現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 【このプジョーRCZなんぼ?】というか、そもそもこのRCZ 16Vターボってなんだったっけ? スタイリッシュなプジョークーペ?

ここから本文です

【このプジョーRCZなんぼ?】というか、そもそもこのRCZ 16Vターボってなんだったっけ? スタイリッシュなプジョークーペ?

掲載 1
【このプジョーRCZなんぼ?】というか、そもそもこのRCZ 16Vターボってなんだったっけ? スタイリッシュなプジョークーペ?

プジョーRCZ 16Vターボ(2011)。滑らかなラインとパワフルなターボエンジンが印象的なプジョーRCZ。2011年モデルがeBayで、11,500ユーロ(約185万円)で売りに出されている。

プジョーは2010年秋に「RCZ」を発表した。このクーペは、「プジョー308」をベースにしている。2015年まで、「プジョーRCZ」はドイツで顧客を探し、「アウディTT」、「ポルシェ ケイマン」、「日産370Z」などの領土で密猟した。

【クラシック オブ ザ デイ】一貫してエアロダイナミクスにこだわって設計された5代目トヨタ製クーペ セリカ ターボとは?

2011年製の「プジョーRCZ 16Vターボ」がeBayで11,500ユーロ(約185万円)で販売されている。

現在のオーナーは、この車を手つかずの無事故車だと宣伝している。ボンネットの下には、156馬力)のターボガソリンエンジンが搭載されている。スピードメーターは走行距離89,000kmを示している。

クーペには運転席、助手席、サイドエアバッグなどが装備されている。このプジョーは、アルミニウム製ルーフアーチ(グロスブラック)、クロームメッキのラジエーターグリル、エキゾーストトリム、アルミホイール、ボディカラーに塗装されたバンパーで外観を飾っている。

このプジョーRCZのコックピットには、アルミニウムペダル、アルミニウムドアシル、WIPサウンドオーディオシステム(MP3機能付きラジオ/CDプレーヤー)、レザースポーツシートが装備されている。インテリアでは、デュアルゾーンエアコンディショナー、レザースポーツシート、SOSボタン付きプジョーコネクトボックス(緊急通報装置)、レザースポーツステアリングホイールなどが装備されている。

AUTO BILDのテストによる加速値も印象的で、0-100km/h加速7.8秒は、このパフォーマンスクラスでは立派な値である。

大林晃平:「プジョーRCZ」が生まれてからもう15年も経つのかぁ・・・と改めて思う。「プジョーRCZ」は当時の「308」をベースに開発され(コンセプトモデルの時は正直に?「308RCZ」という正式名称を持っていた)、生産も含めてオーストリアのグラーツにあるマグナシュタイアが担当した。ということはフランス車ではなく、オーストリア車なのだが、今やこういう風に開発も生産もマグナシュタイアやコンチネンタルやボッシュに委託(丸投げ)する例は多く、メルセデス・ベンツ ゲレンデヴァーゲンは有名な例だし、BMWのいくつかのモデルなどもそうだ。

「プジョーRCZ」はプジョーとしては初めて「ゼロ」をはさんだネーミング、(106だとか205とか405とか504)を捨て、「RCZ」というローマ字3文字だけの名前を与えられて2010年に生産が開始された。

開発陣の頭の中に「アウディTT」があったことはもう間違いなく、バブルルーフのアーチ部分などを見ると、あれにしたかったのだなぁという思いを自然と抱いてしまう。

そんな「RCZ」だが、日本に導入された当時、数々のメディアの評価は、乗り心地が悪い、オートマチックトランスミッションがバカ、なんだかよくわからない、などなど実に辛辣で、プジョーが大好きな僕も、これは選ばないなぁという(申し訳ない)一台であった。

後期モデルでは乗り心地の悪さはかなり改良されたと聞くが、結局2015年に30台のファイナルエディションファイナルエディションが日本で発売されて終了となった。

令和6年3月22日現在、日本では81台(けっこう多い)の中古車が流通中。程度にもよるが100万円から150万円もあれば購入できる。個人的には直4ターボディーゼルエンジン(6MT)のモデルが希望だが、残念ながら日本には未導入だ。

