MotoGP第20戦バレンシアGPは、フランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)が勝利。2023年のMotoGPチャンピオンに輝いた。昨シーズンに続き連覇を果たしたバニャイヤは、この結果を大いに誇っている。
バニャイヤは最終戦に、ランキング2番手のホルヘ・マルティン(プラマック)に21ポイント差をつけて挑んだ。スプリントレースではマルティンが優勝、バニャイヤは5位に終わったことで、その差は14ポイントまで縮まり、最終決戦となる日曜日の決勝レースを迎えた。
■タイトル争いはマルティン転倒で決着! バニャイヤ優勝し、最高の形でMotoGPを2連覇|MotoGPバレンシアGP決勝
その決勝レースでバニャイヤはマルティンとの直接対決が展開された。しかしマルティンは、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)と接触し転倒し、この時点でバニャイヤのチャンピオンが決定した。バニャイヤはレースにも勝ち、これ以上ない形でMotoGP連覇を達成した。
バニャイヤはレース後の記者会見で、ゼッケンナンバー1を付けている以上、ランキング2位では満足できなかったと語り、1位となるために全てを完璧にこなせたと振り返った。
「ランキング2位で終えていたら満足できなかっただろう。ゼッケンナンバー1をつけているということは、自分がナンバーワンだということを証明する必要があるからだ。そして僕らはナンバーワンだということを示すために、全てを完璧にこなしたと思う」
「今シーズン後半戦ではなおさらだったよ。僕らのほうが速いことが何度もあったし、常により多くのポイントを手にできるメインレースのある日曜日に競争力を持ち、より速く、より強くあることができた」
「昨シーズンもとても誇れるシーズンだったと思う。でも今年はそれ以上だ。1番を身につけていながら多くのミスを犯し、不運な状況もあったけど、僕らはまたタイトルを獲得できたからね。本当に誇りに思うべきだろう」
昨年はヤマハ相手に初チャンピオンを手にしたバニャイヤ。しかし今年は同じドゥカティ陣営のマルティンとの戦いだったことで、データも共有されていることから、違う難しさがあったという。
そして連覇を果たした今、2022年と比べてチャンピオンとしてどう成長したかをバニャイヤに尋ねると、彼は次のように語った。
「より競争力がついた、というところかな」
「昨年、僕は最終戦にもっとプレッシャーがかかった状態で(最終戦に)挑んでいた。23ポイント差があったのにね」
「つまり、全く違う状況だったんだ。今回は14ポイント差で決勝に挑んだ。ホルヘは昨日本当に速かった。でも僕は状況により上手く対処するという点や冷静さという点で、かなり大きく前進していたと思う」
「チームも僕のことを凄く助けてくれた。これからも理解を深め続けていくし、ミスからも学ぼうとしていくことになるだろう」
「僕は昨年既に準備ができていて、学んだと思っていた。でも今年は最初の2~3戦で昨年と同じミスを犯してしまった。毎年が自分自身を改善していくプロセスなんだと思う。だから毎年学び、改善し続けていく必要がある」
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