/1700-5500rpm


トヨタ・カローラスポーツ ハイブリッドG

1.8ℓ直列4気筒DOHC+THS2 Hybrid
エンジン型式:2ZR-FXE
排気量:1797cc
ボア×ストローク:80.5×88.3 mm
圧縮比:13.0
過給:NA
最高出力:98s(72kW)/5200rpm
最大トルク:142Nm/3600rpm


スバル・インプレッサスポーツ20.i-Sアイサイト

2.0ℓ 水平対向4気筒DOHC
エンジン型式:FB20
排気量:1995cc
ボア×ストローク:84.0×90.0mm
圧縮比:12.5
過給:NA
最高出力:154s(113kW)/6000rpm
最大トルク:196Nm/4000rpm


マツダ マツダ3HB(SKYACTIV-G2.0+M-Hybrid)

2.0ℓ直列4気筒DOHC+24Mild Hybrid
エンジン型式:SKYACTIV-G2.0
排気量:1998cc
ボア×ストローク:83.5×91.2mm
圧縮比:13.0
過給:NA
最高出力:122ps(90kW)/6000rpm
最大トルク:213Nm/4000rpm


 燃費のデータにいくまでに、トランスミッションやサスペンションの見ておこう。
マツダ3
トランスミッション:6速AT(MTもあるかも)
サスペンション:Fマクファーソンストラット/Rトーションビーム

ホンダ・シビックHB
トランスミッション:CVT
サスペンション:Fマクファーソンストラット/Rマルチリンク

トヨタ・カローラスポーツ ハイブリッドG
トランスミッション:CVT
サスペンション:Fマクファーソンストラット/Rダブルウィッシュボーン

スバル・インプレッサスポーツ20.i-Sアイサイト
トランスミッション:CVT
サスペンション:Fストラット/Rダブルウィッシュボーン

 こうしてみると、
フルハイブリッド/マイルドハイブリッド/ダウンサイジング過給/コンベのNAエンジン
CVT/ステップAT(カローラスポーツはMTも。おそらくマツダ3も)
 と、なかなか多彩だ。ボディのデザインもそれぞれ強い個性がある。これは選び甲斐のあるカテゴリーだ。

 次に燃費データを見てみよう。マツダ3はまだ国内のデータが出ていない。燃費データの低い順に並べてみる。



スバル・インプレッサスポーツ20.i-Sアイサイト JC08モード燃費:15.8km/ℓ

ホンダ・シビックHB JC08モード燃費:18.0km/ℓ

マツダ マツダ3HB(SKYACTIV-G2.0+M-Hybrid) NEDC複合燃費:19.61km/ℓ

トヨタ・カローラスポーツ ハイブリッドG JC08モード燃費:32.2km/ℓ

 これはもう圧倒的にトヨタのTHS2が優れている。マツダ3の2.0ℓM-Hybridは欧州複合モード燃費が先頃発表されている。19.61km/ℓの数字は、JC08ならもう少し上の数字になるだろう。もっとも、発表されるのはWLTCのモード燃費になるので、JC08モード燃費と横並びで比較できないが……。


