昨年4月に「2040年に世界販売のすべてを電気自動車(EV)または燃料電池車(FCV)にする」という意欲的な計画をぶち上げたホンダ。注目の日本市場については、まず2030年にEVおよびFCVの販売比率を20%に引き上げるほか、2024年には軽自動車のEVを投入するとしている。そこで、現行型のフルチェンジ時期などをベースに、どのモデルが電動化されるのか予想してみた。
現状ホンダが国内販売しているEVは「Honda e」のみ。Honda eは航続距離が283kmとやや短いうえ、スタート価格も451万円(税込)となっており、現状の航続距離/価格水準で販売比率20%を実現するのはまず無理だろう。一方、FCVは数年内で劇的な価格低下は見込めないと判断し、一旦度外視する。
となると、まず予想されるのは、十分な容量の電池を搭載するためのスペースがあり、市場の人気も高いSUVのEV化だろう。同分野では日産が「アリア」を実用化し、トヨタもまもなく「bZ4X」を発売する予定。では、ホンダのSUVといえば目下「ヴェゼル」の人気が高く、水面下では次期型のEV化が進んでいることだろう。実は、ホンダの合弁会社は11月に中国市場でヴェゼルにそっくりな「e:NS1」および「e:NP1」というEVを発表しており、このあたりのノウハウも次期ヴェゼルEVに注がれるとみられる。
もちろん、ほかにも台数が見込みやすいボリュームモデルの「フィット」や同車をベースにする「フリード」にもいずれEV版が設定されるに違いない。そして「ステップワゴン」は新型が今春登場し、すでにe:HEVの登場は予告されているが、2020年台後半に登場するであろうその次の型ではEV化するはずだ。
もうひとつ注目の軽EVは、まず商用車から展開される模様。電池容量を抑え低価格を実現しつつ、航続距離の短さは走行ルートが限定される商用車用とすることでカバーする戦略と見る。車種は2018年にデビューした「N-VAN」の次期型になりそうだが、一般のユーザーが気軽に乗れる乗用軽EVはもう少し待つ必要がありそうだ。
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みんなのコメント
ホンダや日本勢は、現実見ながらマルチ・オプションで電動化や次世代化を慌てずに上手く進めれば良い。