MINI Electric Pacesetter inspired by JCW
MINI エレクトリック ペースセッター インスパイアード by JCW
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残念ながら市販の予定はなし
コンパクトカーの永遠のアイコン、MINI。ベーシックな3ドア/5ドアのハッチバックに加え、コンバーチブルやワゴン仕様のクラブマン、SUVのクロスオーバーなど、様々なボディタイプをラインナップして多くのファンに支持されている。
そもそも小排気量のエンジンを無駄のないパッケージングで詰め込んだ小さなボディを運ぶという効率的思想をもとに生まれたMINIだが、それでも昨今の電動化の流れはおざなりにできず、2020年には“MINI量産史上初のピュアEV”として「MINI エレクトリック」も発売した。
そのMINIエレクトリックに、とうとうエンスージアスト待望のJCWが誕生した・・・といっても、残念ながら市販の予定はいまのところない。今回登場した「MINI エレクトリック ペースセッター インスパイアード by JCW(MINI Electric Pacesetter inspired by JCW)」は、フォーミュラEのセーフティーカーとして製作された特別な1台なのだ。
「JCWと電動化は好相性」
MINIブランドの責任者であるベルント・ケルバー氏は次のように語る。
「我々はMINI エレクトリックで、ドライビングの楽しさとエレクトリックモビリティは共存できるということを証明してきました。その可能性をさらに一歩押し進めるのが、ジョン クーパー ワークスのパフォーマンスとエレクトリックモビリティを融合したMINI エレクトリック ペースセッター インスパイアード by JCWです。このMINI エレクトリックの特別仕様は、フォーミュラEのセーフティーカーとして開発したもので、公道での使用は意図しておりません。しかし、JCWブランドの電動化へのひとつの道筋を示すものでもあるといえるでしょう。私個人的には、メッセージは明快なんです。つまり、ジョン クーパー ワークスと電動化は相性がいいということですね」
後席を排除しロールケージを搭載
MINI エレクトリック ペースセッター インスパイアード by JCWの開発は、BMWモータースポーツと密に連携して行われた。ホイールアーチやフロント/リヤエプロンの形状をサーキット走行用に最適化するとともに、軽量化も実施。エアスパッツやスポイラーにはリサイクル材を使い、3Dプリンターで精密に造形したものを用いている。
インテリアは、軽量化のために必要最小限の装備類以外を取り払っている。後席は排除し、運転席には6点式ハーネスを搭載。シフトセレクターやハンドブレーキ、シグナル用スイッチ、中央ディスプレイのカバーなどはカーボンファイバー製とし、ドライバー背後にはレーシングホワイトにペイントしたロールケージを備えている。さらに、ドライバーの体型や運転姿勢に合わせた正確なポジションを取れるように、シートには3Dプリント製の脱着可能なパッドを装着した。
タイヤはフォーミュラEマシンと共通
数々の軽量化施策により、約130kgのダイエットを敢行。車重はピュアEVとしては軽量な1230kgに留めている。サスペンションもレース仕様とし、ブレーキも強化。ホイールはMINI ジョン クーパー ワークス GPと共通デザインで、タイヤはミシュラン パイロット スポーツ(245/40R18インチ)を装着している。このタイヤは、フォーミュラEのマシンがフロントに採用しているのと同じものである。
MINI エレクトリック ペースセッター インスパイアード by JCWのデビューは、2021年4月10日にローマで行われるフォーミュラEの第3戦。そのステアリングを握るのは、セーフティカードライバーのベテラン、ブルーノ・コレイア。彼は次のようにコメントしている。
「機敏性、パフォーマンス、そしてクールな見た目。フォーミュラEの世界選手権に投入するMINI エレクトリック ペースセッター セーフティーカーは、その全てを身にまとっています。運転するのがとっても楽しいんですよ、そう、まるでカートをしているみたいにね」
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