この記事をまとめると
■ポルシェ718ボクスター/718ケイマンに設定された新モデル「スタイルエディション」を発表
【試乗】旋回加速度は驚異の1.5G! 地上の戦闘機「ポルシェ911GT3RS」をシルバーストーンで全開走行
■外装色に964型ポルシェ911に採用されていた紫色を新たに設定
■内装はブラックレザーを基調にしたことで落ち着いた印象を与える
紫のボディカラーが懐かしい718シリーズの新モデル
ポルシェのスポーツカーのエントリーモデル「718ボクスター/718ケイマン」。最大の特徴は、駆動方式をミッドシップにしたことで、兄貴分の911とはまた違った乗り味ながら、ポルシェらしい高い走行性能を実現していること。走りにこだわったスポーツカーのお手本として人気のモデルだ。
そんなポルシェ718ボクスター/718ケイマンに新たなモデル「スタイルエディション」が発表され、受注を開始した。
「スタイルエディション」最大の特徴は、964型ポルシェ911カレラRSに設定されていた紫のボディカラー「ルビーストーンレッド」を現代的に解釈し直した特別色「ルビースターネオ」を設定していることだ。当時の911を知っている人には懐かしさを感じさせるモデルと言えるだろう。
特別なのは外装色だけでなく、それ以外にも識別できる特徴は多い。
外装では、ホイールカバーにポルシェカラークレストをあしらった20インチの718スパイダーホイールやブラックのスポーツテールパイプ、リヤのハイグロスシルバーのポルシェロゴが標準モデルとの違いを演出。
さらに、718ボクスターにはエンボス加工された「Boxster」のロゴがソフトトップに施される。
シックでありながらも特別感を演出する内装
また、「スタイルエディション」では、追加料金なしでブラックかホワイトの選択が可能なコントラストパッケージを用意。このパッケージには、フロントのラゲッジリッドのデコレーティブストライプ、サイドの「PORSCHE」デコレーティブストライプ、ブラック&ホワイトハイグロス仕上げ塗装のホイール、リヤのモデルロゴが含まれている。
内装は、チョークのコントラストステッチ付きブラックレザーパッケージや、イルミネーション付きステンレスドアエントリーガード、ポルシェクレストヘッドレストを装備し、落ち着いた雰囲気の中に特別感を演出した空間になった。
「スタイルエディション」は、標準採用された装備が多いのも魅力だ。LEDデイタイムランニングライトを備えたバイキセノンヘッドライト、クルーズコントロール、ヒーター付きスムースレザーマルチファンクションステアリングホイール、シートヒーター、2ゾーンオートクライメートコントロール、クレヨンのコントラストステッチ付きフロアマットとブラックレザートリム、パワーステアリングプラスなどが標準装備となり、さらに豊富なオプションでアップグレードすることも可能だ。
パワートレインは2リッター水平対向4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力300馬力、最大トルク380Nmを発揮。トランスミッションは6速MTを標準装備し、オプションで7速PDKも選択可能。
718ボクスター/718ケイマン「スタイルエディション」の価格は、それぞれ910万円/871万円となる。
718ボクスター/718ケイマン「スタイルエディション」は、964型911で見る者を釘付けにした紫色の外装色が設定されるなど、昭和世代のクルマ好きには感動もの。もちろん、スポーツカーとしての実力も一級品だから、全世代のクルマ好きにおすすめできるクルマになっている。
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みんなのコメント
ディラーの話しでは、もうEVのケイマン、ボクスターしか製造しないため、これが最後のガソリン車の黒だそうです
スタイルエディションも製造は少なく、ディラーには割り当て両方数台です。しかも既存のお客様、今ケイマン、ボクスターの注文してる方抽選で、購入は無理です。