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新型GRMNヤリス登場!700万円超のホットハッチが凄い!

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新型GRMNヤリス登場!700万円超のホットハッチが凄い!

1月14日、TOYOTA GAZOO Racing(以下、TGR)は、東京オートサロン2022で「GRMNヤリス」を発表した。

パーソナライズプログラムも体験できる!

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1月14日から1月16日まで千葉県・幕張メッセで開催中の東京オートサロン2022で、GRMNヤリスが披露された。

GRMNヤリスは、量産車のGRヤリスをベースに、GRの頂点とされるGRMNの名前を冠したフルチューンの限定コンプリートモデルだ。

ボディには、軽量高剛性なカーボン(綾織CFRP)をフードやルーフ、リヤスポイラーなどに採用。さらにリアシートを撤去し、乗車定員を2名としたことで、約20kg軽量化、車両重量はベースの1280kgから1250~1260kgとなった。

くわえて、スポット溶接打点数を545点増やし、構造用接着材を12m長く塗布することにより、ボディ剛性を強化。生産は、GRヤリス同様、元町工場の専用ラインを使用し、「匠」の技能を有する従業員が組み立てる予定という。

6速のマニュアル・トランスミッションは、ギアレシオをエンジンのパワーバンドを効率的に使えるように1速~4速ギアをクロスレシオ化し、駆動力を最適化すべくファイナルを低く設定している。耐久レースなどでの信頼性向上のため、1、3、4、5速とファイナルギヤにSNCM(ニッケルクロムモリブデン鋼鋼材)を採用するなど、トルク強度と疲労強度を大幅に向上させたという。

1618cc直列3気筒ガソリンターボ・エンジンは、最高出力こそ272ps/6500rpmで変わらないものの、最大トルクは370Nm/3000~4600rpmから390Nm/3000~4600rpmに向上している。

パッケージ・オプションとして「“Circuit package”」と「“Rally package”」が用意される。前者は、BBS製GRMN専用18インチホイールや専用ブレーキ、ビルシュタイン製減衰力調整式ショックアブソーバー、カーボン(綾織CFRP)製リアスポイラー、サイドスカート、リップスポイラーなどを装備する。

後者はGRがチューニングしたショックアブソーバー&ショートスタビリンク、アンダーガード、ロールバー(サイドバー有)が備わる。

価格は731万7000円。“Circuit package”装着車は846万7000円、“Rally package”は837万8764円。台数はトータル500台限定で、抽選販売となる。

申し込みは1/14(金)~2/28(月)までWebで実施。3/9(水)に当選者へ連絡する。商談(受注)は春頃にスタートし、春~年央に成約者様向け“パーソナライズプログラム体験”提供後に納車となる。

パーソナライズプログラム体験とは、全国のサーキットなどの指定会場で運転データを分析し、GR Garageでカスタマイズを実施するユニークな取り組みだ。

ステアリング、エンジン、駆動配分といった電子制御のソフトウェアと、アブソーバーの減衰力、バネレート、空力パーツといったハードウェアを細かく最適化するという。

東京オートサロンに展示されていた実車は、かなりの迫力だった。わかりやすいカーボン・パーツが特別なGRヤリスであることを主張する。開発は「モータースポーツの現場で“スピーディに、かつ人に合わせて進化するクルマ”を、お客様にもお届けしたい」という“モリゾウ”こと豊田章男社長の思いからスタートしたという。カーガイ、章男社長のエンスージアズムの結晶が、モータースポーツでの使用を前提とするに限定500台のGRMNヤリスなのだ。

700万円オーバーとはいえ、申し込み殺到は間違いない。はたして倍率はどれほどになるのか……。

文・稲垣邦康(GQ) 写真・安井宏充(Weekend.)

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みんなのコメント

12件
  • ノーマルで十分のりごたえがあるのに
    3気筒ターボに700万出せる大人になりたかった。
  • どこまでセッティングを出すのか分からないが、メーカーが個人にチューニングするなんて少し前まで夢の話だったよね。それでこの価格なら価値ありそう。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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