Text: Thomas ArndtPhoto: catkarlo / eBay

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

フランス人スター選手と一緒の気分? 歴代最強プジョー 508「PSE」 505 GTiと乗り比べ
フランス人スター選手と一緒の気分? 歴代最強プジョー 508「PSE」 505 GTiと乗り比べ
AUTOCAR JAPAN
セカオワが「愛車売ります!」CDジャケットにも使用した印象的なクルマ
セカオワが「愛車売ります!」CDジャケットにも使用した印象的なクルマ
乗りものニュース
トヨタWRCラトバラ代表、母国戦の勝田貴元に望むのは“表彰台”獲得。今季は1戦欠場の判断も「彼が本当に速いのは分かっている」
トヨタWRCラトバラ代表、母国戦の勝田貴元に望むのは“表彰台”獲得。今季は1戦欠場の判断も「彼が本当に速いのは分かっている」
motorsport.com 日本版
メルセデスAMGが待望のWEC&ル・マン参入! アイアン・リンクスと提携、2025年LMGT3に2台をエントリーへ
メルセデスAMGが待望のWEC&ル・マン参入! アイアン・リンクスと提携、2025年LMGT3に2台をエントリーへ
AUTOSPORT web
TCD、モータースポーツ事業を承継する新会社『TGR-D』を2024年12月に設立へ
TCD、モータースポーツ事業を承継する新会社『TGR-D』を2024年12月に設立へ
AUTOSPORT web
ウイリアムズとアメリカの電池メーカー『デュラセル』がパートナーシップを複数年延長
ウイリアムズとアメリカの電池メーカー『デュラセル』がパートナーシップを複数年延長
AUTOSPORT web
“650馬力”の爆速「コンパクトカー」がスゴイ! 全長4.2mボディに「W12ツインターボ」搭載! ド派手“ワイドボディ”がカッコいい史上最強の「ゴルフ」とは?
“650馬力”の爆速「コンパクトカー」がスゴイ! 全長4.2mボディに「W12ツインターボ」搭載! ド派手“ワイドボディ”がカッコいい史上最強の「ゴルフ」とは?
くるまのニュース
フェラーリ育成のシュワルツマンが陣営を離脱。2025年はプレマからインディカーに挑戦
フェラーリ育成のシュワルツマンが陣営を離脱。2025年はプレマからインディカーに挑戦
AUTOSPORT web
スバルBRZに新たな命を吹き込む 退役軍人のセカンドキャリアを支援する英国慈善団体
スバルBRZに新たな命を吹き込む 退役軍人のセカンドキャリアを支援する英国慈善団体
AUTOCAR JAPAN
オープンカー世界最速はブガッティ!「ヴェイロン」より45キロも速い「453.91km/h」を樹立した「W16ミストラル ワールドレコードカー」とは?
オープンカー世界最速はブガッティ!「ヴェイロン」より45キロも速い「453.91km/h」を樹立した「W16ミストラル ワールドレコードカー」とは?
Auto Messe Web
『ローラT92/10(1992年)』“賃貸住宅ニュース”で強いインパクトを残した新規定グループCカー【忘れがたき銘車たち】
『ローラT92/10(1992年)』“賃貸住宅ニュース”で強いインパクトを残した新規定グループCカー【忘れがたき銘車たち】
AUTOSPORT web
リバティ・メディアCEOマッフェイの退任、背景にあるのはアンドレッティとのトラブルか
リバティ・メディアCEOマッフェイの退任、背景にあるのはアンドレッティとのトラブルか
AUTOSPORT web
約10年ぶりに“メイド・イン・イングランド”に!? 新型「ミニ・コンバーチブル」が“ミニの聖地”で生産開始
約10年ぶりに“メイド・イン・イングランド”に!? 新型「ミニ・コンバーチブル」が“ミニの聖地”で生産開始
VAGUE
【クルマら部】「ポルシェ911」クルマ愛クイズ!全4問・解答編
【クルマら部】「ポルシェ911」クルマ愛クイズ!全4問・解答編
レスポンス
昭和の香り残す街に130台のクラシックカー…青梅宿懐古自動車同窓会2024
昭和の香り残す街に130台のクラシックカー…青梅宿懐古自動車同窓会2024
レスポンス
三菱「新型SUVミニバン」公開! 全長4.5m級ボディדジムニー超え”最低地上高採用! タフ仕様の「エクスパンダークロス アウトドアE」比国に登場
三菱「新型SUVミニバン」公開! 全長4.5m級ボディדジムニー超え”最低地上高採用! タフ仕様の「エクスパンダークロス アウトドアE」比国に登場
くるまのニュース
新型フォルクスワーゲン・ティグアン発売。7年ぶり全面刷新、2Lディーゼルと1.5Lハイブリッドを展開
新型フォルクスワーゲン・ティグアン発売。7年ぶり全面刷新、2Lディーゼルと1.5Lハイブリッドを展開
AUTOSPORT web
【第2回】サイトウサトシのタイヤノハナシ:スタッドレスタイヤはなぜ効く?
【第2回】サイトウサトシのタイヤノハナシ:スタッドレスタイヤはなぜ効く?
AUTOCAR JAPAN

みんなのコメント

1件
  • dje********
    勝手にアウレディZなんてあだ名つけました笑
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

412.0550.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

49.0406.8万円

中古車を検索
RCZの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

412.0550.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

49.0406.8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村