独BMWは6月25日、PHEV(プラグイン・ハイブリッド)のスポーツモデル「i8」の最後の特別仕様車となる18台がライプツィヒ工場をラインオフしたと発表した。
EV専門のサブブランド「BMW i」の2番目のモデルとして2013年に発表されたi8は、231psを発揮する1.5L直3ガソリンターボエンジンに131psのモーターを組み合わせたスーパーカー。このカテゴリーに直列3気筒ユニットとは驚きだが、アルミ製シャシーとカーボンファイバーの軽量ボディにより、大容量バッテリーを搭載するにもかかわらず車重を1,500kgに抑え、0-100km/h加速4.4秒というスーパーカーに恥じない俊足を誇った。
デザインも先鋭的で、大型のエイを思わせるエクステリアには、左右別体のリアスポイラーや、上方向に大きく開くガルウイングドアを備える。インテリアも曲線的なインパネにフル液晶メーターが組み込まれるなど、未来からやってきたクルマのような印象だ。また、2017年に追加されたロードスターはオープントップ化により、これまた美しいスタイルを誇った。
i8は6年で2万台以上を売り、ブランドの歴史に名を刻むスポーツカーとなったが、その終焉を飾ったのは、ありったけのカスタマイズが施された18台のロードスター。ボディはオースチンイエロー、ブリティッシュレーシンググリーン、ルマンブルーなど、これまでi8に採用されたことのない特注カラーでペイントされ、内装にもアルカンターラ表皮のシートやスペシャルなトリムストリップが奢られるなど、エクスクルーシブな仕様となっている。
BMWによれば、サプライヤーの協力も仰いで完成したボディパネルや各パーツを、万全の品質確保のもとで輸送し組み立てるのは非常にチャレンジングなミッションだったとのこと。ラインオフを見守った18台それぞれのオーナー達も完成した愛車のフィニッシュに満足したことは間違いない。
BMW製EVの嚆矢となったi8。そのネームはブランドの歴史に燦然と輝き続けるだろう。
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人気だったとか、歴史に名を刻んだとかヨイショはいいけど、だったら尚更どうして後継もなく販売中止なのよって話。