三菱デリカD:2が新エンジンを搭載してフルモデルチェンジ

三菱自動車が、コンパクトミニバン「デリカD:2（ディーツー）」をフルモデルチェンジして、全国の系列販売会社を通じて販売を開始した。

基本装備の「HYBRID MX」、充実装備の「HYBRID MZ」、ナビゲーションシステムを標準装備とした「HYBRID MZ Navi Package」、カスタムモデルの「CUSTOM HYBRID MV」の4グレード展開とし、全グレードに2WD/4WDを設定する。プラットフォームを新開発し、室内空間を拡大しながら、約-100kgの徹底した軽量化を実施。さらに、新開発の1.2Lエンジンとマイルドハイブリッドシステムを搭載し、燃費は27.8km/L〈2WD〉（JC08モード燃料消費率）を実現した。

インパネなどの張り出しを極力抑え、フロントシート間の距離を拡大したことで、前後と後席間の移動がよりスムーズになった。さらに後席スライドドアの開口長を640mm（先代モデル比 +60mm）に拡大。ホイールベースも延長し、直進安定性を向上させながら、最小回転半径を4.8m（先代モデル比 -0.2m）として取り回し性を高めた。

衝突被害軽減ブレーキシステムや誤発進抑制機能（前進時）が組み合わさる最新の予防安全技術「e-Assist」を、機能をさらに向上させて全車に標準装備する。

価格は、178万7400円～218万7000円。