 最後に、インテリアもお見せしておこう。

マツダ マツダ3HB

トヨタ・カローラスポーツ

ホンダ・シビックHB

スバル・インプレッサスポーツ

こんな記事も読まれています

マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
レスポンス
過酷すぎる走行テストを経て「ディフェンダー・オクタ」7月3日発表へ!プレビューイベントも開催予定
過酷すぎる走行テストを経て「ディフェンダー・オクタ」7月3日発表へ!プレビューイベントも開催予定
LE VOLANT CARSMEET WEB
新型「ミニ・エースマン」世界初公開! 第3の“新世代ミニ”は 全長4.1mの電動5ドア・クロスオーバーで登場
新型「ミニ・エースマン」世界初公開! 第3の“新世代ミニ”は 全長4.1mの電動5ドア・クロスオーバーで登場
VAGUE
マツダが新型“最上級セダン”「EZ-6」世界初公開! 光るグリル&半円4連テール&超豪華内装がカッコイイ! 斬新すぎる「マツダ6後継機!?」中国に誕生
マツダが新型“最上級セダン”「EZ-6」世界初公開! 光るグリル&半円4連テール&超豪華内装がカッコイイ! 斬新すぎる「マツダ6後継機!?」中国に誕生
くるまのニュース
そろそろTシャツの季節! ホンダファンにはたまらん歴代シビックのイラストTシャツはいかが?
そろそろTシャツの季節! ホンダファンにはたまらん歴代シビックのイラストTシャツはいかが?
ベストカーWeb
ガソリン代が高いからって寒いのをガマンしても得なし! クルマのエアコン「暖房オフ」は燃費にほぼ効果がなかった
ガソリン代が高いからって寒いのをガマンしても得なし! クルマのエアコン「暖房オフ」は燃費にほぼ効果がなかった
WEB CARTOP
使い勝手の良さを兼ね備えたアーバンSUV! ホンダ「ヴェゼル」がマイナーチェンジ
使い勝手の良さを兼ね備えたアーバンSUV! ホンダ「ヴェゼル」がマイナーチェンジ
LE VOLANT CARSMEET WEB
国産車初の電動メタルトップは駄作? なんで窓枠が残るのよ! 世にも不思議な[ソアラエアロキャビン]は今が底値!
国産車初の電動メタルトップは駄作? なんで窓枠が残るのよ! 世にも不思議な[ソアラエアロキャビン]は今が底値!
ベストカーWeb
ヒョンデの高性能EV『アイオニック5N』が日本上陸! 特別仕様車の予約開始
ヒョンデの高性能EV『アイオニック5N』が日本上陸! 特別仕様車の予約開始
レスポンス
ホンダが「新型SUV」正式発売! “SUV×セダン”融合させたデザイン採用!? ヴェゼルと違う「e:N」、中国に
ホンダが「新型SUV」正式発売! “SUV×セダン”融合させたデザイン採用!? ヴェゼルと違う「e:N」、中国に
くるまのニュース
「えっ?」メルセデス・ベンツの最新「Gクラス」は4モーターで“戦車みたいな旋回”を実現!? 実車との初対面で実感!「G580EQ」はすべてが驚異的
「えっ?」メルセデス・ベンツの最新「Gクラス」は4モーターで“戦車みたいな旋回”を実現!? 実車との初対面で実感!「G580EQ」はすべてが驚異的
VAGUE
三菱 ASX 改良新型…デザイン刷新&機能強化
三菱 ASX 改良新型…デザイン刷新&機能強化
レスポンス
ジャガー・ランドローバーは使用済みバッテリの二次利用システムBESSを開発し、循環型エネルギーシステムとして設置
ジャガー・ランドローバーは使用済みバッテリの二次利用システムBESSを開発し、循環型エネルギーシステムとして設置
Auto Prove
パナソニックHD、オートモーティブシステムズ譲渡で600億円の損失
パナソニックHD、オートモーティブシステムズ譲渡で600億円の損失
日刊自動車新聞
アルファロメオ、ジュリア/ステルヴィオの限定車 「Veloce Superiore」を発売開始
アルファロメオ、ジュリア/ステルヴィオの限定車 「Veloce Superiore」を発売開始
月刊自家用車WEB
日産が「新型セダン」を世界初公開! 2台の「ゴツSUV」も登場! 26年度までに投入の「新型モデル」4台を北京ショーで披露
日産が「新型セダン」を世界初公開! 2台の「ゴツSUV」も登場! 26年度までに投入の「新型モデル」4台を北京ショーで披露
くるまのニュース
メルセデスF1の作戦は“ガンガン行こうぜ”! マシンバランス改善する新パーツ開発中。次戦マイアミGPでもアップデート投入へ
メルセデスF1の作戦は“ガンガン行こうぜ”! マシンバランス改善する新パーツ開発中。次戦マイアミGPでもアップデート投入へ
motorsport.com 日本版
1台……超頑張っても2台しか曲がれないって短すぎん!? 極端に点灯時間が短い「右折の矢印信号」はどうすれば改善される?
1台……超頑張っても2台しか曲がれないって短すぎん!? 極端に点灯時間が短い「右折の矢印信号」はどうすれば改善される?
WEB CARTOP

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

193.7235.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

19.9219.9万円

中古車を検索
シビックの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

193.7235.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

19.9219.9万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村